Episode3 Lost Boys
【ざっくりあらすじ】
2年前に失踪したウェンディ・ヘンリーの遺体が山道で見つかった。ウェンディは裸足で、手首には縛られた痕があった。失踪直前、ウェンディが身元不明の少女と一緒にいる姿が防犯カメラに映っていた。
僕にも昔
ママがいたはずだ
ロザリーの誘拐
スパイスショップに咳止め薬を求めて少年ふたりがやってきた。万引きしようとした少年たちは、ロザリーに見つかりヴェッセンにヴォーガした。しかし、ロザリーに威嚇は通用せず、捕らえられた少年は「妹のための薬」だと訴え、ロザリーは少年らに薬を渡し見逃すことにした。
モンローとロザリーが電話で話していると、今度は少女がスパイスショップにやってきた。少女はあの万引き少年たちの妹で、リリーと名乗った。リリーが「私たちのことが心配でしょ？」とロザリーに話しかけ注意を引くと、背後から少年たちがロザリーを襲い連れ去ってしまった。
電話の向こうでロザリーが誘拐される様子を聞いていたモンローは、ニックに「誘拐犯はホームレスの子供たちで、ヴェッセンだ」と知らせた。スパイスショップ近くの防犯カメラ映像を確認すると、失踪直前のウェンディの防犯カメラに映っていた車が通過していることが判明した。
犯人はウェンディ誘拐犯と同じだとわかり、モンローはウェンディの遺体が見つかった場所からニオイをたどり、子供たちの隠れ家を探し始めた。同行するニックとハンクは、モンローの鼻に従った。
ママを求める子供たち
ロザリーは誘拐した子供たちに“ママ”と呼ばれ、「見捨てたら捜し出して殺す」と脅された。子供たちは、ロザリーに寝る前のお話をせがみ、ロザリーは「グリムとオオカミ」の話を聞かせることにした。ヴェッセンの子供にとって定番の物語だが、彼らには初めての話だった。子供たちはグリムどころか、ヴェッセンのことも知らなかったのだ。
子供たちが寝静まるのを待ち逃げ出したロザリーは、罠に落ち捕らえられてしまった。自分たちを見捨てたと怒る少年たちを前に、ロザリーは「もう我慢の限界」とヴォーガした。自分と同じ姿になったロザリーをリリーが抱きしめると、ニオイをたどっていたモンローたちが現れた。
逮捕された子供たちは施設へ送られた。施設のフック所長はヴェッセンだった。少年たちをヴォーガさせたフックは「オックルタトゥム・リベラ」と少年たちに復唱させた。
新居
ニックがアダリンドとケリーと一緒に住むために用意した新居は、塗装工場の廃屋だった。殺風景な住まいにアダリンドは驚いたが、ニックは安全を第一に考え最低限の生活はできるように準備を整えていた。
ケリーと街を歩いていたアダリンドは弁護士時代の同僚のレーンと偶然再会し、今なら事務所に復帰できると教えられた。
マイズナー
警察署のレナードのもとにマイズナーが現れた。マイズナーは、王に罷免されたヴィクトルが王を裏切り、王がヘリから落ちたことをレナードに知らせた。ヴィクトルはダイアナをレジスタンスに渡し、王の座を得たのだった。
想像もしなかった知らせにレナードは驚き「娘と会いたい」と言うが、マイズナーはダイアナの居場所は知らないと答えた。報告を済ませたマイズナーは「今、話したことはすべて忘れろ」と言い、帰っていった。
組織の基地に戻ったマイズナーが扉を開けた先にはトラブルがいた。
おちゃのま感想 ★★★★
ニック（とジュリエット）の家はすんなり売却でき、早々にお引越しとなりました。
今のニックは、あえて何も感じない（考えない）ようにしているみたいで、淡々とやるべきことをやってるって感じです。ケリーのためにアダリンドと一緒に住むには感情を殺すしかないんだろうけど、いつか以前のようなニックの笑顔を見られますように･･･と願ってしまいます。
そういえば、アダリンドは希望すれば弁護士に復帰できそうですね～。ケリーを誰かに預けることはできないだろうから当分は無理だとしても、そのうち･･･って考えるでしょうかね～。
さて、マイズナーが表舞台に出てきました。
マイズナー（レジスタンス）がヴィクトルと手を組んだ話はしっくりしないものを感じますが、王暗殺の黒幕はヴィクトルということでした。
王家を継いだヴィクトルがダイアナをレジスタンスに渡したことで、王家との戦いはなんとな～く終わりってことになるんでしょうか？((+_+))
次回はトラブルも戻ってきそうだし、マイズナーの組織の謎が明かされることを期待してます。