Episode2 Clear and Wesen Danger
【ざっくりあらすじ】
レナードがニックの代わりにハンクの相棒に指名したポーグは、ヴェッセンの存在を知らない刑事だった。惨殺された遺体の傷跡を見たハンクとウーはヴェッセンの犯行を確信し、ポーグに気を使いながら捜査することになった。
真実の探求者を慈しめ
だが真実の発見者には用心せよ
事件メモ
惨殺されたチャイルズは社長で、通報したのは事務員のウェムリンガーだった。ショックを受けた様子のウェムリンガーは「男ふたりが逃げて行った」と証言していたが、犯行時刻の防犯カメラには犯人らしき男の姿は映ってなかった。
ウェムリンガーの指紋を調べると、本名はサイモン・キンケイドで、横領で指名手配されている犯罪者だとわかった。
ハンクは、ウェムリンガーがヴェッセンかどうかニックに確認を頼んだ。休暇中のニックは、マジックミラー越しに取り調べを見学し、ハンクはポーグに気づかれないようにウェムリンガーの耳元で「ヴェッセンだろう」とささやき、ヴォーガさせた。ウェムリンガーは、凶悪なヴェッセン“キハダ・ヴィール”だった。
指紋を照会したことで、キンケイドを捜していた連邦保安官が署へ現れた。ウェムリンガーは護送されることになり、ニックは護送を担当する保安官に「危険な男だ」と警告した。しかし、ウェムリンガーの正体を知らない保安官たちはニックの警告をまともに聞こうとしなかった。油断した保安官たちは、護送途中でウェムリンガーに殺害され、現場には“4本線”の印が残されていた。
チャイルズの会社の口座を調べると、ほぼ全額が送金されていることが判明した。送金したのはウェムリンガーのPCからで、ウェムリンガーは隔週火曜に送金し、その後チャイルズの秘書のベティへ電話をかけていることがわかった。
ニックたちがベティの部屋へ踏み込むと、ウェムリンガーは窓から逃走しヴェッセンに変身した。ニックとハンクに襲い掛かったウェムリンガーは、ウーに射殺された。ひとりで部屋に残されたベティは、PCの証拠を削除していた。ベティはヴェッセンにヴォーガし「オックルタトゥム・リベラ」と叫ぶと、窓から身を投げ死亡した。
ハンクは「殺害犯はウェムリンガーで、恋人のウェムリンガーが死んだことで絶望したベティは自殺した」ということにして、事件を終わらせた。
陰謀感じる“4本線”の組織
ニックはハンクたちを連れて、チャベスが殺された倉庫へ戻った。しかし、チャベスだけでなく他の遺体も片づけられ、血の跡もきれいに消されていた。ペンキが塗られたばかりの壁を見つけたニックは、そこに4本線のマークがあったことを思い出した。
陰謀を感じたニックはレナードには知らせず、まず印について調べることにした。スパイスショップへ戻りグリム辞典で“4本線”の印について調べるが、記述を発見することはできなかった。死ぬ間際のベティが叫んだ「オックルタトゥム・リベラ」は、モンロー曰く「隠された物(か人)を解き放て」という意味だという。
ニックの新しい生活
退院したアダリンドはニック宅で暮らすことになった。モンローとロザリーがニック宅で赤ちゃんを迎える準備をし、退院したアダリンドはふたりの親切に感激した。
モンローは悲劇続きの家を売ることをニックに勧め、ニックも新たな家を探そうと決めた。ニックは新しい家でもアダリンド親子の面倒を見るつもりだ。
ニックからジュリエットの末路を聞いたアダリンドは「ヘクセンビーストには戻りたくない」とロザリーに打ち明けた。自分の中の“魔女”がいつまで抑制されるのかわからず、アダリンドはケリーのためにも今のままでいたいと願っていた。
ニック宅をFBIの捜査官が訪れた。チャベスが出勤しないことで、FBIはチャベスと口論していたニックがチャベス失踪に関わっていると考えたのだ。
おちゃのま感想 ★★★★
アダリンドはニック宅で暮らすことになったんですね~。
それが自然な流れのようです。
モンローやロザリーがいて、ニックの隣にいるのがアダリンド・・・。物語は先へ進んでくれなきゃ困りますが、なんだか割り切れない寂しさを感じてしまいました。
おそらくニックもアダリンドの姿を見るだけでも辛いでしょうね~。しかし、ケリーのためにも今後もアダリンドと一緒に暮らすと決心してました。アダリンドとの関係が今後どう変化してゆくのか、非常に気になります。災難続きのニックなので、すんごく可愛いケリーに癒されて欲しいものです。
今はニックに頼りきりのアダリンドですが、キャリアを積んだはずの弁護士には復帰できないんでしょうかね~。弁護士としての能力も失ったのかな~?(*_*)
さて、今回もトラブル&ジュリエット&ママの頭の行方はわからず・・・。
やはりマイズナーがチャベスの組織で動いておりました。何をやっているのやら?