シーズン2 全22話
【ざっくりあらすじ】
エミリーのもとに、エイダンという協力者が現れた。エイダンもアメリコンに恨みを持ち、タケダに復讐の手ほどきを受けたエミリーの仲間だった。ジャックは妊婦のアマンダを受け入れ、家族として迎え入れた。グレイソングローバル社のトップにはダニエルが立ち、ノーランの会社を買収する。コンラッドの次なる野望は政界進出だ。
↓ネタバレを含みます↓
【おちゃのま感想】★★★☆☆
ビクトリア(リディアもだけど)が乗った飛行機が爆破された・・・というとこで終わったシーズン1。(みんなの予想通り)ビクトリアは不自然ながら生存しており、すぐに日の当たる場所へカムバック!
いずれエミリーとジャックは結ばれるのだろうと勝手に想像してたのに、シーズン2はその甘い考えを打ち消すシーズンとなりました。エイダンの登場でエミリーの愛情面も複雑になり、ドラマの雰囲気も変わった印象。
そして(どーでもいいとは思うけれど)タケダ役の俳優さんが、チェンジ。真田さんからツルりとした頭のおじさまへ。アルコール依存症だと思っていたダニエルも酒をたしなむという、ゆるめの設定変更もありました。
変わりゆくジャック
わたしの思うシーズン2のメインテーマは、ジャックの変化。
復讐を止めてジャックに告白するつもりだったエミリーと、エミリーと幸せになるつもりだったジャック。ふたりを引き裂いたアマンダを恨めしく思ったりしましたが、今シーズンのアマンダは母になり家族を手に入れ愛すべき存在へ成長してました。そのアマンダをグレイソンの策略で亡くしたジャックが、復讐の道へ足を踏み入れてしまうという展開。
そして、ジャックに訪れる更なる悲劇はデクランの死。
エミリーの父を嵌めたように、ジャックをグレイソングローバル社のビル爆破テロ犯に仕立て上げようとしたアメリコンとコンラッド。ジャックはノーランの連絡が間に合いビルから脱出したのですが、偶然ビル内にいたデクランが犠牲に・・・。シャーロットがデクランの子供を妊娠したことがわかったとこで!・・・です。死を覚悟したデクランの大人びた表情が涙をさそいます。
復讐にかられるジャックは、アマンダの死ではまわりくどくコンラッド失脚を画策するのだけど、デクランを殺された事でコンラッドを殺す方向へと変わります。知事選祝賀パーティーに乗り込み(コンラッドは州知事に当選してしまうっっ)コランドを狙うジャックを止めたのはエミリー。エミリーはジャックを止める為、自分がアマンダだと真実を告白して・・・シーズン3へ。
まとめなこと
シーズン1で死んだと思っていたビクトリアは生きていたわけなのだけど、今回のアマンダとデクランには、そんなミラクルは起きそうもありません。ジャックの復讐心は燃え上がりドラマのストーリーとしては展開が広がったわけですが、メインのキャラが死亡するという形で番組を去ったのは非常に残念。
ノーランもCFOの彼女(コイツ怪しいなーと思っていた)に嵌められていた事が判明し、事もあろうかテロ犯にされて塀の中です。獄中のアマンダの父と面会していたノーランは大ピンチ。どうやってノーランの無実を証明するのか・・・はたまた脱獄させるのか。
そして、コンラッドの語りでアメリコンの実態が明かされました。
アメリコンはテロ組織ではなく、金儲けを企む投資家たちの集団だと判明。儲ける為にテロに見せかけ飛行機を爆破した組織でした。ダニエルは、コンラッドがビル爆破計画を事前に知っていたと知るのですが、今後どういう立場で両親と対峙するのか注目です。両親と戦う立場になって欲しいなーと期待したいです。ダニエルには正義があると思いたい。
エミリーはというと、グレイソンに近づく為またまたダニエルと婚約致しました。
エミリーの心の底にいる人はジャックなのだろうけど、真実を分かち合い現実的に愛せる相手はエイダンで、ダニエルは利用できる駒的存在だけど憎からず・・・。エイダン登場で複雑化した愛情面ですが、真実を知ったジャックがどうでるのか、エミリーを受け入れるのか・・・個人的にはココ期待しております。
シーズン3も、引き続きボチボチ楽しんでいく予定です。