Episode11 Trust Issues
【ざっくりあらすじ】
久しぶりにTCはドリューとふたりでバーで飲んでいた。ジェシカのことで傷ついたTCは深酒になり、ドリューにからんだ酔っ払いとケンカを始めた。TCだけでなくドリューも逮捕されてしまい、ブリアナの様子が気になるドリューは軽率なTCを許せない。
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↓ネタバレを含みます↓
診療メモ:ブリアナの移植手術
ドリューが留置所へ入れられている間にブリアナのドナーが見つかった。しかし、ドリューがいないことで不安になったブリアナは手術を拒否してしまう。ポールはブリアナを安心させる言葉をかけ、ドリューから連絡があったと嘘をつきブリアナに手術を受けさせようとした。呼吸もままならないブリアナがやっと手術を受ける意思を示すと、心肺停止に陥った。
肝心な時に連絡の取れないドリューに、ソーシャルワーカーのニーナは失望した。ケニーがとりなしていると、留置所のドリューから連絡が入り、ケニーは手の空いているジェシカにドリューとTCの保釈を頼んだ。
やっとドリューが病院へ戻り、リックやシドも駆け付けた。シドは除隊の手続きやブリアナを養子にするドリューたちの推薦状を書くために戻ってきていた。ブリアナは危険な状態を脱し、手術は無事終わった。
意識の戻ったブリアナは真っ先にドリューの名前を呼び、ドリューはもう二度とひとりにしないと約束した。息ができると嬉しそうな笑顔を見せるブリアナのそばには、ドリューとリックのふたりの父親がいた。
診療メモ:原因不明の摂食障害
トファーは、自転車で転倒し舌を噛んだダナを担当した。喉には食べ物が詰まっており、ダナはずっと食べ物が飲み込みにくく吐いてしまうと訴えた。症状からも体型からもトファーはまず摂食障害を疑うが、ダナは「他の医者と同じね」と失望した。
これまでの医療記録を調べると、ダナは9回も胃腸精密検査をしていることがわかった。どの病院も”おそらく心因性”と診断し、トファーもそれに従いダナの退院を決めた。しかし、以前トファーに「患者と心を通わせる方法を見つけろ」と言われたシャノンは、ダナの言葉を信じるべきと反対した。トファーはジェシカに言われたことでムシャクシャしていたと反省し、保険がきかず他の病院ではしていない内視鏡検査をすることにした。
内視鏡検査でも異常は見つからず、結果を聞いていたダナは不整脈を起こしてしまう。そのことでトファーはダナの症状は心因性ではないと確信し、ダナが”食道アカラシア”という下部食道括約筋が正常に機能しない病気だと突き止めた。ダナは虫に刺されたことが原因で炎症を起こし、食道や心筋が弱っていたのだった。診断が下されたダナは、「信じてくれてありがとう」と笑顔になった。
診療メモ:ジョーダンのボーイフレンド
”普通”の男性と付き合いたいと思っているジョーダンは、スーパーのレジで知り合ったマットという男性と付き合い始めた。シャノンやポールとダブルデートをしている最中、突然マットが失神した。ガラスに倒れたマットは、大腿動脈にガラスが刺さり重症だ。
マットからドラッグが検出され、マットの妻クリスティーナがERへやってきた。マット夫妻は自由恋愛の夫婦で、お互いに複数の恋人がいるのだという。”普通”だと思っていたマットの意外な素顔を知ったジョーダンは、驚きを隠せない。
マットが痙攣を始め、デート中に水をかぶ飲みしていたことからジョーダンは低ナトリウム血症を疑った。しかし、検査機器が修理中で、結果が出るまで1時間かかる。このままではマットは脳障害を起こす危険があり、ジョーダンは自分の直観を信じ検査結果を待たず治療を開始した。
ジョーダンの直観でマットは危険な状態を脱した。ジョーダンの英断に感謝したクリスティーナは、ジョーダンにハグとキスをした。病室にはクリスティーナとマットふたり共通のボーイフレンドまで現れ、ジョーダンは「彼らが幸せならそれでいい」と自分なりに納得した。
新たな一歩
看護師の実習を始め新たな人生を歩き出そうしているアニーは、TCの家を出てクレメンスと一緒に暮らそうと考えていた。しかし、クレメンスのほうは一度そんな話をしただけでまだ準備ができておらず、戸惑ってしまう。
クレメンスから「はずみでジョーダンとキスをしてしまった」と打ち明けられたアニーは、ジョーダンを問いただした。ジョーダンは誤魔化すことなく正直に「(自分にとって)大変な1年だったし、混乱している」と話した。手術が終わったクレメンスがアニーに説明しようとしたが、アニーの態度はそっけなかった。
ジェシカに保釈してもらってもTCはジェシカを許さず、会話さえも拒んでいる。病院へ戻ったTCは、除隊するシドが計画している国連の難民キャンプ支援に参加すると決め、トファーも「そのほうがみんなのためかも」と後押しした。
確か、このドラマの始まりは留置所から釈放されるTC・・・っていうシーンだったような。
(落ち着かないと感じる要因のふたり)
つーか、唐突に「(難民支援に)行っていいか」と言うTCを、トファーはすんなりその場で認めちゃっていいんでしょうか。
現実逃避のための手段に飛びついたようにも見えてしまい、残念な気持ちです。