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ブラックリスト 6 第9話「D大臣」【あらすじ感想】

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The Blacklist

 

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Episode9 Minister D (No. 99)

【ざっくりあらすじ】
無罪の切り札を手に入れるため、レッドは連続恐喝犯『D大臣』の名前をリズに渡す。一方、検事のシマはかつてレディントン追跡班の捜査官だったレスラーを召喚した。レッドが偽物だと知ったレスラーは、レッドの秘密を守れば宣誓下で偽証することになる。

 

 

 

 

このドラマの主人公(現在法廷にいる人)を“レッド”、元海軍士官のレイモンド・レディントンを“レディントン”と表記してます。

 

 

レディントンの罪

レディントンが反逆罪に問われているのは、1990年3月に起きた潜水艦USSギデオンの事件だ。機密任務中にソビエト海軍の攻撃を受け、134名の乗員全員が死亡したギデオンの機密情報を漏らしたのはレディントンとされている。FBIが傍受したKGBの通信についてシマに質問されたレスラーは「レディントンがギデオンの座標を伝えたことが示されていた」と証言した。レスラーの葛藤を察しながらも、レッドはギデオンの責任は情報を盗んだKGB工作員のカタリーナ・ロストヴァにあり、KGBが偽の通信を流した可能性を示唆した。

 

 

次にシマは、元FBI会計士のナスを証言台に呼んだ。レディントンが情報の見返りにソ連から金を受け取ったという証言を興味深く聞いていたレッドは、受け取った金が「レディントンの指紋とパスワードで引き出された」という点に着目した。引き出し方法は電信送金だとナスに確認したレッドは、指紋の写しを持ちパスワードを知る者であれば引き出せると指摘した。

 

 

 

チームの捜査

集めた犯罪の証拠で人を恐喝しているというD大臣を捜す手掛かりは、D大臣に脅迫されレッドに借金したことのあるシャイアントン・シャーだ。通話内容を正確に書き起こした手紙で脅迫されたシャーは部屋を調べ、配線盤に付けられた盗聴器を見つけていた。

 

 

シャーに使われた盗聴器はヴェラコム・フォンの設備から発見されていた。最初の事件から勤務している技術者を絞り込んだチームは、偽名と偽造免許で働いていたイライジャ・ベイリーがD大臣だと特定した。ベイリーの自宅から大量の録音テープが見つかるが、肝心のベイリーの行方はわからない。

 

 

押収したタイプライターのインクリボンから、ベイリーの次の標的はピーター・デリーマーだと判明した。録音された通話の中で、ミケーラという女性と不倫をしているデリーマーは保険金目当てで妻を殺害したと話していた。ミケーラのアパートにいるところをFBIに踏み込まれたデリーマーは外階段へ逃げ、転落死した。「刑を軽くしたければ協力して」と言われたミケーラはFBIに従い、ベイリーの指示通り金を運んだ。チームの罠にはまったベイリーはリズとサマルに逮捕された。

 

 

 

反逆罪の真相

クーパーにD大臣が捕まったと知らされたレッドは「1990年12月7日の録音を捜してくれ」と頼んだ。陪審員や判事を脅すつもりなら渡さないと言われたレッドは、テープは無実の証拠だと断言した。

 

 

証人席に着いたレッドは、三人称で証言を始める。それは疑うべき相手を疑わず、ロシア人女性と恋に堕ちた士官の話だった。レッドは、指令を受けてレディントンに近づき情報を盗んだKGBスパイのカタリーナの実際の雇い主は、世界を陰で操る秘密犯罪組織『結社』だったと明かした。

 

 

検察側が主張する反逆罪は「結社の力を借りたカタリーナの罠だった」というレッドの主張は、チームが見つけた『1990年12月7日の録音』が裏付けた。録音の中で、カタリーナに指示を出す声が元国家情報長官のフィッチであることは検察側の証人であるレスラーが認めた。

 

 

陪審員は無罪の評決を下した。

 

 

 

D大臣の正体

『1990年12月7日の録音』はリズたちチームも聞いた。そこには、追い詰められたカタリーナの生々しい声があった。結社の存在を知ったレディントンは娘のマーシャを連れ去り、カタリーナはレディントンをハメる作戦を考え、殺害を命じるフィッチを説得したのだ。

 

 

DNAからD大臣ことベイリーの正体は元陸軍兵のジョーダン・ラヴィングだと判明した。自宅の爆発で恋人を失い、自身もやけどを負ったラヴィングはカタリーナとフィッチの通話が録音された4日後に病院から消えていた。録音を聞いたリズは、カタリーナを脅迫したためラヴィングは家を爆破されたと確信した。

 

 

 

通報者

レッドを逮捕させた通報の音声は少女のものだった。レッドの指示で通報者の少女を見つけたデンベは、女性が100ドルで通報を頼んだと知る。3000ドルと冬のコートと靴と引き換えに、デンベはリズの写真を見せるが、通報を頼んだ女性はリズではなかった。

 

 

レッドの無罪を喜ぶリズに、デンベは「彼がここにいる原因は君だ」と指摘した。デンベは、通報を依頼したのはジェニファーだと気づいたのだ。レッドの秘密を守るデンベに、リズは「私の秘密も守って」と懇願する。デンベは、「通報を依頼したのはリズじゃなかった」という事実だけをレッドに報告した。

 

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おちゃのま感想

4.5

もう毎話がクライマックス!

レッドの独白に引き込まれました。こんな場面でカタリーナについて知ることになるとは…。カタリーナはKGBのスパイ兼結社の手先だったんですね~。やっと、リズを手放したことや、ふたりの娘であるリズが置かれた危険な状況も納得できました。

 

しか~し、レッドについての謎はさらに深まりました~。チラっと触れられてたけど、士官だったレディントンの指紋は登録されているんですよね?なので、出頭したレッドを指紋で“レディントン”だと特定した部分にこだわってしまいます。FBI(もしくは情報にアクセスできる人)に協力者がいるんじゃないかな~。わたしは、クーパー押し。

 

ところで、このところまったく心の動きが読めないリズは今回も複雑でした。父をハメる母の肉声を聞いたリズは、どう受け止めたのかな。でも、デンベに嘘をつかせるのは虫がよすぎると思うよ…( 一一)

 

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