Episode6 Choices
【ざっくりあらすじ】
街を管理している巨大な施設へ案内されたイーサンは、ついに真実を知った。施設では200人以上ものボランティアがそこで暮らしながら、街を支える仕事をしていた。
ピルチャーの箱舟
1990年代後半
人々が自然環境の変化を感じ始めた頃、ピルチャーの会社は人類のDNAに起きたわずかな変異を発見した。
ピルチャーは世界に警鐘を鳴らしたが、信じる者は少なく無力感と戦っていた。一部だけなら救えるかも知れないと考えたピルチャーは、警告を発するのを止め箱舟作りを開始した。『ウェイワードパインズ』は人類の危機を察知したピルチャーが計画を立て、仲間を集め、自らの財をつぎ込んで作った街だった。
人体の冷凍保存に成功したピルチャーは、メーガン(教師・催眠療法士・町長夫人)と知り合った。メーガンは「どんな手を使ってでも、やり方を見つけましょう」とピルチャーを鼓舞し、ピルチャーは強硬な手段を取るようになったのだった。
ピルチャーは、自社の警備員をしていたポープを「特別なプロジェクトに参加できる」と誘い、人々を拉致する実行役を任せ2000年後の未来へ連れて行く人間を冷凍保存したのだった。
準備を終えたピルチャーは、自身も2014年に冷凍装置へ入り2000年の長い眠りについた。2000年後に目覚めた時、ピルチャーは自分の行動や犠牲は正しいものだったと確信したという。目覚めた後、ピルチャーたちは2年という短い期間で『ウェイワードパインズ』を完成させたのだった。
イーサンとピルチャー
イーサンは、女性が冷凍保存から目覚めさせられる瞬間に立ち会った。装置の中で冷凍保存のまま眠っている大勢の人々を見たイーサンは、許されることではないとピルチャーを批判するが、ピルチャーには迷いも罪悪感もない。
イーサンは、住人たちにも真実を教え、監視や処刑はやめるべきだと主張した。しかし、それはすでに『Aグループ』で試したことだとピルチャーは話した。真実を知った住人たちは、受け入れることができず街は廃墟と化したのだった。
『Aグループ』の住人たちを見捨てたピルチャーは、監視や掟のルールを作り、現在の『Bグループ』を管理することにしたのだ。イーサンを目覚めさせた理由は、把握できない反乱分子の活動を察知したためだった。
イーサンは、ピルチャーの考えや行動には賛同していないが、壁の重要性は認識していた。反乱分子の目的が壁を壊すことだと知ったイーサンは、街や住民の命を守る決心をした。
バリンジャー夫妻
ケイトとハロルドのバリンジャー夫妻は、配達業者のテッドと街の壁を破壊する計画を立てていた。しかし、マッコールが死んだため、爆弾作りに必要な部品が足りなかった。
不動産会社のテレサのデスク(元マッコールのデスク)にあるはずだが、テレサがいては持ちだすこともできない。ケイトがテレサを誘い出し、その間にテッドがテレサの机から目的のものを盗みだした。
部品を受け取ったハロルドは、爆弾を完成させた。
”33区画”
テレサは、社員になれなかったことで不動産会社を辞めるというヘンリエッタから、”33区画”が出口だと言い殺された人がいると聞いた。
テレサはビッグビルに”33区画”の場所を尋ねるが、ビッグビルの返事は「与えられた仕事だけしろ」だった。テレサはひとりになるのを待ち、区画表を確認した。
”33区画”は、そこだけ不自然にフェンスが張られ、古い朽ち果てたような小さな建物がある場所だった。
おちゃのま感想
物語も後半に突入。
まったく想像もできなかった街の真実でした。
ピルチャーはタイムトラベルできるわけじゃなく、全て2000年前に準備して自らも冷凍保存してこの時代へ来ていました。驚き!(パムが妹ってのにも驚いた)
2014年でピルチャーに電話していたアダムは、ピルチャーの計画を知っていて協力していたということになります。そのアダムもどこかのカプセルで眠っているのかしら?
テレサも自分の手で真実に近づこうとしていますが、イーサンはテレサに真実を告げるのでしょうか。聞いたとしてテレサは耐えられるのかな~。脱出することは不可能となり、どうなるんでしょうか。次回が気になって仕方ないっっっ。