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スイート・トゥース2~ 鹿の角を持つ少年~ 5~8【あらすじ感想】

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Sweet Tooth2
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Episode5〜8

この記事は下記のエピソードを簡単にまとめたものです。詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。

第5話 代償(What It Takes)
第6話 始まり、そして今(How It Started, How It’s Going)
第7話 あなたを見つける(I’ll Find You)
第8話 ラストマンに捧げるバラード(The Ballad of the Last Men)



【ざっくりあらすじ】脱走したガスを捕らえたアボットは、見せしめに片方の角を切断する。ショックを受けたガスを見たウェンディは「もっと強い角が生えてくるよ」と励まし、ハイブリッドの子供たちもガスを受け入れる。一方、自力で動物園に到着したジェップはエイミーの情報と引き換えにガスを取り戻そうとするが、ハイブリッドのボビーを助けたことで捕らえられてしまう。

あらすじ

動物園脱出

シン医師を信じたのは間違いだったと悟ったガスは、このままだと全員殺されると確信する。救出を待てない子供たちは脱出計画を実行に移し、囮になったガスはプレゼン中のアボットの声を聞く。『救済の街“エバーグリーン”』実現のため、治療薬を切り札にしたアボットは手を組みたい3つの組織のボスを説得中だった。そんなアボットの前に歩み出たガスは「人間の敵は疫病で、僕達じゃない」と訴え、アボットが秘密にした治療薬の原料はハイブリッドの子供だと教えてしまう。

ジョニーのおかげでその場から逃げたガスは、檻に閉じ込められたジェップと再会する。エイミーとエアロードの攻撃が始まり、混乱する動物園から脱出したジェップとガスはハイブリッドの子供たちと合流し、手に入れたバスを走らせる。再会を果たしたウェンディとエイミーも追いつき、一行はイエローストーンを目指す。はしゃぐ子供たちを優しく見守るエイミーは、自身に表れた感染の症状に気づく。

イエローストーンにて

ガス救出のためラストマンに入隊したベアは、アニマル軍のタイガーと再会したことで、一緒に入隊したジョーダンに素性を知られてしまう。家族のもとへ戻るようジョーダンを諭したベアは和解したタイガーと動物園を目指す。しかし、ガスに幼い頃に奪われた妹を重ねるベアの思いを知ったタイガーはラストマンとの戦いを引き受け、ガスたちのバスに乗ったベアは成長した妹ウェンディを見つける。

イエローストーンの森に隠されたガスがパッバと暮らした小屋は、変わらぬ姿でそこにあった。エイミーが死を覚悟する傍らで、ベアは子供たちに慕われるようになる。しかし、ママであるエイミーの感染を知り動揺しているウェンディに姉だと打ち明けられない。

穏やかな時間は続かず、ラストマンに挑んだアニマル軍は全滅し、命がけで危険を知らせたタイガーも息を引き取る。逃げるより戦うと決めたエイミーとジェップにガスも加わり、子供たちはベアが安全な場所へ連れて行く。

ラストマンとの戦い

戦いの準備を済ませたガスたちは狼煙を上げ、アボットをおびき寄せる。一方、ヘリで森に到着したアボットは裏切った弟ジョニーを撃ち殺す。家族という理由で兄に囚われるジョニーは子供たちを殺す兄を止めようとし、失敗したのだ。

戦いは森を知るガスたちが優勢だった。最後に残ったアボットを仕留めたのは、ジェップでもエイミーでもなくガスだった。追い詰められたガスの叫び声を聞いた動物がアボットを襲ったのだ。知らなかった能力に驚く一方で、アボットに撃たれ、射抜かれたガスは重症だった。

次なる冒険へ

ガスが眠り続ける中、エイミーの葬儀が行われる。ジェップは子供たちを愛し守ったエイミーを称え、子供たちはママに別れを告げる。一方、エイミーの死を受け入れたウェンディは、ようやく姉だと名乗ったベアと心を通わせるようになる。

不思議な力に導かれ、助けを求めるバーディにたどり着く夢を見たガスが目覚めると、傍らにはすでにアラスカ行きを決めているジェップ、ベア、ウェンディがいた。ガスがアラスカを目指すと知っている3人は子供たちを預ける先も決め、目的地も把握していた。目的地は、パッバがガスのために作った絵本の中にあった。パッバが絵本に使ったアラスカの地図には目的地が記されていたのだ。

誰もいなくなった小屋に、治療薬完成にはガスが不可欠と気づいたシン医師が現れる。完成したはずの治療薬からウイルスが検出されたことで、シンはますます治療薬に執着し、ハイブリッドの子供たちを殺して作られた治療薬を拒むラニはシンのもとを去っていた。答えを求めるシンは、小屋に残されたアラスカの地図を見つけた。

バーディのメッセージ

ベアがバーディの家から持ち出したカセットテープには、リチャード(パッバ)へのメッセージが吹き込まれていた。

ガスを託したリチャードを見送った後、捕らえられたバーディは、『白夜の太陽計画』を推し進めていたジリアンのもとへ連れて行かれた。ベッドに横たわるジリアンは、世界を崩壊させたウイルスの患者第1号だった。「性急に研究を進めると大惨事を招く」という科学者の忠告を無視したジリアンは、臨床試験を自ら試し、大惨事を招いたのだ。

治療薬が必要なジリアンはガスを差し出すよう求め、世界がガスを追うことになると悟ったバーディはリチャードを捜すことを諦め、世界を救う答えがあるはずのアラスカを目指したのだ。

 

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おちゃのま感想

後半4話は怒涛の展開でした。ファイナルとなる次シーズンでの新たな冒険を示唆しつつ、エイミーやジョニーが去ってゆきました。それぞれがたどる経緯をきちんと描き、すべてのシーンに意味を感じる濃厚な4話でした。

最初に残念だった点をあげると、アボットの最後はちょっと物足りなさが残ります。エイミーが文字通り命を賭けて戦った最後の戦闘はワクワクと感動の素晴らしい内容だったけど、将軍アボット率いる軍のショボさ(泣)ラストマンって、崩壊後のアメリカを支配するくらいの大きな組織だと思ってたんだけどな。違ったのね。

アボット軍についての若干のモヤモヤはさておき、兄アボットに従ってたジョニーの最期は心が痛くなるものでした。逃げるチャンスは何度もあったのに、兄のもとに留まったジョニー。そんなジョニーを手放せなかったアボット。兄を慕う弟、弟を守る兄、という絆が世界の崩壊とともにいびつな形に変わり、変わったことを直視できないまま時間が過ぎ去ったのかな。ジョニーの歌声が耳に残り、見終わった後もあれこれ想像を巡らせ、感傷的な気持ちにさせられます。

世界崩壊の原因は、遺伝性疾患を持つジリアンの傲慢さでした。人間の傲慢さが災いを招くということは現実社会でも起こりうることで、パンデミックに見舞われたわたしたちへの警鐘のようでした。

さて、次シーズンへ目を向けると、エイミー退場は残念でなりませんが、チームが揃ったガスの新たな冒険にワクワクしています。(ワクワクついでに言うと、子供たちを預けることになったアンダーソン家の再登場は嬉しいサプライズで、胸が高鳴りました〜)コロラドまでの旅を思うと、アラスカ行きは無謀な挑戦。エアロードのみなさんが再登場するかな?治療薬に取り憑かれたシン医師のことなど・・・いろいろと楽しみ。残すところあと8話。今シーズン、ぐっと身長が伸びたガスの成長度合いも気になります。

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