Episode4 Quill
【ざっくりあらすじ】
市公園局のライアンの車が追突された。追突した運転手は、顔中水泡に覆われ具合が悪そうだ。運転手は助けようとしたライアンを襲い、ふらつきながらビルへ入っていった。
『死神は背後に立ち言った
”来い お前がこの世から旅立つ時だ”』
ヴェッセンの感染症
ニック&ハンクはライアンを襲った男を追い、男が侵入したビルに入った。男がヴェッセンに変身し襲ってきたため、ニックたちは男を射殺した。人間の姿に戻った男は、顔中水泡に覆われ出血していた。
トレーラーで”ヴェッセンの出血熱 ”について調べると、『黄死病”フルヴァス・ペスティレンシア”』という豚からヴェッセンに感染する病気だと判明した。
死んだ男の妻は、動物管理局で家畜(豚)専門の研究員だった。感染ルートがわかり、ウーが男の自宅へ向かった。ウーは感染した妻に襲い掛かられ、射殺するしかなかった。
モンローとロザリー
モンローは、ロザリーをピクニックに誘うためスパイスショップを訪れた。ちょうどアダリンドの猫がケースから脱走したところで、ふたりは猫を探さないと決めた。
モンローとロザリーは、美しい森でのんびりとピクニックを楽しんでいる。ふたりはお互い惹かれあっていると自覚しているものの、ゆっくり進めようと意見が一致した。大切に思う相手だからこそ、ふたりは今までの恋愛のような失敗はしたくないと考えていた。
森の自然にも癒され良い雰囲気になったふたりの元に、公園局のライアンがやってきた。ライアンは顔に発疹が現われ、見るからに具合が悪そうだ。心配そうに声をかけるモンローたちに、ライアンは突然襲い掛った。何がなんだかわからないモンローとロザリーは、車に飛び乗り帰宅することになってしまった。
感染したロザリー
スパイスショップに戻ったモンローとロザリーは、良い雰囲気だったのに残念だったとお互いを見つめ合っている。ふたりの良い雰囲気を壊したのは、ニックの電話だった。ニックは、ヴェッセンに感染する『フルヴァス・ペスティレンシア』について質問した。
ロザリーは、ニックと電話中のモンローにキスをし続けている。モンローはやっとロザリーの様子がおかしいことに気づき、ロザリーの首筋に傷痕を発見した。『フルヴァス・ペスティレンシア』の初期症状は見極めるのが難しく、単に感情がたかぶった興奮状態に見えるという。ロザリーは、まさしく今そういう状態だった。
ニックとハンクは、森で見つけたライアンをスパイスショップへ運んだ。店ではモンローが治療薬を作っていた。モンローはロザリーに治療薬を与えようとするが、心配で手の震えが止まらない。震えるモンローの手から治療薬をそっと受け取り、ニックとハンクでロザリーへ投薬した。
ロザリーとライアンが目覚めるまで、モンローは秘密を知ったハンクに、自分がビッグフット事件の時、森でハンクにぶつかったヴェッセンだと告白した。
王家の刺客
レナードに協力者から「また(ポートランドに)刺客が行く」と連絡が入った。
刺客は『ナックラヴィー(馬型)』というヴェッセンで、狙いはニックが持っている『鍵』だ。
レナードは警察署員を使いその刺客を逃亡犯として捜そうとするが、すでにポートランドに到着した刺客は姿を消した後だった。刺客はニックを尾行し、スパイスショップを突き止めていた。
おちゃのま感想 ★★★★
モンローとロザリーの恋愛を予感するエピソード。
『フルヴァス・ペスティレンシア』は怖い感染症でしたが、治療薬で案外あっさりと治るんですね~。
今回からハンクも本格的にチームグリムです。
ついこの前までモンローに説明してもらっていたようなことを、えらそうに?ハンクに説明するニックが微笑ましい。ニックも成長したものです( ◠‿◠ )
ハンクへの説明で、ヴェッセンがグリムに気づくのは、ニックがヴェッセンと気づいたら相手も気づくというふうにニックは認識しているようです。その本当のところはわからないみたい。モンローにでも聞けばいいのにね・・・。