ナイトシフト4~真夜中の救命医 ザ・ファイナル【あらすじ感想】

Season4 全10話

シーズン3のラスト直後から続くシーズン4。

【ざっくりあらすじ】

病院を買収したポールの父ジュリアンがトファーをクビにしたことに、ERのスタッフは抗議の辞職をした。ジョーダンとドリューは山火事の現場に残してきたマックの救出へ向かい、経済的理由で職を失えないシャノンとケニーは病院に戻る。シリアの難民キャンプで爆撃を受けたTCは敵側の兵士に連れ去られた。

サンアントニオ

ドリューが救難信号を見つけマックを山火事の現場から救出した。しかし、ヘリの燃料が持たず人手不足が深刻な退役軍人病院へ運ぶしかなかった。退役軍人病院ではマックの治療はできず、ジョーダンは報道陣を引き連れてサンアントニオ記念病院へ戻り、体裁を重要視するジュリアンにマックを受け入れさせた。

ジョーダンの強引な作戦は成功したが、ジュリアンは末期がんのマックを手術する代わりにトファー以外のスタッフ全員の復帰を要求した。

ジョーダンは退役軍人省の委託を受ける案を提案し、トファーを管理者ではなくひとりの医師として復帰させる条件を出した。ポールを戻したいジュリアンはジョーダンの条件を受け入れたが、トファーが娘とともに事故死した知らせが入った。

シリア

敵兵とともに爆撃を受けたTCは、救助活動をしている医師のアミラに助けられた。アミラは反対するが、TCは自分を拉致した兵士を助け、監禁されていたシドを救出した。シドは帰国し、TCはシリアに残りアミラと働くことにした。戦地に残ったTCにジョーダンからトファーの訃報が知らされた。

人命救助にこだわるTCは戦地でも問題を引き起こす。そして、アミラも頑なに戦地で働くことにこだわる女性だった。アミラが多発性硬化症を患っていると気づいたTCは、アミラを心配する自分がトファーに重なった。

TCにアメリカでの治療を勧められたアミラは夫のいるイギリスへ行くと話した。アミラと寝る仲になっていたTCは結婚していたことに驚くが、アミラの選択を受け入れた。

サンアントニオ記念病院の再生

トファーの遺言執行者のTCは一時帰国し、ジョーダンとふたりで空港に置かれたままのトファーの車を引き取った。TCはシリアに戻るかサンアントニオに残りジョーダンたちと働くか決めかねていたが、イギリスへ戻り夫と別れたアミラはTCとシリアで働くつもりでアメリカを訪れた。

カミングス医療グループがハッキングされたことで、買収前からジュリアンが財政問題を抱えていたことが判明した。ジュリアンは病院を任せているスコットに破綻寸前だと教え、サンアントニオ記念病院を買収したのはポールのためだったと打ち明けた。

病院の生き残りを模索するジョーダンは国防総省の援助を受けた『戦闘医療訓練センター』を考えた。センターでは軍人や救急隊員が現場で実践できる医療技術を教え、その指導をTCとシドに依頼した。シドが娘の親権問題で参加できなくなったことでTCはアメリカへ来ているアミラを誘い、アミラもセンターの立ち上げに協力することになった。

ジョーダンとスコットから『戦闘医療訓練センター』のプレゼンを受けたパーネル大佐は、3日間のテスト期間を設けた。失敗した際のダメージを恐れるジュリアンは猛反対するが、訓練初日に起きた乱射事件現場での訓練生の活躍で契約が決まり、病院は今回も破綻の危機を切り抜けた。

それぞれのその後

依存症が再発し施設に入ったはずのアニーが突然病院に姿を現した。アニーはこれまで迷惑をかけたジョーダンに謝罪し、実はTCが好きだったと打ち明けた。そして、自立することが自分には必要だと話し、スコットに別れを告げた。旅に出たアニーは橋から身を投げた。

借金を抱えたケニーはポールの部屋へ居候し、シャノンとケンカしつつ3人の共同生活を始めた。ケニーはポールの姉ベラと付き合うようになり、ふたりは結婚を決めた。ポールはジュリアンがケニーを経営に関わらせるのではないかと心配するが、ケニー本人はまんざらでもない様子だ。

シャノンは軍と密接になる病院に自分の居場所はないと感じるようになった。保留地の診療所へ戻ると決めたシャノンに、ジョーダンは「6週間診療所で働いて、終わったら戻ってきて」と送りだした。

戦闘医療センターの訓練に意義を感じたポールは、戦闘地域での実践を希望した。ポールから相談されたTCはまず手近なところから開始しろとアドバイスするが、ポールの意思は固かった。シャノンと保留地の診療所へ行くとジュリアンに説明していたポールは、アミラと戦地のシリアに居る。

ドリューはカミングアウト以来疎遠だった母親と和解した。孫に会いたい母は夫を残しドリューとリックの家へやってきたのだ。ドリューは家族や病院のためにいったんはあきらめたレンジャースクールに入った。

「恋ではないけど、TCを愛してる」とアミラに本音を明かしたジョーダンは、ケニーとベラの婚約パーティで「地球の反対側にいようとも、心は共にある」と、涙のスピーチをした。その言葉はTCの心を引き留め、TCはドリューの代わりに『戦闘医療センター』の指導者としてサンアントニオに残ることにした。

おちゃのま感想 ★★★★

紆余曲折の『ナイトシフト』のファイナルシーズン。

いやいや、よかったですよ~(*ゝω・*)

迷走したな~と感じたシーズン3。その後打ち切りという形でのシーズン4だったので正直不安な気持ちが強かったのですが、満足できる形で終わりました。

トファーのその後の扱いや、アニーの件や、何だったんだろう状態のケインのことなど、突っ込みたい部分もありますが、真摯さが伝わるエピソードが多く医療ドラマとして質も高かったと感じてます。

『ナイトシフト』の特色でもある軍との関わりの描き方も、これまでとは切り口を変えて、軍と無関係のジョーダンを通して描くことでより興味深いテーマになったと思います。そして、シーズン3最大の失敗だったと思う恋愛問題が控えめなのもよかったです。そりゃ、多少はありましたよ~。あったけど、ゲンナリするほどのものではありませんでした。

ジョーダン発案の『戦闘医療センター』で、ずっと続いてた病院の財政問題は解決するのですが、この医療センターをジョーダンが思いついたきっかけはTCにとって大切な存在だったトファーがいなくなり、TCがふと故郷に戻りたいと思ったとき戻れる場所を作ってあげたいというジョーダンの隠された願いがあったのかな・・・と深読みしております。

TCとジョーダンは結ばれるかわからないままドラマは終わってしまったのですが、今後どんな人生を選んでもふたりの絆が切れることはないと感じられるラストで、なかなか素敵な雰囲気でした。TCが落ち着ける場所を求めるなら、そこはおそらくジョーダンの隣。そのことにTCも気づいたんだろうと想像できる雰囲気で・・・終わりです。

『ナイトシフト』ファンのみなさま、ながながと読んでくださりありがとうございました。

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