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【ざっくりあらすじ】
Eコープのウェリックに呼び出されたエリオットは、仕事のオファーを受けた。ウェリックは自社にサイバーセキュリティ部門を立ち上げる計画で、その責任者にエリックを望んでいた。5年で億万長者になれると言われるが、エリオットは誘いを断った。
落ち着かない日々
自宅に戻り、エリオットはウェリックの個人情報を調べた。簡単にハッキングできたエリオットはウェリックの罠を疑い、追跡されそうなものを全て破壊した。
コルビー逮捕以来、ミスターロボットから接触もなくエリオットは仕事も手に着かない状態だ。社長のギデオンから、f・ソサエティとコルビーは共犯で、サイバー攻撃の際膨大なデータを盗んでいたことを知らされた。
f・ソサエティはコルビーを首謀者に仕立て上げるビデオを公開した。f・ソサエティの要求は、指導者コルビーの釈放と、世界中の人々を借金地獄から解放すること、Eコープの組織を解体し全資金を慈善事業に寄付すること。一切の交渉は受け付けないと、怪しげなマスク姿の男がビデオの中で語っていた。
ミスターロボットの新しい標的
声明ビデオを見たエリオットは、ミスターロボットとの関係を断つ決心をした。自宅へ戻ると、ミスターロボットの仲間のひとりダーリーンが勝手に部屋に入り、シャワーまで使っている。
ダーリーンに連れられて隠れ家のゲームセンターへ行くと、すでにミスターロボットやメンバーが集まっていた。メンバーは、コルビーをハメたエリオットを拍手で出迎えた。
ミスターロボットは次の計画を発表した。今度の狙いは、オールバニの天然ガス工場の爆破だった。そこを爆破する理由は、本当の狙いであるEコープのデータ保管施設『スティール・マウンテン』の隣にあるからだ。
計画を聞いたエリオットは、従業員や近隣の住民が巻き添えになるかもしれない計画に反対した。ミスターロボットは「戦争に犠牲はつきものだ」と反論した。エリオットは「人殺しはしない」ときっぱり誘いを断り、隠れ家を後にした。
薬より正義を
同じアパートに住むエリオットの友人で薬を調達してくれるシェイラが、売人ベラに襲われた。以前からベラはシェイラに執着していたが、シェイラは他では手に入らないエリオットの禁断症状用の薬を入手するためにベラと手が切れずにいたのだ。
シェイラは記憶にないと言うが、顔には殴られた痕がありレイプされたことは明らかだった。ベラを摘発すると必要な薬が手に入らなくなる事に迷っていたエリオットだが、レイプまでしたベラを許せず摘発した。
エリオットの父
爆破しないでデータを壊せる方法を考えたエリオットは、ミスターロボットのもとへ向かった。海岸を臨む高台のフェンスに腰掛けるミスターロボットは、戻りたければ父親(エリオットの父親)の話をしろと要求した。
エリオットは、白血病で亡くなった父のことを話始めた。
Eコープのエンジニアだった父は突然クビになり、その後病気になった。病気を知ったエリオットは、母親には秘密にすると約束させられていた。数ヶ月経ち、父の病状が悪化し心配になったエリオットは母に喋ってしまった。父は約束を破ったエリオットを許さず、ハグをしようとしたエリオットを窓から転落させていた。当時エリオットは8歳で、死ぬ時も父はエリオットを見ることはなかった。
話を聞き終わったミスターロボットは「窓から突き落とした父親は正しかったと思わないか?」と、エリオットに質問した。そしてふいにエリオットの背中を押し、崖の下へ突き落した。ミスターロボットにとって、いかなる契約でも神聖であるべきものなのだ。
おちゃのま感想
エリオットの独白部分が多く、静かに展開していくドラマかな。
劇的なことは起こらないけれど、少しずつ何かが起こっている感じ。
エリオットが孤独な環境にいる理由が少し判明しました。
父親との関係も現在のエリオットに深く影響を及ぼしてるようです。Eコープを憎む理由もそこにありそう。
ミスターロボットの過激な作戦をきっぱり断ったけど、これでまたミスターロボットと手を組むことになるのでしょうか?エリオットの正義感とミスターロボットは相いれないと感じるのだけど・・・。
余談ですが、前回のはなしで犬を飼う事になったエリオットですが、このワンちゃんが粗相ばかりする犬でした。エリオットのベッドは犬のトイレ状態・・・。