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ニュー・アムステルダム 1 第9話「再会」【あらすじ感想】

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New Amsterdam

 

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Episode9 As Long as It Takes

【ざっくりあらすじ】
ERへ搬送されたサラは、27年前マックスの姉ルナの心臓を移植された患者だった。ルナがドナーになったことを知らなかったマックスは、ルナの心臓が動いていることが奇跡に思え、何としてもルナの心臓を救おうとする。

 

 

救うべき相手

検査の結果、レイノルズはサラには心臓移植が必要だと診断し、ヘレンも「ルナの心臓は寿命がきている」とマックスに話す。諦めきれないマックスの「僕の姉の心臓を救おう」と言う言葉を聞いたレイノルズは、「我々が救うのはサラだ」と指摘した。

 

 

医療ディレクターのマックスが診察に参加することに疑問を持ったサラは、マックスの名前を聞いてルナの弟だと気が付いた。移植から1週間後、サラはルナの葬儀でマックスと会っていた。ルナの葬儀には出なかったと記憶していたマックスは、サラの話を聞き、当時のことを思い出す。ルナが教えると約束していた遊びを教えてくれたのはサラだったのだ。

 

 

 

希望

サラは移植待機リストの1番に登録されたが、マックスとレイノルズは院内の脳死患者をドナーにする許可を担当医に求める。時間との闘いのサラの状態を理解しつつも、サラは移植に耐えられないと診断した医師は移植を認めなかった。マックスは「移植に耐えられると証明します」と食い下がり、医師は「3回連続で基準値を出すこと」と検査に条件をつけた。

 

 

1回のパスも難しいサラにとって3回連続はほぼ不可能な条件だ。諦めず検査を続けるマックスに、サラはルナに与えてもらった人生を悔いなく生きた思い出を語った。死を受け入れていたサラはついに3回連続でパスし、頑張ったルナの鼓動をマックスに聞かせた。

 

 

 

性同一性障害の患者

フロムは性同一性障害のシェイから乳房切除の相談を受ける。手術に反対している両親と面談したフロムは「手術は一般的なもの」と説明するが、両親が反対する理由はシェイがまだ14歳の子供だからだ。両親の気持ちを理解しつつも、フロムは患者であるシェイの気持ちを優先し、手術に向けての検査を受けてもいいと判断した。

 

 

SNSのフォロワーの寄付で手術費用を準備したシェイは今すぐ手術することを希望していた。フロムに「1年後には手術を受ける候補になれる」と説明されたシェイはSNSでフロムの悪口を投稿し、フロムの悪評は瞬く間に拡散された。

 

 

SNSでの騒ぎを知ったフロムは、「なぜ投稿したのわからない」と言い訳するシェイと向き合った。シェイが手術を急ぐ理由はフォロワーを失望させたくないからだと知ったフロムは、手術の方法や時期を決めるのは君自身だと諭した。

 

 

 

ローレンの問題

レイノルズに「最悪だ」と批判されたローレンはイーヴィーのオフィスまで足を運び、うかつにレイノルズとの関係を暴露したことを謝罪した。面倒は嫌だと言うイーヴィーは単刀直入に「レイノルズとは本当に終わっているの?」と質問し、ローレンは心配しなくても大丈夫と断言した。

 

 

問題を認めず、寝不足状態で働き続けるローレンは、間違った処方をしてしまう。すぐさま気付いたローレンが患者の元へ戻ると、ケイシーがカバーしていた。ローレンがADHDを隠していると知ってるケイシーはこれまでも自分がカバーしてきたと教え、治療を勧めた。

 

 

 

マックスの治験

治験を選択したマックスは、ジョージアを連れてヘレンから説明を聞く。マックスが希望する『精密標的療法』は、聖シモンのパンタキ医師の治験で、通常の化学療法より副作用が少ない。主治医のヘレンに「効果はないかもしれない」と指摘されても、化学療法に人生を奪われたくないマックスにとって唯一の希望だ。口論を始めたマックスとヘレンを止めたジョージアは、マックスの希望を再確認したうえで、本人の希望を支持すると決めた。

 

 

ヘレンはパンタキのオフィスを訪ね、パンタキ本人から研究の成果を聞く。断言できないが感触はいいと答えたパンタキは、試行錯誤しながらガンの治療薬に近づいていると説明した。その後、マックスが治験の候補者になったと知らせたパンタキはヘレンをデートに誘った。

 

 

移植を受けたサラに付き添う夫から、マックスは壺を贈られた。マックスがルナの弟だと知ったサラは夫に頼み、ルナの心臓のための骨壺を準備していたのだ。ジョージアとふたり、ルナの心臓を散骨したマックスは突然倒れた。

 

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おちゃのま感想

3.0

死を目前にしたサラの清々しさに胸を打たれたエピソードでした。が、個人的な好みとしては、患者であるサラを第一に考えるマックスを描いて欲しかったです。

 

ついでにマックスへの不満を打ち明けると、これまでマックスはがん患者さんにどう接していたの?という疑問を感じてます。マックスの場合、ほかに選択がなくての治験ではないので、自分が選ばない治療法を勧めていたのかしらん?と。このドラマのマックスは患者と接する機会は少ない設定ですが、医師としての経験上どうなんでしょうね?

 

愚痴ばっかになってしまいましたが、倒れたマックスは心配です。いよいよヘレン以外の同僚たちもマックスの病気を知ることになりそうです。

 

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