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フィアー・ザ・ウォーキング・デッド 5 前半エピソード5~8【あらすじ感想】

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Fear the Walking Dead

 

 

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Episode5~8

【ざっくりあらすじ】
休憩所に避難したアニーたちは安全な場所でくつろぎ、ディランやマックスは飛行機の修理を手伝った。行方のわからないアルは、マスクの女に捕らわれていた。

 

 

アルの物語

アルを捕らえたマスクの女は、仲間と地図を撮影したテープを要求した。テープを渡すまで殺されないと判断したアルは逃走を試みるが、見つけたヘリは燃料が切れており、無線に出た男は何者かわからない。アルから無線を奪った女は燃料切れを報告し、相手は応援部隊を送ると返事した。

 

 

無線の相手に相棒の死もアルのことも報告しなかった女は救助を待たず、ヘリの燃料を保管している山を目指す。同行したアルは命がけで崖をのぼり、女を助けた。名前さえ名乗らない女は、相棒を殺した理由は「任務を脅かすものは消す」という組織のルールに従ったからだとアルに教えた。女の相棒は放射能に汚染された死人に動揺したのだ。

 

 

「私がどこから来たか、その場所も名前も教えない」と念押しした女は、テープを見つけた誰かが地図の意味を知ったら私たちの任務が危うくなると話し、任務は未来のためと説明した。テープを破壊しなければ相棒の死も、自分の死も無駄になると訴える女の目には涙が浮かんでいる。

 

 

翌朝、テープを渡せば殺されると知っていながらも、アルはテープを女に渡した。証拠のテープを破壊した女はアルが生きることを望んでいた。「このことは忘れて、私を捜さないで」と命じた女は、自分の名はイザベルだと教えた。「こんな世界で、最高に美しい人に出会えた」と打ち明けたイザベルとアルはキスをした。いつの間にかふたりは互いに惹かれあっていたのだ。

 

 

ふたりはそれぞれ仲間のもとへ戻った。モーガンたちと合流したアルは、イザベルのことも、イザベルの三つの輪の組織のことも報告しなかった。

 

 

 

ジョンとドワイト

ジョンは妻シェリーを捜すドワイトに付き合った。シェリーが残した手がかりから見つけた食堂には店主らしき男性の遺体しかない。落胆したドワイトは「俺のために、シェリーはすべてを犠牲にした」と打ち明けた。「あんたの運をわけてくれ」と言うドワイトの願いが届いたのか、ジョンは食堂に残されたシェリーのメッセージを発見した。

 

 

シェリーが使った車が見つかり、車を調べたジョンはシェリーがドワイトに宛てた手紙を発見した。手紙の中でシェリーは「これ以上、私を捜さないで」とドワイトに別れを告げていた。必要に迫られ、食堂で人を殺したシェリーは、自分のためにドワイトが死ぬことを恐れていた。ドワイトに生きていて欲しいと願うシェリーの、それが最後の手紙だった。

 

 

シェリーを求めるドワイトの気持ちが理解できるジョンは手紙を見せることができない。しかし、ガス欠になり、徒歩でも捜し続けるつもりのドワイトにウソはつき通せなかった。シェリーの手紙を読んだドワイトはシェリーの願いを理解しつつも、諦めきれない。ジョンのように強運が必要だと感じるドワイトは、ジョンのように人助けをすると決心した。ドワイトは、ジョンをジューンに返すことから人助けを開始した。

 

 

 

困難な救出

ひとりで放射能汚染と闘うグレースから発電機が必要だと連絡が入る。モーガンたちとグレースの繋がりを知ったアニーは森へ戻ると言い出した。マックスやディランは反対し、アリシアも説得してみるが、放射能汚染で両親を亡くしたアニーは「考えは変わらない」と頑固だった。

 

 

モーガンたちの救出方法を捜していたビクターとチャーリーから、プロペラを届けると連絡が入る。アリシアは遠くの空から悠々と近づくビール型の気球を子供たちに見せようとするが、すでにアニーたちは休憩所を去っていた。アリシアはアニーたちを追い森へ入り、グレースに発電機を届けたモーガンも森へ入ろうとしていた。気球の燃料が切れたビクターとチャーリーが危険区域に不時着したのだ。

 

 

 

危険な森

アニーたちの隠れ家は、死人の鎖に守られていた。しかし、子供たちを捜すアリシアが鎖を切ったことで、死人が隠れ家に押し寄せた。アリシアに反発するアニーをディランとマックスが説得し、アニーはアリシアの指示に従った。子供たちの避難をアニーに任せたアリシアは死人の群れにひとり立ち向かう。無我夢中で死人を倒したアリシアは、線量計を身に着けた死人の血を浴びてしまった。

 

 

ビクターとチャーリーの救出へ向かうモーガンは、グレースが教えた家からプロペラを運ぶための車を調達した。そこはかつてのグレースの自宅だった。手に入れた車をビクターとチャーリーに渡したモーガンは「飛行機を直してくれ」と頼み、オーバーヒートした発電機と格闘するグレースを救出した。「君が自分を救おうとしないから、俺の命を懸けた」というモーガンの言葉を聞いたグレースは、モーガンと一緒に逃げる道を選んだ。

 

 

 

脱出

プロペラが届いた休憩所に、アニーたちも到着した。グレースと休憩所へ向かうモーガンは、森に残ったアリシアを助けた。アリシアを除染したグレースは、子供たちを助けてくれてありがとうと感謝し、大丈夫だと信じましょうと励ました。

 

 

飛行機は修理を終え、滑走路代わりの道路も整備した。森の中から死人に追われるモーガンたちが現れ、さらにジョンとドワイトも追いついた。追いすがる死人をその場に残し、仲間全員を乗せた飛行機は無事離陸した。モーガンは「人助けをしながら、自分を生き直す」と新たな目標を掲げ、ジョンはジューンにプロポーズした。

 

 

そのころ、着陸用の滑走路を確保したサラとウェンデルは、滑走路を照らす明かりを捜していた。サラはデニム工場を奪ったローガンのトラックに目をつけるが、捜していたものが見つからずデニム工場を出て行くところだというローガンは協力を拒んだ。明かりがなければ、飛行機を無事着陸させることは難しい。途方に暮れるサラたちの前に、ダニエルが戻ってきた。サラたちの無線を聞いていたダニエルは滑走路を照らすライトを届けたのだ。

 

 

 

再会と新たな仲間

ウェンデルが命がけで守った滑走路の明かりは仲間たちを乗せた飛行機を無事着陸させた。出迎える仲間たちの中にダニエルを見つけたアリシアは駆け出し、ダニエルを抱きしめた。再会を果たしたふたりは、辛い経験を乗り越えた互いを思いやった。娘にようやく別れが言えたと話すダニエルのビクターへのわだかまりは消えていた。

 

 

飛行機を見たという女性から助けを求める無線が入る。応答しているモーガンたちの前に、「無線の女を助ける前に、俺の話を聞いたほうがいい」と訴えるローガンが現れた。ローガンによると、無線の女はクレイトンが隠したガソリンを捜している。そのガソリンの在りかがクレイトンの日誌に書かれていると説明したローガンは「日誌をくれたら案内する」と提案するが、デニム工場を奪うため騙したローガンの言葉を信じることはできない。無線の女は全員を殺すと教えたローガンは、自分も償いをしたいと訴えた。

 

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おちゃのま感想

4.0

泣いてしまった。あの飛行機で森を超え、滑走路の明かりが見えたあたりから、もうぐずぐず・・・。ハラハラしたウェンデルも無事だったし、珍しく明るい流れで後半へ続きました。

 

ダニエルとアリシアの再会は、言葉にできない感動がありました。いまは普通のおじさんに見えますが、善人になってもダニエルはダニエルですよね。味方になってくれれば、心強いはず!

 

やはりシェリーの出演は無理なのね(涙)ドワイトがシェリーを見つけ、ふたりがこのチームの仲間として活躍する姿を見たかったです。まだ希望はあるでしょうか?しかし、シェリーからの別れの手紙を読んだドワイトが、冷静でよかった。ダニエルに散髪してもらうドワイトを見てみたいです。

 

シーズン後半は新たな場所で新たな敵との戦い・・・ということになるのかな。ローガンは信用できないと思うけど、新たな脅威が迫ってそうですよね。そして、アルが出会ったイザベルの組織も謎のままです。

 

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