Episode13 Silence of the Slams
【ざっくりあらすじ】
顔のない男性の遺体が見つかった。犯人は神経毒使い、麻痺させた状態で生きたまま顔の皮を剥いでいた。神経毒を使う犯行に、ニックは以前関わったグリューエンフォルク(幻のヴェッセン)を思い出した。
仮面を与えれば
彼は素顔を見せるだろう
戦士のマスク
ニックとハンクはモンローたちに事件の相談をした。被害者の写真を見たモンローは、以前仕事で一緒になったパトリックだと驚いた。モンローの話ではパトリックは嫌な奴で、バラームというヴェッセンだった。
顔の皮を剥いだと聞いたロザリーは「シペ・トテックかも」と思いついた。シペ・トテックはアステカ戦士が崇めた神で、生け贄の皮で作った戦士のマスクで戦ったとさている。その習慣を受け継ぐサンテリアの司祭はヴィボラ・ドラダというヴェッセンだ。ヴィボラ・トラダの神経毒は相手をヴォーガ状態で麻痺させることができ、そのマスクをかぶればケアザイタ(人間)も顔だけヴェッセンになれるという。
マスクの代償
メキシカンレスラーの”マヨルドモ”ことジェームズ・バスケスが殺された。レスラーと聞いたニックはマスクを確認するが、バスケスのマスクは普通の皮のマスクだった。
バスケスは「無敵の設定の善玉レスラー」だったが、「負け役の設定の悪玉レスラー」のゴヨに負け、試合後ゴヨともめていたことがわかった。ゴヨが新マスクをつけ見違えたと聞いたニックたちは、ゴヨのマスクを作ったベニートの店へ向かった。
ベニートがゴヨに襲われているところに到着したニックとハンクは、ベニートからゴヨを引き離した。ゴヨはパトリックの顔で作ったバラームのマスクをかぶっており、マスクは体の一部になっていた。ベニートは「彼を救う唯一の方法は、厄難の儀式だけ」と言い、息を引き取った。
ニックはロザリーに助けを求めた。以前サンテリアの薬を商売に使おうと考えたロザリーは、サンテリアの司祭から儀式の方法を聞いていた。ロザリーとモンローがベニートの店へ駆けつけ、儀式の準備をした。暴れるゴヨを押さえつけ、沸騰した薬をかけたがマスクは外れない。手引書を見直したロザリーは、スペイン語のチャント(祈り)を唱えた。するとゴヨの顔からマスクが外れ、外れたマスクは人間の顔に変わった。
意識が戻ったゴヨは、ベニートやマヨルドモを殺したのはマスクだと訴えた。マスクを外してもゴヨはマスクの声から逃れることができず、正気を失ってしまった。
レナードの家族
ディクソン射殺時の映像を確認したイヴは、レイチェルの不審な動きに気が付いた。イヴはレナードを訪ね、ディクソンを支援した理由を聞いた。レナードとレイチェルが繋がっていると確信したイヴは、HWのデータベースでレイチェルがローウェンだと確認した。
レナードは鉤爪への加入を決めかねていた。計画のためにディクソンを殺したレイチェルを責めるが、レイチェルはディクソンは大義に殉じたと平然としている。
鉤爪への参加を促すレイチェルは、勝つには家族が必要だとレナードに話した。レナードの家族とは、娘のダイアナとその母親のアダリンドのことだ。レナードは「ダイアナを取り戻せる」と、アダリンドに知らせた。
チームグリムの秘密
モンローの傷を治したものは、ニックとモンローが持ち帰ったグリムの騎士の隠したものに間違いなかったが、それが箱そのものなのか、中に入っていた棒なのか、棒を包んでいた布なのかわからなかった。そして、その力がどんなものなのかもわからない。
ニックたちは祖先のグリムと同じように悪の手に渡ると恐ろしいことになると感じ、5人の秘密にすると誓いあった。
おちゃのま感想 ★★★
レナード周辺がうるさくなってきましたね~。
ダイアナはマイズナーが安全な場所へ連れて行ったんですよね?もし、鉤爪に奪われたとしたらマイズナーは取り戻そうとしてますよね~。鉤爪はダイアナのいる場所を見つけたってことでしょうかね?
ダイアナを取り戻せると聞いたアダリンドは、じっとしてられないですよね。以前のアダリンドなら、ケリーを連れてレナードのもとへ走りそうだけど、ニックに愛を告げた今はフクザツですね~。そもそもニックへの愛情は本物なのかな。どうなんだろう?
今回ふと思ったのだけど、グリムの騎士は7人だったので、ニックたちも今後7人グループになるのかなと。で、メンバーに入るのはトラブルとジュリエット(イヴ)かなと思うんです。それって最初のチームグリムのメンバーで、そうするとレナードとアダリンドは・・・(´・ω・`)