Episode1 The Skinner (No. 45)
リズの死から2年。FBIのブラックリストチームは解散し、それぞれ新たな道へ進んだ。レッドは姿を消し、デンベはFBI特別捜査官になった。潜入捜査中、相棒を殺され、自身も重傷を負ったデンベはクーパーに協力を求め、再びブラックリストのチームが集まることになる。
レッドのもとへ
デンベがFBIを去ったクーパーを頼った理由は、情報を持っているはずのレッドに会ってほしいからだった。姿を消したレッドは、デンベですら連絡がとれないのだ。
デンベに「アグネスを育てているあなたならレッドに接触できる」と説得されたクーパーは複雑な手順を踏み、懐かしの“友人”レッドと再会する。しかし、ウィーチャとミアースという姉妹に体と魂を守られることで生きていると語るレッドが気にかけていることは、リズの娘アグネスのことだけだった。
700歳の海賊
デンベのために情報を求めるクーパーを突き放せないレッドは、犯人を探す唯一の手がかりだったタトゥーは“スキナー”のものだと教える。レッドによると、“スキナー”は、1452年に突然死した初代から現在まで、手下の1人が後継者になる制度が続く盗賊組織だ。レッドも知らない現在のスキナーが狙っているものは、国家的危機にもなりかねない台湾製次世代マイクロチップだった。
動けないデンベに代わり、スキナー捜しを始めたクーパーはかつてのチームを招集する。結婚を機にFBIの教官職へ異動したパクと、友人と起業したアラムはクーパーの呼びかけに応じたが、故郷デトロイトへ戻ったレスラーはレッドと関わることを嫌い、断った。
新たなブラックリスト
先代スキナーと旧知の仲だったレッドの働きで、新スキナーは“ベック”という名でNYのホテルに泊まっていると判明する。スキナーが監視している家族の情報が欲しいクーパーは、投資家コンロイ宅でプレゼン中のアラムに写真を送りつけ、強引に調査を指示する。
スキナーが監視している相手は最先端マイクロチップを製造しているSCG社の技術責任者チェン・ユーランだった。マイクロチップの強奪に失敗したスキナーは、標的を製造者に変えたのだ。ユーラン一家の拉致を阻止できなかったクーパーたちは、この事件を解決すると決める。
一方、元気に走り回るアグネスを遠くから眺め、眠っているデンベを見舞ったレッドは再び消えようとする。そんなレッドを引き止めたのは、レッドと関わることを拒んでいたレスラーだった。世界を安全にするブラックリストを守るため自分の人生を諦めたリズのためにも現場に戻ると決めたレスラーは、レッドに新しいブラックリスト“スキナー”ことグレアム・アンダーソンの資料を突きつけた。
おちゃのま感想
壮絶だった前シーズンから、どうやって繋げていくのか楽しみより不安が勝っておりましたが、どんなに悲しく辛い出来事が起きたとしても人生は続く・・・そんなメッセージを感じた第1話でした。チームを鼓舞するデンベのセリフにもありましたが、ひどく治りが遅くて、めちゃくちゃ痛いことの繰り返しだとしても、逃げずに乗り越えないと前へ進めないってことなんですよね。・・・身にしみて、切なくなります。
しかし、デンベがFBI特別捜査官って・・・。レスラーがツッコミしてた身辺調査もだけど、年齢的にネイサン・フィリオン主演の『ザ・ルーキー』みたい。デンベってお孫さんいるよね?
ところで、わたしはまだリズを諦めきれておりませんっ。どこかで生きてるんじゃないかな〜と、未練たらたらです。母カタリーナがしたことを思えば、リズだってアグネスを守るためなら何だってすると思うし、クーパーも手を貸すと思うんですよね〜。そんな妄想はさておき、ブラックリストファンのみなさま、今シーズンもよろしくおねがいします!( ´ ▽ ` )ノ