『ニュー・アムステルダム』あらすじ感想始めました

ミセス・ウィルソン 第3話「夫の真実」【あらすじ感想】

この記事は約6分で読めます。

 

Mrs Wilson

 

 

スポンサーリンク

Episode3

【ざっくりあらすじ】
長男のゴードンにブレイクフィールドの所有権の返事を偽造したことを謝ったアリソンは、アレックの真実を全力で見つけると約束した。何年も前に病院職員の服を着た父を見たことのあるゴードンは、仕事も嘘だったのではと疑っていた。

 

 

 

アレックの仕事

アレックと情報部の職場で出会ったアリソンは『仕事については真実』と信じていたが、アレックの葬儀で「病院で一緒だった」と挨拶したバートはアレックの長年の同僚だと判明した。バートと会ったアリソンは、毎週“ボス”と呼ぶヘビースモーカーの年配の女性とアレックが会っていたと教えられた。“ヘビースモーカーの女性”は、アレックの管理者のコールマンのことだ。

 

 

再びコールマンを訪ねたアリソンは、アレックに給料が支払われなかった理由を問いただした。現在の生活があるのは、アリソンの母親の遺産のおかげだ。引き下がらないアリソンに、コールマンは「壮大な陰謀話をでっちあげ情報部を騙したアレックは1942年に解雇された」と教えた。コールマンによると、1942年のエジプトへの潜入任務も嘘だった。コールマンが毎週アレックと会っていた理由は、アレックが情報部の監視対象だからだ。アレックのペテンのスキルを危険と判断した情報部は、永久的に監視すると決めたのだ。

 

 

アリソンがアレックの任務を確認できるのは、アレックが財布に隠していた名刺だけだ。1944年に窃盗罪で逮捕されたアレックは、財布の中に任務の証拠が入っているとアリソンに教えていた。

 

 

 

1944年の逮捕

1944年。窃盗罪で逮捕されたアレックは「刑務所内にいるファシストの情報を探る任務」と説明したが、幼い子供ふたりを抱え、家賃も払えず、食料も買えないアリソンは刑務所のアレックに別れを告げ、カンバーランドの実家へ帰った。

 

 

穏やかな生活を送り始めた頃、刑務所を出たアレックが現れた。「新しい家を借りたし、給料も上がった」と言うアレックをアリソンの母は信じなかった。アリソンの母は「彼はペテン師」と娘を諭すが、アレックを信じたいアリソンは“任務の証拠”を見せると言うアレックとロンドンへ戻ったのだ。アレックが“任務の証拠”として見せたのは、コールマンと密会する姿だった。情報部でコールマンの下で働いていたアリソンは、それで納得したのだ。

 

 

 

名刺の相手

アレックの財布から見つかった名刺の電話はラホールでのアレックの管理者のカリムに繋がった。アレックの解雇を知ったアリソンに、カリムは解雇されたのは『真実を言ったせい』と持論を説明するが、実際の解雇理由は『翻訳の捏造』だ。夫を信じることができないアリソンの「結局、彼は何者なの?」という切実な疑問に、カリムが言えたことは「君にとって最高でありたいと願った男」だった。

 

 

カリムは、アレックの真実を証明できるのはソ連の人間だけと話していたが、1944年の窃盗罪で逮捕された際、アレックは「裁判所へ行けば有罪ではなかったと分かる」と訴えていた。裁判所の記録はアレックの言葉を裏付けた。やっと信じる道を見つけたアリソンは、コールマンに真実を突きつけた。しかし、「あなたの夫は病的な嘘つきなの」と断言したコールマンは20年の監視で答えはなかったと言い、好きなように信じなさいと話を終わらせた。

 

 

 

壊れた愛

嘘だらけだったアレックの人生の中に『尽くした国に潰された』という真実を見つけたアリソンは、ゴードンに「お父さんの嘘の理由は私たちを愛していたから」と知らせた。

 

 

しかし、アレックの愛を信じたアリソンの前に、「夫を捜している」と言うアレックの別の妻エリザベス・ウィルソンと8歳になる息子ダグラスが現れた。愛さえも嘘だったと思い知ったアリソンはアレックの思い出の品を燃やし、神に真実を求めた。

 

 

 

許しまでの時間

3年が経ち、残りの人生を神に尽くすと決断したアリソンは家族で暮らした家を売却した。ゴードンには長女デボラが生まれ、アリソンも穏やかな日々を取り戻した。しかし、まだ父親の秘密を息子たちに話せずにいる。

 

 

グラディスの息子デニスの言葉に励まされ、信頼する神父に背中を押され、アリソンはアレックが所有権にこだわったブレイクフィールドの館を訪ねた。かつて軍事病院として使われていたブレイクフィールドの館は、青年アレックが戦争で受けた心の傷を癒した場所だった。戦争の悪夢に苦しむアレックは、恐怖を消す方法としてこの場所で物語を書き始めたのだ。

 

 

アリソンは、息子たちを愛していたという事実とともにアレックの物語を綴った。いつか息子たちも父を許せる日が来ると信じるアリソンは、ふたりには素晴らしい血を分けた兄弟がいると知らせた。

 

 

 

その後

2005年にアリソンは他界し、2007年にアレックの子供たちが集まった。2018年に外務省は“機密”として、アレックの任務についての情報開示を拒否した。

 

スポンサーリンク

 

おちゃのま感想

5

長文お読みいただきありがとうございます。
内容が濃すぎて、まとめきれませんでした(涙)

 

アレックがどういう事情から秘密を抱え、嘘をついたのか、その理由はわからずじまいでした。実話なので何とも言えませんが、戦争で心を病んだ男性が妄想と現実を混同した…ということなのでしょうか。事実確認が可能な任務については、政府が情報開示を拒否したことで謎が膨らんだ気がします。現状では明かせない事情があるという事なのかな?

 

諜報部とアレックの関係の謎は別として、多くの女性と結婚した点はアレック本人の意思ですよね。任務から発展した関係だったドロシーだけがアレックの裏切りを見抜いた点を考えると、アレックは自分の妄想を信じる女性を選んでいたように思えます。しかも、待つタイプの女性。

 

特に4人目の妻の登場は、情報部がアレックの嘘を“危険”とみなした事を裏付けているように感じました。演出上のフィクションかもしれないけど、子供が自転車でアリソン宅に来た点を考えると、行き来できる都合の良い場所に別の家庭を持っていたということになりますよね。4人目の妻には“医師”だと説明していたので、不規則な勤務ということで納得させていたのかも。そして、尾行してコールマンの自宅をつきとめていたことから、アリソンもアレックを疑う何かがあったのかな?

 

アレックを許したアリソンの視点で語られているので、きれいにまとめられてますが、それぞれの妻や子供たちは想像もできない苦しい時間を過ごしたんだと思います。いずれ時がきて、アレックの任務の真実が明かされることを願います。せめてアレックの子供たちが生きている間に…。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました