Episode11 Death Do Us Part
【ざっくりあらすじ】
幽霊探査隊を名乗るグループが幽霊屋敷で有名なドノヴァン邸に侵入し、ひとりが感電死する事件が起きた。その家では5年前、ステットソンとパティのドノヴァン夫婦が謎の凶器で感電死する殺人事件が起きていた。幽霊探査隊が撮影していた映像には襲い掛かるヴェッセンの姿が映っていた。
『彼女を近くに 感じすぎたあまり彼は境界線が見えなくなった』
マタンカ・ズンビード(デンキウナギ型)
シャーフブリッカ(フクロウ型)
幽霊の正体
ドノヴァン夫妻の遺体は損傷が激しく、溶けた結婚指輪からドノヴァン夫妻だとされていた。容疑者は、ステットソンの友人で妻の浮気相手セオ・ヒンクリーだった。しかし、対象者だけを感電死させる凶器が特定できず、事件は未解決のままだった。
幽霊探査隊の動画に映っていたヴェッセンがセオかどうか、セオの妻リリーに確認した。リリーは何の話かわからないととぼけていたが、ニックが「自分はグリムだ」と明かすと思わずヴェッセンに変身してしまった。リリーはシャーフブリッカ(フクロウ型)だった。
ニックは事件について知りたいだけだと説明し、リリーの協力を求めた。リリーは、ドノヴァン邸で殺されたのは自分の夫セオとパティだと話し始めた。当時、セオの浮気を知ったリリーがパティの夫ステットソンが”マタンカ・ズンビート”というヴェッセンとも知らず相談し、ステットソンがパティとセオを感電死させたのだ。リリーが真実を話さなかった理由は、「夫はシャーフブリッカで感電させることなどできない」とは証言できなかったからだ。もし当時ステットソンの正体を知っていたら浮気の事は話さなかったとリリーは後悔していた。
感電を防ぐ奇妙な方法
ニックたちがトレーラーへ行くと、ジュリエットがヘクセンビースについて調べているところだった。ジュリエットは「トラブルの代わりに手伝おうと思って」とごまかしながら、帰って行った。
調べると、”マタンカ・ズンビート”の力は「ゼウスの怒りに迫る力」で、グリムでも簡単に感電死させられると記されている。その対処法は「粉末状の毒ガエルの皮膚を水に溶いた練り物を耳に開けた穴に塗る」という奇妙な方法だ。トレーラーでその”カエルの粉”を見つけたニックたちは、幽霊屋敷へ向かった。
幽霊屋敷には銃を持ったリリーと、幽霊探査隊のメンバーがすでに侵入していた。ニックはしぶしぶ耳に穴をあけ、練り物を塗り、屋敷の中へ入って行った。ステットソンの攻撃はニックに通じず、ひるんだステットソンをリリーが射殺した。
ニックたちはリリーを正当防衛だとし、処分しないと決めた。ウーは殺人犯だと言うが、ステットソンが生きていたとして拘留する事は不可能だ。幽霊探査隊は撮影したステットソンの動画を流してしまったが、レナードは問題ないと判断した。そこに映るステットソンは現実の事には見えなかった。
新たなヘクセンビースト
ジュリエットからヘクセンビーストへ変異したと打ち明けられたレナードは、母(エリザベス)の旧知のヘクセンビースト、ヘンリエッタを紹介した。レナードがそもそもポートランドに住むことになったのも、このヘンリエッタのおかげなのだという。
そして、レナードにも変化が現れた。エリザベスの術で治ったはずの傷口から血がにじんでいた。
ジェリエットの変化に加え、レナードにも異変が起きてましたが・・・どういう事なんでしょ。ジュリエットはアダリンドに変身した事が関係してると思うけど、レナードは?エリザベスの術の副作用なのかな~。
新たなヘクセンビーストのヘンリエッタが登場したのだけど、ヘクセンビーストにも善人はいると思っていいのかな~。ジュリエットを助けてくれるのか疑問です。
レナードにしてもニック側にいるのは、反王家だからだという理由だと思うので。マリーおばさん殺そうとしてたし・・・。