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レジデント 2 第20話「偏見がもたらすもの」【あらすじ感想】

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The Resident

 

 

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Episode20 If Not Now, When?

【ざっくりあらすじ】
約束通り、コンラッドとニックはふたりの問題を話し合った。結婚を望むコンラッドと、現状で満足しているニックの気持ちは完全にすれ違っていた。前へ進みたくないというニックの気持ちを受け入れたコンラッドは、別れを告げた。

 

 

銃の被害者

出勤するため車に乗ったものの、コンラッドとの別れに動揺しているニックは運転できない。落ち着くため車を止めたニックの目の前で、追い越した車が銃弾を浴びた。必死に助けを求める男性のもとへ駆け付けたニックは、被弾した妻と息子をチャスティンへ搬送した。

 

 

予想できない事態に巻き込まれた家族は、息子ダニーの科学コンテストのためテネシーからアトランタを訪れていた。大腿骨を骨折したダニーは痛みを感じておらず、確認すると背中に銃創がある。ダニーを手術するヴォスは「もしミスしたら、あの子は一生歩けない」とプレッシャーを感じ、手が震えている。「母親の立場になってるからだ」と声をかけたベルは、医師として患者と向き合うことを思い出させた。ベルの言葉でいつもの冷静さを取り戻したヴォスの手術で、意識の戻ったダニーの足は無事動いた。心臓が撃たれた母親も、オースティンの「手術室に運ぶ間に死んでしまう」という的確な判断と処置で奇跡的に助かった。

 

 

 

無意識の差別

ERで診察したリアの帝王切開の手術に助手として参加したデヴォンは、ベテラン医師スチュワートの「アメリカへはいつ来たのか?」という唐突な質問に無意識の偏見を感じた。無事、女の子を出産したリアを病室へ送り届けたデヴォンはカテーテルからの出血が気になる。しかし、ほかの出産で忙しいスチュワートは確認もせず、手術後だからだと断言した。

 

 

リアの夫ウエイドは看護師のコルビーにリアの異変を知らせるが、ほかの患者たちの対応で忙しいコルビーは「休めば治る」と取り合わない。ウエイドはERのデヴォンを頼り、デヴォンは産科に確認した。リアを後回しにしたあげく忘れていたコルビーの「人手不足で忙しい」という言い訳に憤ったデヴォン自らリアの病室へ向かうと、リアのカテーテルはまだ出血を続けていた。

 

 

別の患者の帝王切開の準備をしているスチュワートはリアの異変を知らせるデヴォンの話を真剣に聞こうとしない。堪らずデヴォンは「そういう方なのですか?」と質問した。リアとウエイドはアフリカ系なのだ。人種差別を指摘されたスチュワートは「バカげた言いがかりだ」と反論するが、デヴォンが求めたCTの検査を指示した。

 

 

しかし、その後もリアは放置された。“大至急”とデヴォンに念押しされていたにもかかわらず、CT検査を待たされてもコルビーは気にせず、ERへ戻ったデヴォンに知らせることもしなかった。デヴォンが様子を見に来たときもCTはまだだった。デヴォンが「どういう基準でやってるんだ」と声を荒らげる中、助けを求めるウエイドの声が響く。悪寒で震えが止まらないリアを見たデヴォンはエコーで腹部を調べた。デヴォンに呼びつけられたスチュワートは、エコーの画面を見て顔色を変えた。リアの腹部は内出血で満たされていた。

 

 

すぐにリアの手術を始めたスチュワートだが手に負えず、オースティンを頼る。しかし、帝王切開で切れた血管を6時間も放置されたリアを助けることはできなかった。妻を亡くしたウエイドは泣き崩れ、オースティンとデヴォンが支えた。その傍らでミーナは嗚咽をこらえた。デヴォンに詰め寄られたスチュワートはリアを“後回し”にした理由を説明できなかった。

 

 

デヴォンは、ベルに「すべての妊婦を守る対策」を提案した。重く受け止めたベルは新しい標準治療を導入すると決断した。様々な偏見を防ぐために全スタッフに徹底させるというベルの決意に、理事たちも同意した。

 

 

 

ニックの決断

コンラッドは「ジェシーの腎臓は治らない」とニックに知らせた。一生透析が必要だと教えられたジェシーはショックを受ける。残された道は移植だが、リハビリ施設にいるジェシーが待機リストに登録できるのは6か月クリーンだと確定されてからだ。さらに依存症のジェシーが移植を受けられる可能性は低い。

 

 

ニックは、適合すれば自分がドナーになると決めた。ジェシーの依存症再発を懸念するコンラッドは「今度は父親が頑張る番かも」と勧めてみるが、ニックは誕生日カードすらくれない父がジェシーのドナーになってくれるとは思えなかった。

 

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おちゃのま感想

4.0

今回の妊婦さんのエピソードは実際にあった事件をモチーフにしたものでした。難しい問題をテーマに取り上げましたが、意外にもベルがCEOとして真摯にこの問題に取り組む姿に、希望を感じさせられました。

 

さて、コンラッドに別れを告げられたニックはかなり動揺してましたよね。ニックが同棲や結婚に踏み切れない理由は何なんでしょう?もう少し時間が必要なら、それこそ話し合うべきだと思うんですよ~。コンラッドはニックの本音をわかってるのかな?デヴォンもミーナも独り身になってしまったし、恋愛ネタはオースティンのミーナへの秘めた純愛だけになりました。

 

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