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インスティンクト~異常犯罪捜査~1 第11話「夢の代償」【あらすじ感想】

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Source:CBS

 

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Episode11 Blast from the Past

【ざっくりあらすじ】
バッテリーパークでラムジー・カラルというカイロ出身の学生が自爆した。死んだのはラムジーだけで、自爆テロの研究をしていたディランのプロファイリングでは、ラムジーの特徴は自爆テロ犯と一致しない。しかし、ラムジーの部屋には爆弾の材料が大量に残されており、カレンダーの今日の日付に記入された数字は爆破現場と時間を示していた。

 

 

 

数字のメッセージ

ラムジーの部屋のカレンダーに書かれた別の数字は、セントラルパークの音楽堂を指し、時間は15分後だ。音楽堂へ向かったディランとリジーは、ディランのプロファイリングで男を確保するが、自爆したのはディランが「違う」と判断したバーバラ・クレイマーというバイオリニストだった。

 

 

自爆したふたりに接点はなく、テロ組織との繋がりも皆無だった。犯行声明もなく、唯一のつながりはラムジーの部屋に書かれた数字が示した場所と時間で自爆したということだ。

 

 

ラムジーの部屋から押収した物の中に、偽の処方箋が見つかった。カレンダーと同じ暗号に気づいたディランはラムジーの部屋へ戻り、天井のファンの横に刻まれた文字から次の場所を特定した。処方箋に書かれた犯行時刻まであと2時間。ディランの推理を信じたリジーは警察を動かし、犯人を待った。しかし、現れた男は犯人が50ドルで雇ったオトリだった。そして、少し離れた場所で3人目が自爆した。

 

 

 

15歳の夢

3人目の自爆がバイクを使ったもので、その現場がミーチャム邸の前だと気づいたディランは自分がらみの事件だと悟った。テロリストに思えなかった自爆犯は被害者で、犯人は別にいるのだ。

 

 

“ミーチャム邸”はディランが15歳のとき招待された『優秀な生徒のための講習』で滞在した場所だった。ディランはその講習の主催者だったビームズ博士が犯人だと考えたが、博士は11年前に死亡していた。

 

 

「私を信じて」とリジーに言われたディランは、常軌を逸した講習の内容を打ち明けた。楽しいものだった講習は、2週目になるとペアを組まされ、その相手と夢を共有することを指示された。そして、ビームズは子供たちの“夢”を利用した心理実験を行った。実験は屈辱でストレス反応を観察し、被験者が崩壊するまでの限界を知るためものだった。ビームズが死んだ今、ディランの当時の夢を知るのはパートナーのジョン・レイモンドだけだ。

 

 

調べると、いくつかの名門大で教えていたジョンはどこも長続きせず、数年前落ち着いたNY郊外のコミュニティカレッジも出版した本の盗作で解雇されていた。盗作した本はディランの著書だ。ジョンは、ディランが音楽堂で間違えて確保した男性だった。

 

 

被害者たちの『留学生、バイオリニスト、バイク』はディランの夢に重なっている。残る夢は“父親になること”。ディランは講習時の被験者番号からジョンが次に自爆を仕込む場所と時間を特定し、警察は罠を仕掛けジョンを待ち構えた。現れたジョンと対峙したディランは「ビームズに怒りをぶつけるべきだった」と話しかけ、ジョンは「分かってる。だから殺した」と返事した。「俺に夢などない」というジョンに、ディランは15歳のジョンが語った夢を思い出させた。ディランの真摯な言葉はジョンに届き、ジョンは起爆装置を手放した。

 

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広報の波紋

ディランの“特集記事”が『ニューヨーク紙』に掲載されることになった。情報をつかんだジュリアンは「元CIAが広報を雇うな」と忠告するが、ディランは「広報はいない」と真剣に聞こうとしない。広報のアシュリーを雇ったのはジョアンだ。ディランの身を案じるジュリアンはリジーを頼った。心配するには相応の理由があると説明したジュリアンは、ディランの命が危険だとリジーに教え、「念のため」と電話番号を手渡した。

 

 

今回の事件解決でリジーの昇進はほぼ確実だ。喜ぶディランは、“ミーチャム邸”の講習で何があったのか両親には話してないとリジーに打ち明けた。初めてその内容をリジーに話せたディランは「君は信じられる」と、感謝した。“パートナーに隠し事はしない”主義のリジーは、今回の事件でジュリアンを頼ったことをディランに隠していた。

 

 

ジョンの事件で、自分がかなえた夢の大切さに気付けたディランとアンディは、父親になる夢をかなえることで意見が一致した。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★★

ドラマ開始時に膨らんでいた期待が徐々にしぼみ、前回のエピソードですっかり萎えてしまった気持ちが、今回のエピソードで復活しました!

 

メインの事件、サイドストーリー、どちらもよかった~。しかも、元CIAのディランに起こりうる危険や、リジーとジュリアンなど、引き続き興味引く内容も盛り込まれておりました。すっかりネタ的ポジションに収まったフッチ夫妻も外さず楽しませてくれました。

 

前回のチャーリーの件でチラっと思ったのですが、チャーリーの事件はリジーとジュリアンが知り合うために考えられた物語だったのかな。どうやらそんな流れになっているような・・・。初デートで遺体の写真を見せるリジーなので、ジュリアンのような動じない男性は合うとは思います。しかし、なぜディランに隠すの?

 

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