Episode11 Shonin
【ざっくりあらすじ】
1987年、東京。リーランド・ゴインズがホワイトドラゴンというナイトクラブで『ウイルスの起源』である冷凍遺体を買おうとしていた。リーランドを阻止しようとするコールと、コールの任務を妨害しようとするラムゼが乱闘になり、コールはラムゼに刺され、ラムゼは日本の警察に逮捕されてしまう。リーランドは『ウイルスの起源』を購入した。
1987年 東京・ラムゼ
逮捕されたラムゼは、府中刑務所に収監された。
未来から来たラムゼに国籍や身分を証明する物はなく、ラムゼは10年の懲役刑となった。
1年経った頃、“オリビア”と名乗る女性からの手紙がラムゼに届いた。手紙には「仲間になれば再び息子に会える」と書かれており、ラムゼの素性を知っているものだった。オリビアは「孫氏の兵法」という本を差し入れ、自分の考えや自分の歩んできた道、世界の歴史を書き留めるよう促した。ラムゼはオリビアの手紙に従い、記録を書き始めた。
1995年。
出所したラムゼは、オリビアのいるアメリカ(バージニア州)の大邸宅へ迎えられた。オリビアは12モンキーズの謎の女性だった。グループには背高の男もいる。12モンキーズのメンバーになったラムゼは、歴史を壊さないように自分たちの行動を決める重要な役目を任されるようになった。
ラムゼが「マークリッジ社がウイルスの開発に関わる」ことを思い出し、オリビアはマークリッジ社への投資を決めた。会議の席でリーランドと会ったラムゼは“イーサン・セキ”と名乗り、初対面のふりをした。しかし、リーランドは東京で乱闘していた男だと思い出した。
2015年
オリビアは、結果がわかっていてもラムゼの言う歴史通りに物事を進めようとしていた。
12モンキーズにとって、キャシーがやっかいな存在であることに間違いはなかった。キャシーを殺害する案もでるが、キャシーを殺すと『キャシーのメッセージ』が存在しなくなり、これまでのコールの任務もなくなってしまう。そうするとラムゼが過去に来ることもない。ラムゼはキャシー殺害に反対し、コールは自分が1987年に殺したと断言した。
2043年
コールの生体反応が異常を示していた。
ジョーンズはコールを2015年のキャシーの元へ送る決断をした。それはコールを永遠に失うかもしれない行為だ。
スプリンターの任務を続けることができなくなった基地では、ウィットリーが新たな避難場所をジョーンズに提示した。しかし、ジョーンズはひとりになってもここに残り、ここが死に場所だと決めていた。
2015年
キャシーが帰宅すると、そこに重傷を負ったコールがいた。
コールは「目撃者がわかった」とキャシーに伝えた。
おちゃのま感想
ラムゼは未来へ戻れないと知ってスプリンターしちゃったようです。息子のためという理由だけど、その息子を他人に預け、一緒に過ごせるはずの時間を犠牲にしてって・・・ちょっと無理やりっぽく感じました。
未来へ戻れずジタバタするシーンなどあれば別なんですけど。
疫病で人類滅亡危機にある世界だと考えると納得できる行動なんでしょうか?もし、息子も発症したらどうするんだろう。その場合は、疫病を阻止する側につくんじゃなかろか。
ラムゼのわからんとこは別として。
やはり、ラムゼとリーランドの見た目がね。笑っちゃうほど気になりました。
ラムゼが「1987年から2015年までの大半の時間を刑務所で服役していた」というシナリオで時間をすっとばしたのはよかったのですが、同じ時間経過のはずなのに、このふたりの老けっぷりが違いすぎ。
今回コールはあまり出番はなかったけど、コールも未来には戻れなくなったようです。キャシーの元に無事に送ってもらえてよかった。しかも、ラムゼはコールが死んだと思ってるし。
いやそれより、リーランドがそもそもウイルスを開発してしまう要因は、コールだったんじゃ?コールが焦ってペラペラ喋ったことがきっかけで『ウイルスの起源』を購入しちゃったわけだし。そこに気づいてなさそうなコールですが。
アーロンに接触してる謎女は、アーロンを自分たち側に引き込もうとするのか、単にキャシーに対してのストッパー的な役割をさせたいだけなのか、わかりません。スピアヘッドにもかかわっていたんですね。あの謎女。かなりな資産家で間違いなさそうですが、ウイルスをばらまく本当の目的は依然わからないままです。
シーズン1も、残り2話となり、ばらまいてた謎が少しずつ判明してきました。
ストーリーも面白いけど、ちゃんと伏線を回収しているあたりも素晴らしいと思うドラマです。