Episode7 Trial & Error
【ざっくりあらすじ】
チャスティンで行われている治験の参加者が体調を崩した。被験者の中には、姉のニックに旅行に行くとウソをついたジェシーがいた。ジェシーが治験に参加した理由はアパートの前金を稼ぐためだった。
危険な治験
ジェシーは依存症のリハビリ施設で知り合ったジョンに誘われ、治験に参加していた。ジョンが治験に参加した理由は、依存症の自分を見捨てずにいてくれる家族のためだ。被験者たちが不調を訴えても、治験の責任者のキシクは「よくあること」と気にも留めない。報酬はいらないと立ち上がったジョンが倒れ、コンラッドはジョンをERへ運んだ。娘の習い事のために少し稼ごうと思ったんだと話していたジョンが急変し、付き添っていたジェシーも嘔吐した。
ベルに治験の中止を命じられたキシクは、治験薬ではなく院内感染による敗血症だと反論する。一方、被験者たちを診察したコンラッドは治験薬が原因だと考えている。簡易検査では判別できず、治療法を間違えば被験者たちは助からない。ジェシーの治療法の決断を求められたニックはコンラッドの勘を信じた。
ベルの指示で、まずジェシーとジョンにコンラッドが考える治療を行った。最初に治験薬を投与されていたジョンは助からず、ジェシーも危険な状態に陥ってしまう。死者が出てもキシクは非を認めず、コンラッドを批判する。しかし、治療の効果が表れたジェシーは回復し、ほかの被験者も同様だった。原因は治験薬だったのだ。
治験の必要性を知っていてもコンラッドは納得できない。駆け付けたジョンの家族への説明はベルが引き受けた。ジェシーは「もう二度とこんな風に迷惑かけない」と、心配するニックに約束した。
欠陥品の存在
オースティンお気に入りのダイナーの主人アーニーが入院した。妻のジャニーンの話では、アーニーは半年前から視力や聴力が衰え、日に日に悪くなっている。夫の世話で疲れ切ったジャニーンを自宅へ帰らせたコンラッドたちは、検査を始めた。
アーニーの症状の原因は欠陥品の人工股関節だとわかる。手術中に死ぬ危険もあるが、手術しなければ余命は1年だと説明されたジャニーンは、オースティンとミーナが手術に立ち会うことを望んだ。手術中、アーニーは危険な状態に陥った。執刀しているヴォスはオースティンに助けを求めるが、オースティンはヴォスの助手を務めるミーナに任せた。オースティンの期待通り、ミーナは手術を仕切り、アーニーを救った。
いつになくご機嫌のオースティンは「褒美をやる」と言いながら、ミーナをアーニーの病室へ連れて行った。オースティンに促されたミーナは、意識の戻った夫に付き添うジャニーンに「ご主人は全快します」と知らせた。ジャニーンに抱きしめられたミーナを、オースティンは満足の笑顔で見守っている。ミーナの代わりはいないと悟ったオースティンは、弟子ではなく“パートナー”だと認めるが、ミーナは今後もオースティンとヴォスのふたりと組むと決めていた。
デヴォンの迷い
2週間後に結婚式を控えたデヴォンとプリヤに問題が起きる。プリヤが調査報道のメンバーに選ばれ、その勤務地はサンフランシスコだった。プリヤは「別居という手もある」と割り切っているが、デヴォンは戸惑った。
自分のことで忙しいプリヤは、デヴォンが開発しているヘルスモニターの試作品を身に着けず出かけてしまう。デヴォンのヘルスモニターの被験者第1号になってくれたのはジュリアンだった。開発の経緯を知っているジュリアンは、試作品の完成を祝福した。
アーニーの手術に立ち会ったジュリアンのモニターが異常値を示し、デヴォンは患者そっちのけで駆けつけた。自身も人工股関節を入れているジュリアンは不安を吐露し、デヴォンはジュリアンを支え、ふたりは自然にキスをした。ジュリアンの股関節はセラミック製だった。安堵したものの、ジュリアンは危険な人工股関節の存在にショックを受けている。「最善を尽くすしかない」と励ますデヴォンに、ジュリアンはキスはなかったことにしたいと話した。
アーヴィングが企画した独身サヨナラパーティーを中止し、デヴォンたちは病院スタッフの女子会に加わった。親密そうにダンスするデヴォンとジュリアンの様子を、コンラッドたちは心配そうに見ている。
おちゃのま感想
治験のその後・・・というか、責任者のキシクはどうなったのか気になる…。友人をこんな形で亡くしたジェシーが心配です。
想像とは違ってましたが、デヴォンとジュリアンが惹かれ合う展開になりました~。結婚式まで2週間ですってよー。プリヤが仕事を諦めることはないだろうし、おそらくこのまま結婚しても先は見えてる気がします。デヴォンはどういう決断をするでしょうか。
ジュリアンのこと、怪しい~と思ってたんですけどね~。ごめんね、ジュリアン。すっかり疑心暗鬼な気持ちで見てました。ハンターの件を引きずっているのは、ベルではなく視聴者のわたしかも。(-_-;)