Episode12 Season of the Hexenbiest
【ざっくりあらすじ】
ポートランドに王家の手先となったアダリンドが帰ってきた。アダリンドはフェラートを使いハンクを襲い、ハンクは入院した。ニックはモンローからジュリエットが男性とキスをしていたと聞かされ、ジュリエット本人からも何故だかわからないが気になって仕方ない男性がいると打ち明けられた。
あの家の 恐ろしい魔女に毒息と長い爪を お見舞いされたんだ
「鍵」を探すアダリンドの策
ニックは、モンローに「アダリンドが街に戻りハンクを襲った」と知らせ、ジュリエットを預かって欲しいと頼む。しかし、アダリンドの行動は素早く、すでにジュリエットをお茶に誘っていた。
ジュリエットはニックからの電話を無視し続け、アダリンドとカフェにいた。 アダリンドはジュリエットを心配しているふうを装い、ニックの鍵の隠し場所を探ろうとする。おばさんのトレーラーに話が及んだ時、ジュリエットはしつこくかかるニックの電話に出ることにした。
ニックはアダリンドと一緒に居ると言うジュリエットを心配するが、ジュリエットにとってはニックに心配される事も我慢できない事だった。ニックはアダリンドを捜しているとジュリエットに説明し、ジュリエットは電話をアダリンドに渡した。
アダリンドは「時間がとれるならあなたも来てみれば?」と誘い、電話を切った。 カフェへ到着したニックは、アダリンドを母親殺しの容疑で逮捕した。 ジュリエットは、アダリンドを逮捕したニックを横暴なうえ自分を利用したと責めた。ニックとジュリエットの関係はこじれるばかりだ。
余裕のアダリンド
逮捕されたアダリンドは、余裕の表情でニックの取り調べを受けた。
アダリンドは、母殺害時のアリバイもハンク襲撃時のアリバイもスラスラと答え、完璧だった。マジックミラーの向こうで取り調べの様子を見ているレナードを意識しているアダリンドは、会話の中に「鍵」という単語を意味深にはさんだ。
拘置所に収監されたアダリンドは、ジュリエットから仕入れた「マリーおばさんのトレーラー」情報をレナードに教えた。レナードは、ニックのトレーラー探しを開始し、保管場にあるトレーラーを発見した。
フントイェガーの末路
ハンクを見舞ったモンローはヴェッセンの仕業だと察知した。ハンクの部屋へ行ったモンローは、フントイェガーの臭いを嗅ぎ取り、ニックに連絡した。
フントイェガーは王家に仕えるフェラートだ。アダリンドが最近就職したと話したGQR工業も、以前王家の手先(モヴェ・ドン)が乗ってきたタンカーを所有している会社だと判明した。ニックは、アダリンドが王家の手先だと気が付いた。
ニックとモンローはふたりでフントイェガーを倒すことにした。 まず、モンローが友人を訪ねるふりをして、フントイェガーたちがいるアダリンドの部屋へ向かった。しつこく何度も部屋へ来るモンローに、おかしいと気づいたフントイェガーたちはモンローを追って外へ出て来た。
フントイェガーを引き連れてモンローが向かった先は、人目のない場所だった。そこには武器を手にしたニックが待ち構えていた。ニックはグリム的解決法を選び、モンローを追ってきたフントイェガーたちを倒した。
傷を負ったフントイェガーが、助けると言うニックの言葉に応じボスの名を喋ろうとしたとき他の仲間が阻止しようと襲い掛かり、結局フントイェガーは全滅した。ニックはフントイェガーたちの所持品を集め、モンローに保管してもらう事にした。
居候ニック
ニックはジュリエットとの家を出て、モンロー宅で居候する事にした。
モンローは「家を出た今なら」と言い、ニックに録画したニュース番組を見せた。ジュリエットとスパイスショップに来た男性が映っているというその映像には、記者会見するレナードが映っていた。
おちゃのま感想 ★★★
アダリンド再び!
エリックと手を組んだアダリンドは、レナードに対しても強気です。
あのわざとらしい態度は、ニックも言っていたけど「ヘクセンビーストでなくても魔女」ですね。
モンロー宅の居候になったニック。 ニックはアダリンドからジュリエットを守る為・・・という理由で家を出たのかも知れないけど、家にいても休めないし、これでよかったよと思ってしまってます。 家を出て行くニックに対するあのジュリエットの心無い態度といったら・・・もう(涙)