Episode7 The Green Glow
宇宙船が盗まれた事実に愕然とするハリーは監視に気づく。そんな中、ハリーを尾行したイザベルが現れる。引き出しに睡眠薬を見つけたイザベルは、ハリーが淹れた睡眠薬入りコーヒーを飲まなかったのだ。
ハリーの任務
宇宙船の場所に現れたハリーを怪しむローガンとキャスパーは、夫婦喧嘩を始めたハリーとイザベルに困惑する。キャスパーは素性が分からないハリーを“とりあえず”殺そうとするが、ローガンが止めた。
ハリーに失望したイザベルはNYへ帰り、宇宙船も奪われ、仕事もないハリーは孤独に苛まれる。そんなハリーを慰めるアスタとダーシーは“ハッパ”を勧める。初めてのハイを体験するハリーはレストランの水槽にいるタコに叱咤激励され、マックスなら装置が探せると気づく。マックスには、ハリーにも見えない装置の“緑の光”が見えるのだ。
深夜、マックスの部屋に侵入したハリーは装置探しの協力を求めるが、ハリーが約束を守らなかったせいで転校が決まったマックスは拒否する。マックスの協力が必要なハリーは「誤診だった」と、苦渋の決断で息子の転校を決めたベンとケイトに説明する。「誰のせいでもない」と悪びれないハリーに憤る一方で、ケイトは息子を転校させようとした自分を責めてしまう。
危険な氷河
学校で手に入れた望遠鏡や無線受信機とマックスの協力で、ハリーは雪山に埋まる装置の場所を特定するが、そこは氷河だった。危険すぎると止めるマックスを振り切り、雪山へ向かったハリーはついに装置を発見する。
クレバスの割れ目に落ちた装置から核のような球体を取り出したハリーの前に、マックスからハリーが氷河へ行ったと聞き出したアスタとダーシーが現れる。ハリーがふたりを追い払おうする中、クレバスがひび割れ、3人は転落する。
一方、ハリーが球体を取り出したことで宇宙船が起動し、将官たちはエイリアンの居場所を特定する。宇宙船の形がエイリアンに航空宇宙技術を学んだと言われているキンバヤ文明の“飛行機”に似ていると気づいたローガンは、エイリアンの目的は人類滅亡という仮説を立てていた。UFO学者の説では、キンバヤ文明を滅ぼしたのはエイリアンなのだ。
薬剤師の正体
処方箋用紙窃盗とサム殺害を結びつけた保安官マイクはジェイを疑うが、アスタの情報からジミーを逮捕する。誰も殺してないと主張するジミーは、“薬剤師”が生徒に薬を売っていると知ったとたん顔色を変える。自分が処方箋用紙を盗んだと認めたジミーの話から、“薬剤師”の正体は学校の用務員リチャードだと判明する。
リチャードを逮捕したものの、リチャードに権利の告知をしようとしたリヴに不満を抱くマイクは「君の行動は無礼だった」と批判する。ついに堪忍袋の緒が切れたリヴは、保安官代理を辞めると宣言した。
おちゃのま感想
アスタとダーシーを巻き込んで、ハリー大ピンチ。クレバスに落ちてしまって、助けを呼べるんでしょうか。救助を期待できるとしたら、エイリアンの居場所を特定した将官たちか、ハリーが氷河に行ったと知ってるマックスか・・・。
さて、ドラマを賑やかにしてくれたイザベルはここで退場でしょうかね。思いの外、ハリーはイザベルを気に入ってたんですね〜。ハリーなりにではありますが、あんなにイザベルを引き止めるとは・・・。ちょっと驚きでした。ハリーのあの尊大な性格は、寂しさや不安の裏返しなのかもしれません。
今回のツボはタコと交信するハリー。あれはハイ状態のハリーが見た幻覚なのか、タコさんが本当にエイリアンなのか・・・。