Episode7 The Scare in the Score
【ざっくりあらすじ】
長時間拷問を受けた女性の遺体が見つかり、被害者は引きこもりの孤独な老人マーガレット・クワンだと判明した。世捨て人だったマーガレットが拷問を受けた理由は、彼女の家へ荷物を届けていた配達員のマイク・リースだとわかる。マイクはブースの部隊の元隊員だった。
緊急避難
マイクはここ数週間出勤しておらず、携帯も1週間前に使用されたのが最後で、ATMやカードも使っていなかった。マイクがアルド殺害犯に拉致されたのは確実だった。
アルドが拷問に屈しなかったことで、犯人はマーガレットの拷問を見せることでマイクから情報を得ようとしたのだ。マーガレットが殺されたことで、犯人はマイクからブースの情報を得たはずだ。
キャロリンはブースの家族に厳重警備の隠れ家を用意し、子供たちとマックスはブース自身が決めた警護チームとともに隠れ家へ移ることになった。ブースを手伝うと言うマックスに、ブレナンは「今こそ父さんの助けが必要なの」と子供たちを託した。
戦犯の息子
マーガレットの遺体から検出された”犬の毛”と”ビリヤード用チョークの成分”から、セルビア系移民のバーが見つかった。
バーに飾られていた少年の写真を見たブースは、その少年が自分が任務で殺したラディックの息子だと気が付いた。狙撃したときラディックの膝に座っていた少年の顔を、ブースは忘れることはなかった。
バーの店主は写真の少年はマーク・コバックだと教えた。コバックは現在28歳になる救命士で、衛生兵としてイラクへ従軍しており米軍のヒーローだった。
ラディックの息子は8歳の時赤十字の難民支援プログラムでアメリカへ渡っていることがわかったが、コバックがラディックの息子だという証拠はなかった。しかし、アンジェラが作成した両親の特徴を組み合わせた顔から、ブレナンはコバックはラディックの息子だと判断した。
ブースとオーブリーはコバックの自宅を訪ね、まずセルビア系移民のバーへ行ったことがあるか確認した。コバックは落ち着いた様子で受け答えしていたが、ラディックの名前が出ると表情を曇らせた。コバックの妻は夫の実の父が戦犯だったことを知らず、ふたりは口論を始めてしまった。コバックは「ラディックは父親ではない」と、ブースの目を見て話した。
異常な犯人
マーガレットの皮膚から採取した微粒子から、20年前に使用中止になったタルカムパウダーの成分が検出された。そのパウダーから監禁場所が特定され、マイクの遺体が見つかった。
激しい拷問を受けたマイクの遺体は損傷が激しく長時間放置されたように見えたが、実際は死後1時間ほどだった。犯人は情報を得たあとも拷問を続けるため点滴でマイクを生かしていたのだ。
遺体を調べるバジリは「ブレナン博士は心理学を奨励しないけど」と断わり、この犯人は異常だと断言した。また、陸軍時代のコバックの精神鑑定の記録を見たキャロリンも、何の障害もない結果に不審を抱いた。
復讐の結末
コバック本人がFBIへ現れ、「誰かが2つの殺人罪を僕に着せようとしている」とブースに訴えている最中、ブースの家族の隠れ家が襲撃された。
ブースやブレナンが駆け付けると、子供たちは何が起こったのが知らない様子で無事だった。しかし、子供たちを地下へ隠した後、警護に加勢したマックスは撃たれて重傷だった。隠れ家を襲った犯人はマックスが射殺しており、指紋からラディックの用心棒だった男たちだと判明した。
バジリが見つけた「奇妙な挫傷」が除細動器の痕だとわかり、救命士のコバックが使っている救急車の除細動器のコードからマイクのDNAが検出された。用心深いコバックは除細動器のパッドも機械も洗浄していたが、コードまで気が回らなかったのだ。
ブースに手錠をかけられたコバックは、「僕の父を殺したか」と質問した。
父の夢
手術が終わり意識の戻ったマックスは、そばにいるブレナンに孫やブースの無事を確認した。みな無事だと聞き安堵したマックは、夢を見ていたと話し始めた。
ブレナンやラスが幼いころ、家族でドライブした大切な思い出の夢を見たマックスは、そのまま息を引き取った。
おちゃのま感想 ★★★★
マックスが逝ってしまいました。
大切な思い出の夢を見たと語るマックスとブレナンのシーンには涙が出てしまいました。
マックスには回復して、ブレナンに細かいことを言われつつ孫たちと楽しく過ごす姿を見せて欲しかったです。「死は人生の一部」とあっけらかんとしていたブレナンにとって、これは必要なエピソードだったのかな(涙)
ブースを狙っていたコバックが逮捕されたことで、この事件は終わりでしょうかね。
最後はあっけなく逮捕されてしまったけど・・・。
残るはザックの件ですよね。
ホッジンズがサローヤンに見せた証拠は、やっぱりねつ造だったんでしょうかね?
というか、サローヤンの結婚式はまだでしょうか~( 一一)