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ブラックリスト 5 第2話「グレイソン・ブレイズ」【あらすじ感想】

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Source:NBC

 

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Episode2   Greyson Blaise(NO.37)

【ざっくりあらすじ】
情報が入らないという理由でレッドはリストの名前を渡さず、痺れを切らしたクーパーはレッドの住むモーテルへ足を運んだ。訪ねてきたクーパーを見るなり、レッドは『グレイソン・ブレイズ』の名を教えた。冒険好きで有名なブレイズは美術品愛好家の泥棒で、レッド曰く「裏社会で影響力を強めている男」だった。

 

 

 

 

レッドの計画

レッドはザグレブのオークションでブレイズの気を引き、約30年前に盗まれ所在不明のレンブラントの名画『ガリラヤの海の嵐』でブレイズをハメる作戦を立てていた。

 

 

“ブレイズ”の名にクーパーは満足したが、レッドの目的はブレイズとの商談だった。平然と協力を求めるレッドに、クーパーは「バカを言うな」と断るが、結局チームを同行させることにした。

 

 

久しぶりの華やかな場で高揚するレッドをリズがなだめつつ、予定通りオークションでブレイズの気を引くことに成功した。レッドは得意の話術でブレイズに商談を持ちかけたが、ブレイズは落ちぶれたレッドに興味を示さない。レッドは背を向けたブレイズに「レンブラントが好きなら連絡を」と声をかけ、思惑通りブレイズの気をひき、コモにあるという自分の別荘でのパーティーに招待した。

 

 

 

パーティー大作戦

レッドの指示に従い、レスラーとサマルが『ガリラヤの海の嵐』の確保に向かった。しかし、レッドが教えたアマリア・ハメットはすでに絵を手放していた。「手放すときは任せると約束していたのに」と口惜しがりつつレッドは次の策を考え、引退した贋作師のデールを煽りたて20時間で『ガリラヤの海の嵐』を描くと約束させた。

 

 

レッドとコモ湖畔の豪華な別荘に着いたリズは目を輝かせた。レッドは、厚かましくも別荘の主人にパーティーを開かせて欲しいと頼み、断られると「パーティーに参加するか、ワインセラーに監禁されるか」と選択肢を与えた。主人はパーティーに参加することを選んだ。

 

 

計画通りパーティーへ現れたブライズにレッドはのらりくらりと商談を進め、裏ではレスラーたちが慌ただしく絵を搬入した。

 

 

レッドは絵に関心するブライズに「新たなパートナーに私からの贈り物だ」と言い、『ガリラヤの海の嵐』を贈った。思わぬサプライズに気をよくし、『ガリラヤの海の嵐』を車に乗せたブレイズをレッドが知らせたイタリア警察が逮捕した。

 

 

贋作がバレ、ブレイズが釈放されるのは時間の問題で、レッドはブレイズの屋敷へ急いだ。帝国再建のためブレイズと手を組むことがレッドの目的だと思っていたリズは、レッドの真の狙いがブレイズの屋敷から帝国再建に必要なものを盗むことだったと知り、興奮気味に喜んだ。

 

 

レッドは弁護士を騙り、ブレイズの部下にブレイズが逮捕されたことを知らせた。早口でまくし立てるレッドにつられ、ブレイズの部下は動揺した。レッドはテキパキと指示を出し、目的の物を手に入れた。

 

 

 

レッドの手土産

散財したあげくブレイズをイタリア警察に逮捕させ、チームの存続を危うくしたレッドにクーパーは怒りの抗議をした。レッドはブレイズの屋敷から盗んだ犯罪を立証できるUSBとブレイズがNYで盗んだネックレスを渡し、イタリア警察が釈放したブレイズを逮捕できるとクーパーをなだめた。

 

 

レッドは、オークションでブレイスに競り負けた『1943年のリンカーンの1セント硬貨』を手に入れていた。レッドの隣で、リズはレッドの盗みを見逃した自分について考えた。

 

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トムの調査

トムはリズの元彼の医師ニックを頼り、スーツケースの骨を調べようと考えた。リズの死の偽装に協力しレッドに殺されかけたニックはきっぱり断ったが、トムは「キャプランが命がけでリズに遺した」と必死に説得した。

 

 

トムはキャプランから渡された電話番号からキャプランの腹心デニソンの部屋を突き止めた。人の気配を察したトムがクローゼットに隠れると、スーツケースを探すレッドとデンベが現れた。拷問してもデニソンは口を割らず、レッドは無情に銃弾を撃ち込んだ。レッドたちが去ると、デニソンは「オリアンダーを捜せ」とトムに伝え息を引き取った。

 

 

トムはディナーにレッドとデンベを招いた。リズはサプライズを喜ぶが、レッドは用事があると乾杯だけで帰ってしまった。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★★

『メンタリスト』リグズビー役のオーエン・イオマン(Owain Yeoman)さんがリストの人物ブレイズ役で出演してました。

“ウドの大木”と愛されたリグズビーもよかったけど、ワルな役柄もよかったです。リズが嫌うのもわかるわ~と思ってしまう嫌な感じの人でした。

 

今回のレッドの作戦を楽しむリズを見て、なぜかリズとサムの生活を想像しました。リズはサムとの暮らしについて語ることはないけど、レッドの詐欺を楽しむリズを見ていると、レッドから受けついたDNAというよりも、そこにサムの愛情が見えるようでした。

 

ところで、今回のレッドの作戦で『ガリラヤの海の嵐』は贋作であることが重要だったと思うんだけど・・・。どーなんでしょう。

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