Episode4 Atari
【ざっくりあらすじ】
2043年の世界では、かつてコールやラムゼが属していた『ウエスト7』というスカベンジャーの集団が、タイムマシンのある基地襲撃をもくろんでいる。2015年にいたコールは、突然呼び戻され戦いに参加することになった。
2032年 コールとラムゼ
コールとラムゼは、ふたりきりで何とか生き延びる生活を送っていた。
食料もないふたりに、ウエスト7というスカベンジャーが仲間にしてやると声をかけた。ラムゼは彼らに嫌悪感を示すが、コールは誘いを受けた。ラムゼはコールに従い、嫌々な様子で仲間に加わった。
コールは、ディーコン(ウエスト7のリーダー)の指示で案内役になったマックスと親しくなった。ラムゼは強奪や殺戮を行うディーコンに反発し、批判的な態度を崩さない。そんなラムゼを殺害しろと、ディーコンはコールに命令した。
コールはラムゼとともに『ウエスト7』から逃走を図り、その様子をマックスが見ていた。
2043年 襲撃された基地
呼び戻されたコールは、ラムゼとともにウエスト7の襲撃に備えた。
コールはジョーンズとマシンを守り、ラムゼはホイットリーと基地の中枢部を守った。敵の集団に囲まれたラムゼは「自力でのりきろ。俺は“アタリ”だ」と言い、コールとの通信を切った。(アタリとは、かつてラムゼがコールに説明してた囲碁用語。敵に囲まれ後がないと伝えたようです)
コールはラムゼを助けに行こうとするが、ジョーンズに説得され過去へ行き任務を続ける決心をする。ディーコンたちがマシンルームへ踏み込むと、ジョーンズは命がけでマシンを起動し、コールは光りの中へ消えていった。
コールがタイムトラベルで着いた先は、荒廃した建物のある現在と変わらない場所だった。2015年へ行くはずが失敗したのだ。茫然とするコールは、突然マックスに襲われた。コールは「ラムゼやジョーンズを殺したのか?」と聞くが、マックスは何の話かわからない表情をする。ディーコンの手下に捕らえられたコールは曜日を確認し、自分が送られたのは“2日前”だと理解した。
捕らえられたコールにディーコンは幻覚を見せ、基地に入る方法を聞き出そうとする。恐ろしい幻覚に恐怖を感じつつコールは「ラムゼに危険を知らせてくれ」とマックスに頼み、基地の入口を教えてしまった。ディーコンはさっそく襲撃の準備を開始した。
コールを救出したのはマックスだった。ラムゼと逃げたコールに裏切られたと思っていたマックスだったが、コールは「リスクが高すぎて連れていけなかった」と説明した。マックスはコールを信用したのか、一緒に基地へ向かい協力することになった。
基地へ戻ったコールは、その場所にいる自分自身と出会わないように慎重に進んでいる。ディーコンの作戦を知っているコールをマックスは不思議に思うが、コールの指示に従った。
コールはラムゼ救出へ向かい、コールとの最後の通信を終えた場面に間に合った。マシンの部屋では、ジョーンズを連れ去ろうとした手下をマックスが撃った。ディーコンがマックスに銃を向けると、爆発が起きる。そこへコールたちが踏み込み、ジョーンズを救出した。
ディーコンたちは撤退し、マックスは基地に残ることになった。ラムゼにヨリを戻すのかと聞かれたコールは「それはない」ときっぱり否定し、心にキャシーがいることを認めた。そんなコールにラムゼは「(キャシーに)自分のことを話せ」とアドバイスした。
2015年へ・・・
キャシーの元へ戻ったコール。
今までの態度を謝り「自分の出身地はフィラデルフィア近郊の小さな町」と、ラムゼのアドバイス通り自分のことを話し始めた。
そんなコールにキャシーは笑顔でうなずき、『ナイトルーム』を見つけたわと告げた。
おちゃのま感想
ラムゼも紹介してたけど、囲碁の用語らしいです。
死を覚悟したラムゼが「俺がアタリだ」という、切ないセリフ。日本語の“音”としてきくと「当たり」のように聞こえ、ちょっと間際らしいのですが。
今回は、キャシーや、謎のウィルスや、ナイトルームや、12モンキーズや、怪しい背高男やらの話はお休み。
2043年の『ウエスト7』との戦いも描いておかないと、今後の展開に困るのでしょう。マックスも仲間(ですかねー。一応)になったことだし。ここで、ラムゼの性格や、コールとの深い絆も描かれてそれはそれでよかったです。
次回は、本筋に戻るみたい。
キャシーの見つけた場所に果たして「ナイトルーム」はあるのでしょうか。