Episode9 The Cowboy in the Contest
【ざっくりあらすじ】
カウボーイを思わせる男性の射殺体がジェファソニアンに運ばれた。被害者は会計士のスタンリー・ベルリッジで、死亡前”開拓時代ゲーム”という西部劇スタイルの射撃大会に参加していた事が判明した。
↓ネタバレを含みます↓
事件メモ
”開拓時代ゲーム”は、フラニーとルーク夫妻の所有する本格的な開拓時代を模した街で開催される射撃大会だ。その射撃大会にブースがひとりで潜入することになった。人手不足でラボを出られないブレナンは同行しない予定だったが、このところブースが”ジェットスキー”や”バイク”を欲しがるのは「刺激を求めているからだ」とアンジェラに指摘され、デイジーに後をまかせ自分も潜入することにした。
スタンリーの車にあった遺留品を調べていたアンジェラが、スタンリーの死後削除されたファイルを復元した。削除したのはスタンリーの上司だった。事情を聴かれた上司は、削除したのは自分のファイルで、スタンリーに調査を手伝ってもらっていたと説明した。上司が提出した資料から、スタンリーは”クレメンタイン建設”というダミー会社を調べていたことが判明した。クレメンタイン建設の顧客は”開拓時代ゲーム”のみで、そのためスタンリーの目を引いたのだ。
ブレナンを気に入った保安官(射撃大会の常連客)が、ブレナンにルークが描いた絵をプレゼントした。スタンリーのアゴから絵画制作に使うテレピン油が検出されており、ルークをスタンリー殺害容疑で逮捕した。クレメンタイン建設はルークが妻の財産を奪う目的で作ったとわかったが、ルークはスタンリーを殴っただけだと主張し弁護士を要求した。
ブレナンの指示で前頭葉の断面を詳細に調べていたデイジーはアンジェラに協力を求め、前頭骨に数千とあった微小骨折のパターンを発見した。スタンリーは5~6㎝の重い物体で2047回も殴られていたことがわかった。開拓時代の街で馬を見たブレナンは、犯人は馬を使いスタンリーを遺棄現場まで運んだと閃いた。前頭骨にあった微小骨折は馬のあぶみに何度も額をぶつけたからだ。フラニーの馬から血痕が見つかったが、足を怪我しているフラニーには犯行は無理だ。ブースは、フラニーの馬に自由に乗れると話していた常連客のローズが犯人だと気が付いた。
ローズが購入した牧場と馬が、クレメンタイン建設の口座から引き出された金額に近いものだと判明した。スタンリーはルークとローズの関係に気づき「フラニーに知らせる」とローズを脅し、購入した馬を手放したくないローズに殺されたのだった。ローズは「(馬のために)良い牧場を探して」と、殺害を認める発言をした。
次なるステップ
大家族を望むアンジェラは、そろそろ次の子供が欲しいと考えていた。そんなアンジェラに、ホッジンズは次の子供はまだ欲しくないと正直に話した。アンジェラとマイケルの三人で完璧な幸せを感じているホッジンズは、しばらくこのままでいたいと思っているのだった。
サローヤンはセバスチャンと交際を始めたが、まだ迷いが残っていた。そんなサローヤンにデイジーは「いつかはリスクを負わないと内にこもってしまいますよ」とアドバイスした。スィーツを亡くしたデイジーの言葉はサローヤンに響き、サローヤンは一歩前進することにした。
・・・ということで、ちょっと緩めな雰囲気のエピソードでした。
スィーツの事件を乗り越え成長したデイジーに、じーんとするものを感じますm(゚- ゚ )