ほぼ第18話「差出人」のあらすじ
【ざっくりあらすじ】
いよいよラスティ参加による脅迫犯逮捕作戦が始まる。ラスティはチェスの道具を持ち公園にておとりとなる。この作戦を仕切るのはエイミーの顔なじみの特捜班クーパー警部補。犯人に気づかれてはいけない為、周囲には重犯課メンバーはおらず、ラスティは自分を警護している警官の顔を知らなかった。初日に失敗をしたラスティは、エイミーに教わった通り慎重に行動するようになっていた。
繋がった脅迫犯とストロー
シャロンたち重犯課はソファーカバーに包まれた刺殺体の捜査を担当することになりました。モラレス医師の「最近同じような遺体を見た」という話から、近隣で起こった同一犯の犯行と思われる事件が判明し、連続殺人として捜査を開始します。
被害者の妻に話を聞くと、出所したばかりの被害者は刑務所で何かのメッセージを届ける仕事を引き受け、指定された鉛筆とノートを持参して出掛けて行ったと言います。その「鉛筆とノート」はラスティへの脅迫状に使われた物と同じメーカーのものでした。
この奇妙な符合にストローとの関連を調べると、被害者はストローと同じ刑務所に入っていたことが判明します。しかし、ストローとの接点は見つかりません。他の被害者たちとの刑務所内の共通点を調べ、シャロンたちは医務室で働いていたレイエス受刑者に目をつけます。
ストローは、レイエスの自己弁護の書類作成を手伝う代わりに、近く出所する受刑者を見つけ脅迫犯へメッセージを届けさせるよう指示していたのでした。
ラスティに近づく脅迫犯
ストローと脅迫犯がつながった頃、公園のラスティの前に変装した(ふうな)ビルと名乗る男が座ります。ビルはラジオを使い会話を警察に聞かれないようにし、自分は警官だと名乗り「君の理解度を確認しよう」と、ラスティがどのように警護されているのか聞き出します。そして、自分が身分を明かしたこと(警官だということ)は上司には内緒だぞと言われたラスティは、健気にもその約束を守ってしまいました。
脅迫犯が想像以上に近づいてきていると感じているシャロンは、ラスティが囮作戦を続けることに不安を覚えます。しかし、ラスティは自分は大統領並に警護されてると言い、囮作戦は続行。
また同じようにソファーカバーで包まれた刺殺体が発見されます。しかし今度の被害者は受刑者ではなく、遺体が発見されたのは偶然と言えるものでした。今までのパターンとは違うこの被害者は、シャロンと同じマンションに住む住人でした。ますます近づく脅迫犯。
被害者の身元が判明し、すでに帰宅したシャロンへ電話で知らせると、シャロンは特捜班の到着も待たずに被害者の部屋へ銃を片手に直行します。被害者宅には犯人がラスティを騙し連れ込んでいました。犯人のことを警官だと信じているラスティは、疑うことなく犯人に従ってます。ラスティがナイフで襲われかけた瞬間、シャロンが部屋へ到着。犯人はラスティ殺害を諦め窓から逃走してしまいます。ラスティは無事でしたが、犯人は逃げてしまいました。
この失敗でシャロン宅は安全ではないことがわかり、ラスティはプロベンザが預かることになりました。そして、2年先だと言われていたストローの裁判は来週行われることに決まりました。
見た目と人当たりの良さそうな雰囲気で、ラスティもすっかり騙されてしまいました。初日に犯人に扮した警官に騙されちゃったから、信じやすかったんだろうとは思うけど簡単すぎなラスティです。
母親に捨てられて散々な目にあったのに、他人を信用することができるのはラスティの良いところだとは思うのだけど、今回はもっと疑うべきだったなぁ。
最後に殺されかけたラスティは、シャロンに自分から抱きつきます。震える声で心底怖かった表情のラスティ。まるで親子そのもの。ラスティにとってシャロンが心の安定をもたらす存在なんだなーと痛感できるシーンでした。
そして、快適なシャロン宅からプロベンザ宅へお引越し。裁判も前倒しで行われることになり(できるのか)いよいよ大詰めです。