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ウォーキング・デッド7 第13話「決壊した良心」| あらすじ感想

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Episode13   Bury Me Here

 

【ざっくりあらすじ】
救世主への攻撃を諦めない王国のリチャードは、エゼキエルに戦いを決意させる作戦を考えていた。

 

 

 


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↓ネタバレを含みます↓

 

 

メロン1個の重み

いつものように救世主との契約を果たすため、エゼキエルと側近たちは物資を積み王国を出発した。

途中、道路がカートでふさがれ通行できず、リチャードの指示で全員トラックを降り周囲を警戒した。不審なものは見当たらず、見つかったのは建物の裏手にあった「私をここに埋めてくれ」という墓穴だけだった。

 

カートの場所で時間がかかり、エゼキエルたちは約束の時間に遅れてしまった。遅れた理由を説明しようとしたが救世主は耳をかさず、反論したジェリーを殴り倒した。

 

物資を確認した救世主は「銃ももらう」と命令した。エゼキエルは「契約と違う」と訴えるが、救世主は「銃をもらうか、銃を使うか」だと譲らない。結局、エゼキエルは銃を救世主に手渡し、ほかの面々も従った。

銃を取り上げた救世主はメロンの数が1個足りないと指摘し、エゼキエルに確認させた。王国を出発するときはあったはずなのに、確かに1個足りない。エゼキエルは「1時間後に2倍の数を渡す」と交渉するが、救世主は「今、この場で問題を解決する」と言い譲歩の姿勢を見せない。王国のメンバーの銃を取り上げたのは、これから制裁を加えるためだった。

 

いつもリチャードに対し敵意むき出しの男が、リチャードに銃を向けた。リチャードは心を決めている様子で、銃を突きつけられても恐れを見せない。男はリチャードではなくベンジャミンに向け引き金を引いた。救世主は「明日、不足分を補充し理解したと示せ」と命じ、引き上げた。

 

エゼキエルたちは王国より近いキャロルの家へベンジャミンを運んだが、助けることはできなかった。ベンジャミンの死が息子の死と重なり、モーガンは師に出会う前のように混乱した。

 

 

 

リチャードの本望

モーガンはメロンの件を仕組んだのはリチャードだと気が付いた。

リチャードは自分が犠牲になることでエゼキエルを戦いに向かわせようと計画したのだ。モーガンに詰め寄られたリチャードは、自分がしたことを全てみんなに打ち明け、救世主に従うふりをしてアレクサンドリアやヒルトップとともに救世主を倒すと話した。

 

翌日。不足分のメロン1個を届けるため、エゼキエルたちは救世主との取引場所へ向かった。ベンジャミンが死んだと知った救世主は、ベンジャミンを撃った男に「俺が殺す前に歩いて帰れ」と命令した。まだ自分のしたことをエゼキエルに打ち明けていないリチャードが計画通り救世主に従うふりをしたとき、モーガンがリチャードに襲い掛かった。

 

王国のメンバーも救世主たちも息をのみモーガンがリチャードを殺す様を見ていた。モーガンは全員の前でリチャードの計画を暴露した。そしてリチャードが示そうとしていた「自分たちが何をすべきか理解している」ことを、救世主に訴えた。救世主は「また来週、同じ時間に」とだけ告げ引き上げた。

 

 

戦いへ・・・

リチャードを埋葬したモーガンはキャロルを訪ねた。モーガンは平然と「リチャードを殺した」と話し、明らかに様子が違っている。ダリルから聞いたアレクサンドリアの話しを疑い不安を募らせていたキャロルに、モーガンは本当のことを知りたいかと確認した。

 

キャロルは、グレンやエイブラハムたちが犠牲になり、アレクサンドリアが救世主に支配されたと知った。そして、一人ずつ救世主を倒すと言い出て行こうとしたモーガンを引き留めた。

 

キャロルは荷物をまとめ、戦いに備えるため王国へ移った。

 

 

おちゃのま感想 ★★★☆☆

ああ・・・ベンジャミンが犠牲に(泣)
この世界で少年らしい純粋さを残している稀有な存在だっただけに・・・非常に残念っ。
カールやジュディス(そもそも登場が少ないけど)以外の子供は生き延びる確率がぐーんと低いです。というか、むしろ生き延びれないですよね~。これはもう、イーニッドには頑張ってもらわないと・・・。
 
リチャードはリックたちの計画を知った時点で、王国を出てリックたちに加わろうとは思わなかったんですかね~。
攻撃するだけでなく、救世主を倒すためには王国の参加が必須と考えたのかな。それとも”王国”への愛着が強かったのか。
リチャードの作戦は、必ず誰かの”犠牲”のうえに成り立ってるところが残念でした。前回はキャロルを犠牲にしようとしてましたよね。今回は一応自分が犠牲になるつもりだったけど、おそらく自分の命ではエゼキエルを動かせないと考えていたのかなー。それもまた寂しい・・・。
これで王国も戦いへ・・・
 
壊れつつあるモーガンが心配な一方で、立ち上がったキャロルは頼もしい。
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