BOENS シーズン12 第11話「宴の後」【あらすじ感想】

Episode11  The Day in the Life

【ざっくりあらすじ】
サローヤンとバジリの結婚パーティの翌日、酸にまみれた遺体が見つかった。昨夜、現場近くの刑務所から、ブレナンの父マックスとブースの友人アルドを殺したコバックとウォルデンという囚人が脱獄したことが判明した。

脱獄したサイコパス

結婚を期に6か月の休暇をとったサローヤンと新郎のバジリも呼び出され、遺体の身元の特定を急いだ。

酸で溶けた顔をアンジェラが複顔し、遺体はコバックと一緒に脱獄したウォルデンだと判明した。コバックが逃走中だとわかり、ブースは子供たちをFBIの自分のオフィスで保護した。

コバックの逮捕後離婚したという元妻ジャニーンの携帯に、今朝、非通知の番号から2度着信があったことがわかった。オーブリーは怯えた様子のジャニーンに安全を約束し、ジャニーンの携帯からコバックの追跡を開始した。

コバックは軍隊用の爆薬を使って逃げており、調べると軍の弾薬工場から1箱分の高融点爆薬が消えていた。脱獄に使われた量はわずかで、コバックが大量の爆薬を持っていることが判明した。

マックスからのメッセージ

サローヤンとバジリの結婚パーティで、霊能者のアバロンから「ブレナンに危険が迫っている」とマックスからのメッセージを聞いたブースは、コバックが脱獄したことで”予言”が気になり始めた。”偶然”な出来事がアバロンの予言の”前兆”に感じるブースは、サローヤンに届けて欲しいとミシェルから頼まれたバッグを持ってラボへ向かった。

ラボでは「なぜコバックはウォルデンと脱走したのか」という視点から、ブレナンがウォルデンの骨を調べていた。ブースはブレナンが信じないことは承知のうえでアバロンの予言を伝え、そばにいたいと訴えた。ブレナンはブースや予言を否定せず、不安に駆られたブースを抱きしめた。

狙われたラボ

ジャニーンの携帯へかかった電話を追跡したアンジェラが、コバックの携帯がアーリントン近くを走っている車の中だと突き止めた。逮捕に向かおうとしたブースは、ミシェルから預かったサローヤンのバッグからジェファソニアンのパスが消えていることを知った。ブースがIDの使用記録を確かめさせると、昨夜サローヤンのIDで何者かがラボへ侵入していることが判明した。

ブースはコバックが爆弾をラボへ仕込んだと判断し、避難を指示した。証拠を守ろうとするブレナンと、車いすのホッジンズと、ふたりを急がせていたブースとアンジェラが逃げ遅れ、封鎖されたラボへ閉じ込められてしまった。

サローヤンは4人に地下室へ避難しろと指示したが、ブースはラボの床下に仕込まれた爆弾の解除を試み、爆弾に詳しいホッジンズも留まった。その間、ブレナンは証拠のある部屋へ走った。

残り1秒で起爆を解除したが、爆弾は他にもとりつけられていた。ブレナンの名を呼ぶブースの声をかきけすように、ラボのあちこちで爆発が起きた。

ザックの裁判

ザックの裁判が始まった。
ザックは自己弁護を選び、相手の検事はキャロリンだった。

最終弁論が終わり、ブレナンは「アディ博士の人柄について話したい」と立ち上がった。ブレナンは、在職中ザックが50人以上の殺人犯逮捕に尽力し、入院したのちもその頭脳を使い友人を助けようとしたことを話した。ブレナンは、ザックのあやまちを認めたうえで「彼の社会復帰は世のためになる」と締めくくった。

判事はザックの終身刑の判決を覆し、あと13か月刑に服することを命じた。すぐに釈放されなかったが、ザックは喜んで受け入れた。

ブレナンは、自分の職務をこなしつつ、新たに見つかった証拠を”強力な証拠”と19回も強調したキャロリンに感謝した。検察側のキャロリンにホッジンズもザックも怒っていたが、キャロリンは自分にできる方法でザックの有罪判決を覆そうと努力したのだ。

オーブリーとジェシカ

オーブリーはLA行きの話をジェシカに切り出せず、周囲はヤキモキしつつふたりを見守っていた。

やっとの思いでオーブリーが「一緒にLAへ行ってほしい」とジェシカに伝えると、ジェシカの返事は「LAへは行けない」だった。DCを離れる決心がつかないジェシカは、オーブリーと前へ進む準備ができていないことに気が付いたのだ。

おちゃのま感想 ★★★★