Episode10 Tribunal
【ざっくりあらすじ】
ヴェッセンラインと繋がったアッカー巡査の尋問をウーが任された。ロザリーとジュリエットは、トラブルの特定したヴェッセンラインのリストと結婚式の招待客リストから、モンローの行方を探していた。
『復讐の神よ 我に悪党を懲らしめさせたまえ』
ウー、チームグリムへの道
ヴェッセンの存在を知ったばかりのウーが、ヴォーガ(変身する姿)を受け止められるように、ニックはバドに協力を求めた。ウーにヴェセンの変身を見せるには、見た目も怖くない種族のアイスビーバーのバドが適任だ。ウーに説明しつつ変身を試みるバドだが、緊張しすぎて思うように変身できず、またしても不意に変身してしまう。人間の姿から突然魔物に変身したバドを見たウーは、驚いてはいたが仕組みを理解し受け止めた。
いよいよウーが部下であるアッカーに聴取を開始した。ウーはアッカーの説明の穴を細かく問い詰める。ウーに「おまえはヴェッセンラインだ」と指摘されたアッカーは、ヴェッセンに変身した。
アッカーは”バウアーシュヴァイン”だった。正体がバレてもアッカーはモンローの居所を吐こうとせず、弁護士を要求した。アッカーに助けを求められたレナードは、アッカーを投げ飛ばし監禁を命じた。
つかんだ手がかり
ロザリーとジュリエットは把握できていない結婚式の客のひとりがスザンヌという女性だとつきとめた。
スザンヌはロザリーに同情しつつ、ヴェッセンラインのリストを確認した。スザンヌ本人が知る人物はリストにいなかったが、スザンヌの弟がショー(ヴェッセンラインの一員で、前回仲間に殺された)と知り合いだとわかった。スザンヌの弟は、あのアッカー巡査だ。
署でスザンヌに事情を聴くが、スザンヌは弟がヴェッセンラインの一員だという事も知らなかった。ニックがグリムとしてスザンヌに対処するとレナードに宣告されたアッカーは、やっとモンローの居場所を白状した。
モンロー救出
ヴェッセンラインの掟は、彼らの法廷で裁く事が重要だった。
彼らはモンローの裁判を開始し、”証人”としてバドを誘拐していた。モンローとロザリーの結婚式に出席し、モンローとグリムのニックの関係についても良く知っているバドは、ヴェッセンラインたちにその事を認めろと迫られた。
ヴェッセンラインは「証言か死だ」とバドを脅迫するが、バドは脅しに屈しなかった。しかし、バドの証言など関係なくヴェッセンラインたちはモンローの処刑を決定した。
モンローを処刑する寸前、ニックたちが間に合った。逃走したヴェッセンはニックたちがそれぞれ手分けし追いかけ、始末した。アッカーや他の者たちは”カルト集団”として逮捕し、「カルトは崩壊したが警戒は必要」とレナードが発表した。
解決後のそれぞれ・・・
モンローとロザリーは、やっと新婚旅行へ行くことになり、今回はニックとハンクが空港まで付き添った。厳重な警備で空港へ送り、ニックたちは旅先まで一緒に行きそうな勢いだ。
ヘクセンビーストの力でヴェッセンを倒したジェリエットは、レナードに助けを求めた。
にっくきヴェッセンラインの裁判シーンは、死が迫る中ロザリーへの愛を語るモンローが感動的でした。バドも勇敢でカッコよかったです。
バドのとりとめもない独り言は、どんな悪党でも思わず耳を傾けてしまうみたい。今回も効果的な時間稼ぎができてました。これ、他の人(ヴェッセン)にはできないバド独自の技かな。もしかして、アイスビーバーの戦術だったりして・・・。
ウーもチームグリムの一員となり、猛勉強中。誰よりも熱心に学んでいるかも・・・。
さて。ヴェッセンライン問題が片付いたので、次はジュリエットの問題かな。 最初に相談したのがレナードというのは、のちのちニックが気にしそうな点ではあるけど、誰かに打ち明けてくれてよかったです。
ロザリーの話では、生まれつきでなくてもヘクセンビーストに変異する事はあるらしく、その力は絶大・・・との事。ヘクセンビーストの魔力を封じる事ができたとしても、人間に戻る事は難しそう。ニックが知ったら、ますます責任感じてしまうんだろうなぁ~。