TIMELESS/タイムレス 2 第10話「運命のチャイナタウン」【あらすじ感想】

Timeless

Episode10　Chinatown

【ざっくりあらすじ】
ジェシカが盗んだ救命艇は追跡できず、拉致されたジヤの居場所も特定できない。一方、家系の大切さを思い出したニコラスがキャロルの計画を支持したことに、エマは不満を抱いた。本来のジェシカの任務は救命艇チームを殺すことだったのだ。

消えたジヤ

ジェシカが銃でジヤを拉致し、救命艇を奪ったと知ったルーファスは冷静でいられない。ワイアットはジェシカを疑っていたことを打ち明けた。自分のタイムラインでは死んでいるジェシカの弟が当時なかった治療で白血病を治したと教えられたチームは言葉を失った。

リッテンハウスの倉庫に監禁されたジヤは監視の男を殺し、救命艇で脱出する。しかし、エマに銃撃された救命艇は損傷し、ジヤは薬を飲まされていた。着陸に失敗したジヤは時のどこかへ飛ばされてしまった。

メッセージ

救命艇の着陸の失敗を知ったチームはアメリカ史の中にジヤからのメッセージを探した。ビジョンを見るようになったジヤがよく読んでいた本のことを思い出したルーシーは、シェルターに持ち込んだ母との共著の中にジヤを見つけた。

ジヤが着いた場所は1888年のサンフランシスコだった。1888年で写真を撮ったジヤは、写真の中に救命艇の座標と「来るな」というルーファスにあてた暗号メッセージを刻み、未来の仲間へ知らせた。

ジヤのメッセージから救命艇が見つかった。ルーファスとメイソンが修理を終えると、母船が『1888年8月26日』へ向かったとわかる。慌ただしく母船追うルーファスは、130年もの間野ざらし状態だった救命艇に乗ることに抵抗するフリンにも協力を求めた。

チャイナタウンの写真館

1888年でジヤを捜す手掛かりは、ジヤを撮影したチャイナタウンの写真館だ。写真館の少女にジヤの居場所を尋ねるルーシーをエマの銃が狙う。母船でジヤを追いかけたエマたちはすでに写真館に到着していたのだ。キャロルはルーシーに危険を知らせ、エマはキャロルとニコラスを撃った。

逃げたエマとジェシカをワイアットとフリンが追い、ルーシーは撃たれた母に駆け寄った。自分が生きるためルーシーの妹を奪ったことを謝ったキャロルの最期の望みは、リッテンハウスを受け継いでほしいというものだった。最後の時までリッテンハウスだった母に、ルーシーは失望した。

ジェシカを追い詰めたワイアットは、リッテンハウスの言いなりになる必要はないと説得するが、重要な組織の一員だと信じているジェシカは聞き入れない。「組織と赤ちゃんを守りたい」と告げたジェシカは、ワイアットから逃げた。

ルーファスの運命

写真館の少女はジヤの友達だった。赤毛の女（エマ）がジヤの命を狙っていると知った少女は、ジヤが働いている酒場へ案内した。仲間との再会を喜びつつも、ジヤは帰ることを拒んだ。「来るな」というメッセージを送った理由は、ビジョンで見たルーファスが死ぬ時代と場所が、ここだと知ったためだ。ジヤはルーファスを守るため、未来へ戻ることを拒んでいるのだ。もめている間にリッテンハウスのリーダー気取りのエマが現れた。ジヤのビジョンによると、ルーファスを殺す男はエマの仲間だ。

ビジョンと同じようにルーファスの後ろに迫る男を見たジヤは、ビジョンでは間に合わなかった銃で男を撃った。ルーファスの運命を変えたジヤは、未来へ戻ることをもう拒まなかった。しかし、酒場を出たルーファスはエマの銃弾に倒れた。妹や母だけでなくルーファスまでエマに奪われたルーシーはエマを追いかけるが、仕留めることはできなかった。

未来からの使者

デニースとメイソンが待つシェルターに救命艇が戻ってきた。ジヤの姿を見たデニースとメイソンは手放しに喜ぶが、仲間の中にルーファスはいない。

ルーファスを守れなかったワイアットは自分を責めた。以前、ルーファスにルーシーへの想いを認めろと言われていたワイアットは、ずっと前に伝えるべきだった「愛している」という言葉をルーシーに伝えた。

ルーファスの死を受け止めきれないチームの前に、突然救命艇が現れた。中から出てきたのは歳を重ねたルーシーとワイアットだ。ふたりは「ルーファスを助けるわよ」と、茫然とするチームに声をかけた。

おちゃのま感想