Episode5 405 Method Not Allowed
【ざっくりあらすじ】
タイレルが落としていった携帯を拾い、ダークアーミーの銃を盗んだエリオットは、死体ごとバンを燃やした。その煙はエリオットを捜すダーリーンを導き、エリオットはダーリーンと合流する。一方、バンの事件を知ったジャニスは、捜査を探り死体の身元を調べるようドムに命じた。
兄と妹の作戦
街へ戻ったエリオットとダーリーンは、キプロス国立銀行のサーバーがある『バーチャル・リアリティー社』への侵入準備を始める。クリスマス休暇中のバーチャル・リアリティー社だが、入り口には警備員がいる。さらにサーバールームに侵入するため、警備員の指紋を入手しなければならない。
カツラをかぶり変装したダーリーンが“ドロレス・ヘイズ”の偽IDで警備をひきつけている間、バーチャル・リアリティー社に侵入したエリオットは“ドロレス・ヘイズ”の人事データを仕込む。“ドロレス・ヘイズ”のデータを確認した警備はダーリーンを社内に入れ、わざと置き忘れたダーリーンの携帯に指紋をつけた。
更新作業で警備システムを止めたエリオットは、稼いだ時間をタイマーにセットする。黙々と作業を進めるふたりだが、サーバールームに入ったところで警備に気づかれた。自分の指紋認証で何者かがサーバールームに侵入したと知った警備は警察へ知らせ、エリオットとダーリーンは逃げ道を失う。ダーリーンをその場に残したエリオットは警官のいる正面玄関を強行突破し、警官たちは逃走するエリオットを追いかける。その間、社内で見つけた上着を着たダーリーンは隣のフィットネスジムの客を装い、脱出した。
車に戻ったダーリーンは携帯の位置でエリオットの居場所を特定する。ひたすら走って逃げるエリオットは車にぶつかっても立ち上がるが、もう走ることはできない。追い詰められたエリオットは手すりを乗り越える。エリオットが転げ落ちた崖の下には、ダーリーンの車が待っていた。
やっと息をついたエリオットに、プライスから会議の場所と日時を知らせるメッセージが届いた。
ドムの仕事
ジャニスの命令に従い、北部の森の現場まで足を運んだドムは、交差点にある信号に設置された交通カメラに気づく。捜査権限のないドムは事件を担当する地元警察署をハッキングし、赤信号カメラの映像を調べるべきとジャニスに報告した。
家族とクリスマスを過ごすため実家へ戻ったドムは犬を散歩させながら、実家を監視するダークアーミーの車をチェックする。そんなドムに、ジャニスから次の任務が届く。次の任務はエリオットとダーリーンを捜すことだった。
ベラ
家族に恋人を紹介するつもりだったクリスタは予定を変更し、恋人とふたりきりのクリスマスを過ごすことにする。クリスマスの買い物をし、帰宅したクリスタの前にベラが現れた。
おちゃのま感想
これはすごい!『ミスター・ロボット』の真髄のような素晴らしいエピソードでした。セリフに頼らない、この緊迫感。演じる俳優さん、撮影、音楽…etc…チーム一丸となった力作でした。
それにしてもエリオットの逃走シーンはすさまじかった。走る走る。何の運動もしてなさそうなエリオットがここまで走れるなんて・・・という思いは脇へ置いて、渾身の演技に感嘆してます。
しかし、これでエリオットとダーリーンのことは警察にもバレましたよね~。こうなると、私利私欲のためとはいえ、エリオットを必要としているベラの動きが気になります。ところで、クリスタの顔が妙に怖く見えるのですが、気のせいでしょうか。なんだか別人みたい。