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サルベーション1ー地球(せかい)の終焉ー 第8話「モスクワの長い一日」【あらすじ感想】

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Episode8  From Russia, with Love

【ざっくりあらすじ】
カティア殺害の容疑者として指名手配されたダリウスとグレースは偽造パスポートを手に入れた。ダリウスは「生きて帰れない可能性もある」とリアムに知らせ、万が一に備えリアムにすべてを託した。ハリスはふたりの救出を訴えるが、カルフーンとクレアは「失敗したら世界大戦が始まる」と反対した。

 

 

 

 

信頼の証明

鉄道での出国を試みたダリウスとグレースはパスポートのチェックで止められた。覚悟を決めたふたりは投降し、ロシア政府は壁に血痕と銃弾の痕があるいわくありげな部屋へふたりを閉じ込めた。

 

 

部屋へ入って来た人物はクロフトだった。リアムが撃った弾は致命傷ではなかったのだ。ラズロの件は謝ると言いながら「わたしのおかげで君は生きているんだぞ」と恩着せがましい口ぶりのクロフトは、タンズ社の資源でEMドライブを造りたいと要求した。

 

 

ダリウスたちと会ったトポロフ国防大臣は「現在の世界で最も貴重なものは“信頼”」と言い、紅茶をふるまった。毒殺されたカティアのことを思うと紅茶に毒が入っている可能性はあったが、ダリウスとグレースは紅茶を飲んだ。ふたりの信頼の証明を見たトポロフは、EMドライブを完成できなかったクロフトを「君は信頼できない」と部屋から追い出した。

 

 

紅茶に入っていたものは自白剤だった。ダリウスが“アトラス”とは無関係で、ふたりの目的が純粋に小惑星問題を解決することだと確認したトポロフは、(重力トラクターを)一緒に打ち上げようという提案を政府に伝えると約束した。

 

 

部屋に残されたダリウスとグレースは、このまま死ぬかもしれないと語り合った。地球を救うためにできることはしたと泣き笑いするグレースは、ダリウスをダンスに誘った。ダリウスは初めて会ったときから好きだったと告白し、ふたりは自然にキスをした。

 

 

 

アメリカとロシア

ロシアはダリウスとグレースの提案を受け入れた。やっと娘の待つ我が家へ帰ったグレースは、ローガン法違反でハリスに逮捕された。ハリスは「政府の許可なく敵国と交渉した」と指摘し、連行されるグレースは「ダリウスに連絡して」とゾーイに頼んだ。

 

 

グレースたちが行動したおかげで重力トラクターの打ち上げが可能になったというのに、ハリスはグレースを認めなかった。濃縮ウランを盗んだことを追及されたグレースは「隕石の兵器に比べれば小さなこと」と反論し、その隠蔽に何人殺したのかと質問した。答えることのできないハリスはグレースを見限った。

 

 

ダリウスは「接近中の小惑星やアトラスについてマスコミに公表する」と脅し、アメリカとの協力を約束したロシアもダリウスとグレースが担当になることを条件にした。カルフーンはグレースの釈放を認めるしかなかった。

 

 

ダリウスに自宅まで送ってもらったグレースは「どんな顔して仕事に戻ればいいの?」と不安をもらした。ダリウスは「感情を切り離せ」と励ました。

 

 

 

ディラン

『レジスト』がアマンダに“アトラス”の写真を送った理由は、アマンダが『レジスト』の創立メンバーのカーナハンの事件を調べていたためだ。偶然“アトラス”を知った翌日にカーナハンが殺されたことを知るディランたちは殺害の首謀者を捜し始め、タンズ社がカギを握っていると突き止めたのだ。

 

 

リアムから情報を得られなかったディランは、ゾーイに接触した。恋人のハリスには息子がいるとグレースに教えられたゾーイは、SNSでディランに友達申請をしていた。ディランはグレースとダリウスについて探りを入れるが、ゾーイはふたりの居場所さえ知らない。ディランの思惑に気付かないゾーイは、同じように親の本当の姿を知らずに育った仲間に出会えたと喜んだ。

 

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ジリアン

ジリアンは父の結婚式に祖父のバルトークを招待した。大きな秘密を抱え苦しむジリアンは、執筆中の小説の話として「世界が終わるという真実をみんなに知らせるべきか」と祖父に質問した。シニカルなバルトークはまともに答えずジリアンを失望させた。

 

 

結婚パーティに突然リアムが現れた。ダリウスに「箱舟の160人を急いで選ばせろ」と指示されたリアムは、ジリアンに戻ってもらうためボストンへ飛んだのだ。しかし、ジリアンに戻るつもりはなかった。恋する相手と悲しそうにダンスする孫の姿を見たバルトークは“無知は至福”という質問の答えとともに「幸せを放すんじゃない」とアドバイスした。

 

 

愛する父に『地球が終わる』と教えることができなかったジリアンは、リアムの気持ちを理解した。タンズ社へ戻る決心をしたジリアンはリアムに2つの条件を出した。箱舟プロジェクトのリーダーになることと、真実を教えること。リアムは“サルベーション号”のもとへジリアンを案内した。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★★

ダリウスとグレースの命がけの作戦がうまくいき未来が少し開けたのだけど、帰国するなり逮捕されたグレースはこの先もアメリカ政府を信じることができるでしょうか。“アトラス”のことも知ってしまったし・・・。報道官を続けることは難しそうですよね~。

 

グレースとダリウスの展開は納得できるとして、ハリスは・・・( 一一)

恋人と別れた今こそ、息子に目を向けてみてはどうでしょう?

 

すんなり小惑星問題を解決できるとは思えないので、ただ純粋に地球を救いたいダリウスとグレースは孤高のヒーローになってゆきそうな予感です。リアムとジリアンも。

 

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