Episode13 Face Off
【ざっくりあらすじ】
ジュリエットの相手がレナードだと知ったニックは、今まで通りにレナードと接する事ができなくなった。自分で制御できない強迫的な感情を抑えようとすればするほど、暴力的になってゆくジュリエットとレナード。ジュリエットはついに銃を持ち出し発砲してしまう。
征服の意志こそが勝利の第一条件である
ジュリエットとレナードの呪い
ウーから連絡を受けたニックが自宅へかけつけると、ジュリエットは憔悴した様子で茫然と座っていた。
ジュリエットは侵入者がいた気がして撃ってしまったと話し、レナードの事は言おうとしない。ニックはウーに「正当防衛」で処理してもらい、ジュリエットには警護をつけた。
モンローは、レナードが初めてスパイスショップへ来たとき「呪いにかけられた心当たりがある」と言っていた事と、ジュリエット昏睡事件後に浄化に使う材料を買って行ったヘクセンビーストがいたことを照らし合わせ、おそらくそのヘクセンビーストがこの強迫観念の呪いに関係しているはずだとニックに話した。
そのヘクセンビーストの電話番号は前に教えたものだとモンローに言われたニックは、探しているヘクセンビーストがアダリンドの母親キャサリンだと気が付いた。キャサリンはすでにニックママが殺してしまっている。せっかく見つけた糸口も消えてしまった。
頼もしい仲間
ポートランドにロザリーが帰ってきた。
ニックと一緒にロザリーを出迎えるモンローの手には、花束が握られている。バスから降りたロザリーは、まっすぐモンローへ駆け寄りキスをした。
ロザリーは「さっそくスパイスショップへ行きましょう」と頼もしい。 ロザリーの推理では、レナードは王家の人間で、アダリンドの母親が浄化の薬を作ったのだろうという事だった。ジュリエットとレナードが惹かれあうのは当然の流れで、早くこの新たな呪いを解かないとお互い殺し合うことになると言う。
ロザリー、モンロー、ニックの三人はスパイスショップの分厚い本の中から、キャサリンが使った呪いを見つけ出した。問題は、呪いを解くには最初の感染源(アダリンドの猫)が必要な事だ。猫はずっと前にスパイスショップから逃げ出し、誰も行方を捜していなかった。残された方法は、ニックがレナードが飲んだと同じ浄化の薬を飲む方法だった。
レナード
レナードはアダリンドを釈放し、「呪いを消せ」と迫った。アダリンドは「楽にする事はできる」とレナードを誘惑し、レナードはアダリンドに求められるままザウバービースト(ヘクセンビースト男性版)に変身し、アダリンドと関係を持った。
ニックのトレーラーで鍵を見つけられなかったレナードは、ニックが警察署のデスクに何かをこっそり隠している姿を思い出した。ニックのデスクにそれとなく座り、引き出しを確認するレナード。 退院してきたハンクに声をかけられたレナードは、アダンリドの資料を探していたとごまかし、鍵を持ち去った。
鍵を待つアダリンドのもとへ向かうレナードに、ジュリエットから「ニックが自分の相手がレナードだと気づいている」と知らせが入った。レナードは鍵は見つからなかったとアダリンドに報告した。
鍵がなかったと聞いても、アダリンドはどこか上機嫌でオーストリアへ帰って行った。
本当の姿
レナードは、ふたりきりで話し合いたいとニックを呼び出した。
いきなりニックに殴られたレナードはヴェッセンに変身した。レナードは鍵をニックへ返し、王家に鍵が渡れば破滅につながると話した。
誰よりも(アダリンドの猫から始まった)この呪いの収束を願っていると訴えるレナードを連れて、ニックはスパイスショップへ向かった。
スパイショップには、ニック、レナード、ジュリエット、そしてモンローとロザリーがいる。 みんなが見守る中、まずニックがロザリーの作った浄化の薬を飲んだ。いっきに飲んだニックは、しばらくすると激痛に襲われ倒れてしまう。苦しむニックの体は真っ赤なり、燃えているようだった。
オーストリアへ戻ったアダリンドは、自分が妊娠していると知りほくそ笑んでいた。
おちゃのま感想 ★★★★
レナードの正体、ついにバレちゃうの回。
ニックにジュリエットととのことがバレてなければアダリンドに鍵を渡してたのかなーと、その辺微妙なレナードでした。
わたしにとってはロザリーが戻ってきた事が何より嬉しいエピソードです。
やっとやっと・・・帰ってきましたよ~。
しかもいきなりモンローとのキス( *´艸`)
花束抱えてそわそわしてるモンローが微笑ましかったです。
ロザリーが戻った事で、停滞気味だった物語も進みそうです。