Episode12 The Wild Hunt
【ざっくりあらすじ】
頭皮をはがされた警官の遺体が発見された。他にも同じように頭皮をはがされた遺体が2人見つかっており、被害者像から制服着用者を狙う連続殺人として捜査することになった。レナードは犯人を見つけても、応援が到着するまでは近づくなと署員に指示を出した。
『粗暴な狩人に備えて戸には錠をするわ』
メキシコから北上してきた連続殺人犯
さらに屈強なグリーンベレーの男性が殺害された。 そしてメキシコでの犯行も2件明らかになった。
犯人の車が発見された現場にニックたちが駆けつけると、ホテルから客に殴られたと男性が飛び出してきた。殴った男の客室は、悪臭がし頭皮をなめしたあとがあった。
ホテルから発見された毛包から、他に27人もの被害者がいたことが判明した。ニック&ハンクは犯人はヴェッセンだと確信し、トレーラーで調べることにする。ふたりが探しあてたヴェッセンは『ヴィルデスヘーア』というヴェッセンだ。ヴィルデスヘーアは命知らずな凶暴なヴェッセンで、はぎ取った頭皮を繋ぎ合わせコートを作ると記されていた。そうして作ったコートには倒した戦士の力が宿ると彼らは信じているという。
ハンクは戦士の最上位ならグリムではないかと口にする。 ハンクの心配通り、ヴィルデスヘーアの次の狙いはニックだった。
モンローとロザリー
モンローは高級レストランでの豪華ディナーの後、大事な時計を使ってロザリーにプロポーズをした。ロザリーの答えはもちろん「YES」。 ふたりは結婚式の計画を立て、ニックを見たヴェッセン仲間がどう思うかと楽しげに話し合っていた。
ロザリーから(モンローの)両親にもそろそろ会うべきだと言われたモンローは、婚約の報告を両親にした。モンローの両親は大喜びで、ロザリーに会う為ポートランドへやってくることになった。
モンローの両親は、ロザリーに会えて心から嬉しそうだったが、ロザリーとハグをしたとたん態度を一変しブルットバッドに変身した。ハグでロザリーが「フクスバウ」だと知った両親は、異なる種と結婚しようとするモンロー&ロザリーを非難した。
ロザリーはモンローが両親に何も話していなかった事に怒り、モンロー両親の古くさい考えにも怒り、家を飛び出してしまう。親子三人になったモンローは、ロザリーとの結婚を邪魔させないと宣言し、さらに両親を興奮させていた。そこに何も知らないニックがやってくる。流れでモンロー宅へ入ったニックは、怒れるモンロー両親に初めて会うことになった。モンローに対し、怒りが収まらないモンローパパは、ニックの前でついブルットバッドに変身してしまう。そしてニックがグリムだと当然気づいてしまった。モンローの両親は間髪入れずニックに襲い掛かかろうとした。
出産が迫る アダリンド
アダリンドは王家のヴィクトルに呼び出され、レジスタンスメンバーについて聞かれていた。
事前にセバスチャンから同席しているのがフェラートの総長ダニロフだと聞いていたアダリンドは、嘘をつかないように用心しつつ質問に答えた。
アダリンドを帰した後、ダニロフは、レナードがアダリンドの子供の父親の可能性もあると指摘した。ヴィクトルは、レナードの子供だとしたら事が台無しになると渋い表情を浮かべていた。
アダリンドは異常な腹部の痛みを感じ、ジプシーのステファニアに助けを求めた。 ステファニアの見立てでは出産は近く、アダリンドはまだ6か月なのにと驚いている。ステファニアはアダリンドを隠れ家に移す準備を始めた。
・・・が、モンロー両親の種を重んじる古い考えにロザリーは反発。
モンロー両親がロザリーを受け入れるまでには時間がかかりそう。
初対面のニックに襲い掛かろうとしてたし・・・。
当分いろいろともめそうなモンロー親子です。
グリムのニックを受け入れるより、フクスバウのロザリーを受け入れる方が簡単ということになるんでしょうか。
そして、人間の頭皮をはいで縫い合わせコートを作るという想像しただけでも気持ち悪い趣味?のヴェッセンがニックを狙っています。普通の人間のハンクの協力だけでは心もとなく思えるのですが・・・、モンローは忙しそうだし、大丈夫かな?ニック。