Episode7 407 Proxy Authentication Required
【ざっくりあらすじ】
クリスタを巻き込んだベラの目的が自分を仲間に取り込むことだと知ったエリオットは、クリスタの無事を確認する。別室で監禁しているクリスタをエリオットに見せたベラは、ミスターロボットを紹介しろと迫った。
ミスターロボットとベラ
ミスターロボットの人格になったエリオットを面白そうに眺めたベラは、“ミスターロボット”との会話を始める。存在理由を聞かれたミスターロボットは「エリオットを守るため」と答えるが、ベラが知りたいのは“存在するようになったきっかけ”だ。
ベラは『なぜエリオットに助けが必要だったのか』という原点にこだわる。父親の死と母親からの酷い扱いと答えたミスターロボットは話題を変え、会話の主導権を握る。「パートナーにしたいのなら納得させてみろ」と挑発されたベラは“NYを手中に収める”野望を語る。
ベラの安直な野望を理論的に否定したミスターロボットは、大金を奪い取る計画があると明かし、カネをすべて渡す代わりにクリスタの解放を求める。しかし、用心深いベラは“切り札”のクリスタを解放することはない。ミスターロボットから自身に戻ったエリオットは「証拠を見せる」と言い、今夜のハッキングで奪う金額をベラに示した。ベラと手下がその金額に興奮している隙に、エリオットはバッグに隠していたダークアーミから盗んだ銃を手にするが、ベラは事前に銃弾を抜き取っていた。
危険なカウンセリング
怒ったベラはクリスタの頭に銃を突きつける。ベラの異常さを知っているエリオットは、カネを盗んだ後パートナーになると約束するが、ベラはクリスタを生かす理由を説明しろと要求する。エリオットの「彼女が必要」という答えを聞いたベラは、ミスターロボットが守るエリオットの秘密を暴けるのはクリスタだけだと気が付いた。
エリオットのカウンセリングを命じられたクリスタは拒否するが、ベラは本気だ。本来セラピーは隔離された環境で患者とふたりきりでしなければ効果はないと反発されたベラは手下を追い払い、クリスタを銃で脅す。「最近死んだから、おふくろの話をしよう」とエリオットに促されたクリスタは、セラピーを始めた。
忘れた記憶
ミスターロボットが守る秘密でエリオットを破壊したいベラは、エリオットとミスターロボットの関係について書かれたクリスタのメモを読み上げる。『トラウマを進行させた“窓の事件”』という一文を聞いたエリオットは真実を求め、“父親”に受けた性的虐待を思い出した。
思惑通り、エリオットの心を打ち砕いたベラはカウンセリングを止め、エリオットに話しかける。ミスターロボットからエリオットを守る役目を奪い、エリオットを支配するつもりのベラは語りに夢中になる。無防備になったベラの背中に、クリスタはナイフを突き刺した。
おちゃのま感想
序盤のベラ劇場にウンザリしそうになりましたが、ベラはエリオットの根本的な問題を暴く重要な役目を担ってました。
ミスターロボットはエリオットの父親の姿で登場するので、ミスターロボット=父親と思ってしまいますが、別人格なんですよね。ここでエリオットの多重人格の問題に切り込んだということは、このことが重要なポイントになってくるのかな。
ミスターロボットが肩代わりしていた辛い記憶を取り戻したエリオットは、大丈夫でしょうか。なんといっても今は時間がありません。ダーリーンもピンチだし、せっかくの計画もダメになってしまいそうです。ひとまずベラの手下が戻る前に、逃げねば!