Episode10 The Hour of Death
【ざっくりあらすじ】
ドナ・レイノルズ誘拐容疑で逮捕されたゼインが、証拠不十分で釈放された。ゼインはヴェッセンで、ニックはゼインが犯人だと確信していた。モンロー作の自白剤を持ちゼイン宅へ侵入したニックは、拷問のうえ殺害されたゼインの死体を発見した。ゼインは殺される前に警察へ電話し、誘拐の自白とドナの居場所を告白していた。ゼインの遺体には特徴的な焼印が押されていた。
獣に焼き付けられたのは一族の印 その姿を見て生き延びた者はいない
グリムの”G”
被害者のドナは無事保護され、レナードは記者会見でゼインに押されていた印を公開した。
テレビで記者会見の様子を見たモンローやバドは顔色を変え、ニックに連絡した。ニックはバドには調査中と話し、モンロー宅へ向かい、印のレクチャーを受けた。
印は、ヴェッセン界の親が子供たちに聞かせるおとぎ話(アルプトラオム・フューア・ヴェッセン・キンダー)に出てくる通称”エンデツァイヒェン・グリム”という冷酷で悪逆無道のグリムがヴェッセンにつける印だった。
それはヴェッセン大虐殺のシンボルでもあり、もしその最悪のグリムがこの街へ来たのなら、ニックの評判を落とすことになるとモンローは心配した。
グリムの代行者
ニックとハンクはドナ誘拐に使用された車を特定し、ゼインの共犯リチャード・バーナを逮捕した。
逮捕されたバーナは、ニックを見るとヴェッセンに変身し「今度は俺を殺す気か」と声を荒げた。 署へ連行されたバーナはニックに怯え、すぐに弁護士を要求してしまった。
弁護士到着を待つ間、バーナのバンからは証拠となるドナの毛髪や指紋、ドナのバッグまで見つかった。ニックたちが取調室に戻ると、誰かがバーナを釈放した後だった。誰が釈放したのかわからず、ニックはバーナ宅へ特殊部隊を向かわせた。しかしすでにバーナは殺され、ゼインと同じくグリムの焼印が押されていた。
グリムになりたかったヴェッセン
監視カメラの映像からバーナを取調室から逃がしたのは、インターンのライアンだとわかった。 そして、ライアンがニックを訪ねてきたバドを連れ去った事が判明した。
バドがヴェッセンだと気づいたライアンは、それだけで殺そうと連れ去ったのだ。 ニックはバドが残業していると聞き、バドの店へ向かった。 ライアンに吊るされたバドは、怯えつつもライアンを思いとどまらせようとしていた。
バドが焼印を押されようとした時、ニックたちが到着した。ニックを見たライアンは逃げ出し、追いかけたニックに捕まった。ライアンは、自分はグリム以上の存在だと言い不気味な容姿のヴェッセンに変身した。 ヴェッセンの姿を見られたライアンは「殺してくれ」と訴えるが、ニックはライアンを逮捕した。
呪いに逆らえないふたり
レナードはニックを口実にジュリエットを呼び出した。 カフェでレナードと会ったジュリエットは、レナードへの不思議な感情にとまどい、話の途中で席を立ち帰ってしまった。
夜。ジュリエットがカフェに忘れていったサングラスを届けにレナードがやってきた。 レナードは呪いの衝動を抑えられず、ジュリエットにキスをした。 ジュリエットは、昏睡から目覚める前に自分にキスした相手はレナードだと気がついた。
おちゃのま感想 ★★★
バド危うしのエピソード。
そこがメインじゃなくても、わたしの好きなバド登場~(#^.^#)
ライアンに捕まり、殺されるかも知れない大ピンチの状況でも、バドらしい人の良さがにじみ出てました。特に吹替版のバドの声優さんの演技は、よりバドらしさが感じられて大好きです。
今のジュリエットにとってニックは全く知らない人なのでしょうが、ずっとベッドを占領してるあたり・・・ちょっとムッとしてしまった。なんか当然って顔なんですもん。
ニックが譲ってるんだろうけど。ソファーで寝ているニックに、も少し気を使ってあげて欲しい・・・と思う(´・ω・`)