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Major Crimes~重大犯罪課 シーズン1の感想 | あらすじ感想

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【ざっくりあらすじ】
『クローザー』からそのまま引き継がれた形で始まった、スピンオフドラマ『Major Crimes~重大犯罪課』
新リーダーにはFIDから移動してきたレイダー警部が就任。ブレンダが去った後、自分がチームを率いる気満々だったプロペンザはこの人事を受け入れがたい様子。レイダーは時期尚早だったと愚痴りつつチームの指揮を取り始めます。

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(『クローザー』のネタバレもあり)

 

シャロン・レーダー警部の手法

レイダー警部の手法は、前チーフブレンダの型破りな手法とは正反対で、ルールに従い正しく犯人を追い詰めること。予算難のロス市警の方針に従い、逮捕した容疑者たちを裁判にかけることなく、司法取引で刑務所送りにすること。大きく違うのはこの点です。

型破りすぎて大問題を引き起こしたブレンダとは違いますっ。冷静で大人な雰囲気のシャロン・レイダー。

 

このチームの方向転換に、レイダーがチーフになったことでへそを曲げてたプロベンザはますます不機嫌に。他のメンバーたちにも不評なこの『司法取引』。しかし、レイダーの実力や人柄を徐々に認めるにつれ、この手法にも馴染み始める面々。裁判を省くことで浮く経費は、ロス市警にとって重要なこと。へそを曲げてたプロベンザもいつの間にかレイダーの下、もう一頑張りするようになりました。

司法取引をするとあって、検事も取り調べの段階から登場し参加します。ブレンダと違って、全般的に大人な対応ができるシャロンは検事とのトラブルも少なめ。安定感のある上司です。

 

 

証人 ラスティ・ベック少年

『クローザー』最終話で、ブレンダが追い続けていたフィリップ・ストローが連続殺人犯だと判明したわけですが、その目撃者となり命を狙われたラスティ・ベック少年。ラスティは、母親とその恋人に捨てられて路上生活を余儀なくされ、男娼として生計を立てていた少年です。

捨てられたけど母を慕い「母を捜してくれるなら証人になる」というブレンダとの約束を心の拠り所にしている少年。その言動とは裏腹に繊細で傷つきやすいラスティ。彼は里親の元を何度も逃げ出して、身元引受先である重犯課で預かることとなり、とりあえず自宅へ連れ帰ったシャロンがそのまま自宅で預かることになります。

シャロンは、子どもが巣立ちひとり暮らし。夫とはもう長きにわたり別居の身でした。(カトリックなので離婚はしないみたいです)児童保護局の審査にもパスし、シャロンとラスティのちぐはぐなふたり暮らしが始まります。

 

その後、ラスティの母は発見されましたが、ロスに帰るにはお金が必要と言い、交通費にしては多い額を要求してきます。何かとラスティのお守り役を押し付けられるバズが音頭をとり、重犯課のみんなで寄付をしラスティママを呼び戻すことにします。フリンとともに母の迎えに行くラスティでしたが、ラスティママは約束のバスには乗っておらず、またしてもラスティを捨て男性の元に去っていたのでした。

 

再度母親に捨てられたラスティは、きっぱりと母のことは諦めた様子で、シャロンとの生活を改めて始め、シャロンが勧めるカトリックの学校に通い、自分の人生を歩き始めます。出会った時は、シャロンに対し反抗的な態度をとっていたラスティも、広く快適な家で安全に生活できることに感謝している雰囲気に変わり、シャロンとの間には親子のような空気が生まれます。

 

 

ラスティの父 ダニエル・ダン

ラスティも新生活に馴染み始めた頃、ひょんなことからラスティの父親が判明してしまいます。ラスティ本人に伝えるかどうかはシャロン次第。ウソや隠し事を嫌うラスティに、真実を話す決心をするシャロン。

一緒に暮らすうちに本当の息子のように感じ始めていたシャロンは、ラスティの父親であるダンに好意が持てません。ダンは子持ちの金持ちの女性との結婚を控えている男性で、突然現れた息子ラスティに戸惑っている様子ではありますが、ラスティと彼なりに関わりを持とうとしてきます。

シャロンはじめ重犯課のみんなは、口出しはできないけどラスティと胡散臭い雰囲気もあるダンのことが気になり心配。ある日、婚約者にラスティを紹介したダンは、ラスティが婚約者のうっとうしい質問の応酬にキレてしまい自分の素性(路上生活をし男娼としてお金を稼いでたとか)を話してしまったことに激怒し、逃げ出したラスティに暴行を働きます。

 

顔が張れるまで殴りつけたダンを許すことができないシャロンと重犯課のメンバーたち。彼らは全員が証人となりダンにラスティの親権放棄にサインさせます。サインしなければ、児童虐待で逮捕するという脅しもありダンは不承不承サインに応じますが、ダンは婚約者の手前、ラスティを見捨てることができない立場にありました。去り際にラスティに憎しみを向けることを忘れなかったダン。

ラスティは母にも父にも捨てられた形になりましたが、サバサバとすっきりした表情でチームのみんなに感謝してました。

 

 

チームの新メンバーエイミー

チームの新メンバーには、野心家エイミー・サイクスが登場。
チーム全員に嫌われていると感じるシャロンは、自分におべっかを使うエイミーを迎え入れます。

エイミーは、元軍人でやる気満々の若手刑事。チームに入ったばかりの頃は、何かとじいさま刑事プロベンザとぎくしゃくしますが、そこは案外面倒見のよいプロベンザ。エイミーがシャロンの作戦に従い追跡した容疑者から暴行を受け入院するという事件で、エイミーの立場に立ち彼女を擁護します。

最初は、やる気が勝り過ぎて失敗も数々あったエイミーですが、この事件をきっかけにチームにも馴染み落ち着いた刑事へと成長していきます。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★★
わたしのこのドラマのツボは、シャロンとラスティの関係です。

ラスティには、やられてしまいましたー。涙をみせないと強がり、母親との生活は荒れたものだっただろうと想像できるのに几帳面なラスティ。ウソを嫌い、人を信じることを怖がってるふうなラスティ。随所にホロリとさせられます。

ラスティはシャロンのことを母親のように慕ってるとは認めないけど、母以上に自分を守りきちんとした生活をさせてくれることに感謝してます。素直じゃないラスティは表現できないけど、そこはかとなく態度に現れていました。

シャロンはダンが現れて動揺しちゃうし、もうラスティは単なる預かった子どもという存在じゃなくなってます。

重犯課のメンバーも、生意気ラスティにうんざりすることもありつつ彼に愛情を持ってるようです。お守り役のバズに至っては弟のような感じで、直接ちょっかいを出さないタオやフリオも遠巻きながらラスティを見守ってるし、このラスティがチームに存在することで『クローザー』では表現できなかったチームのメンバーたちの今までになかった一面が表現できて、より深みのあるドラマへ成長した感があります。

ある意味、自分中心だったブレンダとは違い、シャロンはチーム力ですかね。おじさんたちの見せ場も増えたように感じました。

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