Episode6 406 Not Acceptable
【ざっくりあらすじ】
タイレルが消えてもホワイトローズは予定を変えず、デウスの会議は今夜開かれる。会議を前に計画を進めるエリオットは再びオリビアを訪ね、一方、アンジェラの部屋をねぐらにしているダーリーンはドムに捕らわれる。
一線を越えた作戦
デウスの金を奪うための最後の作戦は、オリビアの上司に銀行のシステムにログインさせることだ。「クリスマス限定の“ペパーミントモカ”を買ってきた」とぶっきらぼうに説明するエリオットをオリビアは怪しむこともなく部屋へ入れる。「これからクレージーな話をする」と前置きしたエリオットは、キプロス国立銀行の顧客について語り、デウスの悪事を列挙した。
顧客が世界を操る犯罪組織だと知っても協力を拒むオリビアに、エリオットは“ペパーミントモカ”に薬を仕込んだと暗に教える。オリビアが協力しないとわかっていたエリオットは、刑務所で知り合ったレオンから入手した薬をモカに仕込んでいた。ミスターロボットは「一線を越えようとしている」とエリオットを止めたが、エリオットは確実にオリビアを従わせる手段を選んだのだ。親権や仕事を失うだけでなく再び薬の地獄に落とされたオリビアは、バスルームのカミソリを使ってしまう。
血を流すオリビアを発見したエリオットは傷口を処置した。“エル・サラドの虐殺”の黒幕がデウスという話は本当かと確認したオリビアは、上司にウソをつき、システムにログインさせた。オリビアの母は虐殺の犠牲者だった。エリオットは「君と上司が関与した痕跡は消しておく」と約束するが、オリビアにとってエリオットも“怪物”だ。「自覚がない分、よりタチが悪い」と罵られたエリオットは、何も言わず立ち去った。
ダーリーンの危機
ダーリーンはエリオットの居場所を吐かず、ドムはエリオットの居場所は携帯でわかるらしいとジャニスに報告する。“上”の指示を受けたジャニスは携帯の回収に行くとドムに知らせ、ダーリーンの始末を命じた。悲願実現にエリオットが必要なホワイトローズは「生きたまま捕えろ」と命じていたが、そこにダーリーンは含まれない。
ジャニスの命令に従うしかないドムはダーリーンを浴槽に投げ入れる。ダークアーミーの手に落ちたドムに驚きながらも、ダーリーンは今夜ダークアーミーを壊滅させると説明する。悪夢に巻き込んだダーリーンを許せないドムだが、引き金は引けない。ジャニスが来る時間が迫り、ドムは銃をダーリーンに握らせる。殺すと脅されてもエリオットを守るダーリーン同様、家族を守るためドムは自らの死を選んでいた。ドムは「この2か月は毎晩死ぬことばかりを考えてた」と訴えるが、ダーリーンもドムを殺せない。もめている間に手下を連れたジャニスが到着した。
まだ利用価値があるから殺さないとドムに告げたジャニスは、ダーリーンの携帯を取り上げる。すでにダーリーンはデータをすべて消去していた。
クリスタのSOS
オリビアの部屋を後にしたエリオットにクリスタから電話がかかる。ベラに誘拐されていたと話すクリスタは家に帰るのが怖いと訴える。エリオットはベラの罠だと承知のうえでクリスタのもとへ向かい、ベラの手下に捕まった。
ベラの目的は、エリオットを破壊し、自分の所有物にすることだった。恋人のジェイソンを脅しに使われたクリスタは、エリオットを壊すカギは“ミスターロボット”だと教えたのだ。
おちゃのま感想
またまたドツボ…((+_+))
特にダーリーンは無事でいられるとは思えない流れです。これまで生き延びてきたことが不思議なダーリーンですが、今度こそ本当にヤバイ状況です。アンジェラの復讐に燃えてるダーリーンがホワイトローズに屈することはないと思うだけに、生き延びる方法が想像できません。
ホワイトローズと無関係のベラの役割に期待しているのですが、エリオットの計画を邪魔する役割だったのかな?時間がないからオリビアに薬を盛ったのに、エリオットはクリスタのもとへ駆けつけるんだもん。( 一一)
さて、ファイナルシーズンも中盤になりました。序盤に登場した謎の少年の件はどうなってるんでしょうね?