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ブラックリスト 9 第4話「復讐の天使」【あらすじ感想】

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The Blacklist
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Episode4 The Avenging Angel (No. 49)

【ざっくりあらすじ】
次のブラックリストを知らせるレッドと会ったデンベは、自分のために戻ってくれたレッドに感謝するが、レッドは「アグネスのため」とそっけない。デンベとの話し合いを拒んだレッドが知らせたブラックリストは、盗まれた物を盗み返し、持ち主に返す“復讐の天使”ミカエルだった。

 

 

暴走した天使

レッドによると、自殺と思われているIT企業のCEOマッケンリーの死はミカエルの仕業だ。親友でビジネスパートナーのフリーソンに知的財産を盗んだと訴えられたマッケンリーは、勝訴した後、懺悔のビデオ遺書を残し、転落死していた。

マッケンリーの死で会社を取り戻したフリーソンがミカエルの雇い主ではないかと疑うが、親友に会社を奪われたフリーソンがしたことは、ネット掲示板に愚痴を書き込むことくらいだった。その掲示板がミカエルの標的捜しの場だと考えたチームは、スレッド主がアクセスした場所からミカエルのアジトを発見する。

アジトにあった遺留品から、ミカエルの次の標的はアメリカで72番目の大金持ちデレク・ハントリー、病院の経営者ウォルター・コンラッド、地元の労働者ウィリアム・グリーンの3人だと特定する。

すでに行方不明になっている3人の繋がりは心臓移植だった。フリーソンのようにネット掲示板に書き込みをしていたグリーンの妻の話から、チームは『病棟の寄付と引き換えに、富豪のハントリーがグリーンに移植されるはずだった心臓を奪った』と推測する。その推測が正しければ、ミカエルはハントリーの心臓を奪い、グリーンに移植するはずだ。

レッドの正義

グリーンのペースメーカーの信号を追い、医療器具が搬入されたばかりのミカエルの隠れ家を突き止めたチームが踏み込むと、すでにグリーンは心臓移植され、傍らには射殺されたミカエルの遺体があった。

殺したミカエルの心臓をグリーンに移植させたのはレッドだった。ミカエルの信念に賛同しつつも、その仕事ぶりに納得していなかったレッド自ら、“復讐の天使”になったのだ。ミカエルに接触するためレッドが入手したナチスに奪われたゴッホの絵画は、ヘディが探し出した本来の持ち主のもとへ戻された。

クーパー

行った記憶のない駐車場に止めた車の中で目覚めたクーパーは、困惑しながら帰宅する。動揺した様子でクーパーを出迎えた妻シャーリーンは「昨夜ダグが射殺された」と知らせる。

かつてシャーリーンの浮気相手だったダグが殺された夜、記憶のない場所で目覚めた自分の銃から弾が1発消えていることが偶然に思えないクーパーはダグの事件資料を取り寄せ、個人的な弾道検査を友人のスローンに頼む。弾道検査の結果は、クーパーを愕然とさせる。ダグを殺した銃はクーパーのものだった。

レスラー

小細工で誤魔化そうとした1度目の薬物検査がグレー判定になったレスラーは、2度目の検査がラストチャンスだ。薬物はやめたものの不安なレスラーは、依存症の再発を見抜いたパクに協力を求める。

いったんは断ったパクだが、この仕事が必要だと訴えるレスラーに協力する。カテーテルでクリーンな尿を体内に入れるという荒業で薬物検査をパスしたレスラーだが、思いもよらない結果に戸惑いを隠せない。パクが提供したサンプルから、不自然なホルモン値が検出されたのだ。

 

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おちゃのま感想

3.0

 

ブラックリストの捜査はつなぎに思える内容でしたが、クーパーに魔の手が迫る・・・そんな展開にハラハラさせられると同時に興味津々です。

 

過去の人になってたダグを殺し、それをクーパーの仕業に仕立て上げるという手口を考えると、クーパー個人への怨恨というより、再結成したチームを潰したい誰か(もしくは組織)の仕業なのかな?敵はたくさんいると思いますが、直近の敵(と言っても、物語の中では2年前)だったタウンゼントの組織はどうなってるんでしょうね?タウンゼントの手下はFBI内部にもいるはずですものね。

 

今回、チョイと登場したクーパーが銃の弾道検査を頼んだスローンは、『インスティンクト』のムードメーカー刑事フッチ役ダニー・マストロジョルジオさんでした。友人にハメられた過去のあるクーパー周辺の人物は、要チェックですよね。スローンは善人でありますように(祈)
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