Episode16 The Believer
【ざっくりあらすじ】
移動伝道師ドワイト・エリエイザーの警護ルークが、撮影禁止の集会を携帯で録画していた男を追いかけたのち、頭を石に打ちつけ死亡した。仲間の警護たちが目撃した逃げた男の車から、撮影していたのは別の教会の信者ベンジャミン・マッカラだと判明した。
人は誰もが悪魔
我々こそが
この世を地獄にする
事件メモ
ドワイトは、実際に悪魔を自分に憑依させ信仰の力で打ち払うパフォーマンスをウリにした伝道師だった。ニックたち警察に事情を聴かれたドワイトは、警護団を雇っている理由は悪魔の姿を見て襲ってくる人がいるからで、実際に集会に参加すれば分かると話した。
逮捕されたマッカラを確認したドワイトの警護のマークは、マッカラはドワイトを破滅させようとしている一味の人間だと話した。ドワイトは、ドワイト自身が悪魔だと信じる人たちから狙われる存在だったのだ。
ルークが死んだと知らされたマッカラは、正当防衛を訴えた。”神の言葉教会”の信者であるマッカラは、ドワイトが悪魔憑きだと本気で信じている様子で、携帯で撮影したビデオが証拠だと話した。逮捕時1万2000ドル以上の金貨を持っていたマッカラは、金貨は”神の言葉教会”の預金用の金だと説明し、教会の主催者のジョーンへの返却を求めた。
ニックとハンクはモンローたちにマッカラが撮影したビデオを見せ、ドワイトがフュールス・ルビオンという種族だと知った。フューリス・ルビオンは悪魔っぽい見た目とは違い温和な種族で、モンロー曰く「暗黒時代のローマ教皇が寄付金集めに利用した」というヴェッセンだった。
ドワイトの集会を見学したニックとハンクは、グリムであることを打ち明けることにした。ニックがグリムだと知ったドワイトは驚きはしたが、ヴェッセンであることを苦悩する人を助けるために使っているだけだと説明した。確かに集会に参加していた人々はドワイトのショーで救いを得られた様子だった。
ウーが、ドワイトと神の言葉教会を主催するジョーンが以前は夫婦だったと突き止めた。離婚の原因はドワイトの浮気だったが、ジョーンは「悪魔がドワイトを操った」と話していたという。ジョーンがドワイトの憑依を信じるなら悪魔を殺そうとするはずだ。ニックとハンクはレナードに知らせ、マッカラを釈放し泳がせることにした。
釈放されたマッカラが真っ先に向かった先はドワイトの集会所だった。集会場のテントを確認すると、首を吊ったマークが見つかり、そばには金貨が落ちていた。
ニックたちは神の言葉教会へ急いだ。教会では、ジョーンや信者に捕らえられたドワイトが悪魔祓いの儀式にかけられ重傷を負っていた。ヴェッセンの姿で抵抗しているドワイトをニックたちが落ち着かせると、ドワイトは人間の姿に戻った。ヴェッセンから人間に変わる姿を目撃したジョーンは悪魔祓いが成功したと信じた。「悪魔を追い払った」と微笑みかけるジョーンに、ドワイトは「君が救った」と言い、息を引き取った。
ニックたちは、ドワイトを殺したジョーンや信者を誘拐と殺人の容疑で逮捕した。
魔女の帽子
魔女の帽子でレナードへ変身できると確認したイヴは、レナードと鉢合わせしないようにニックたちに協力を求めた。レナードに変身すると聞いたニックたちは驚くが、イヴはこれが最善の方法だと考えていた。
レナードの足止めをニックに頼んだイヴは、レナードになりレイチェルを呼び出した。目的は鉤爪の黒幕を聞き出すことだったが、イヴをレナードだと思っているレイチェルは会話よりベッドに誘うのだった。
布に書かれた文字の意味
モンローの友人クリーガー教授に、グリムの騎士の棒切れを包んでいた布の調査を依頼した。
クリーガーのおかげで布に書かれた文字がかろうじて読めるようになった。辞書を片手に調べると、布には「危険」という内容のことが書かれていると判明した。
おちゃのま感想 ★★★
ヴェッセン評議会はなくなってしまったので考えても仕方ないんですけど、ヴォーガを見世物にしてたドワイトは評議会で問題にならなかったんですかね~。それとも「害はない」と判断されてたんでしょうかね~(´・ω・`)
さて。
同時進行で、いろいろと話が進んでおります。
レナードに変身しレイチェルに接近したイヴ。
ニックにダイアナ捜索を頼んだアダリンド。
市長へまっしぐらのレナード。
ウーの異変。
グリムの騎士の宝物。
あまりにいろいろあるので、トラブルがどこかへ行ったままのことも忘れそうです(;’∀’)
今回はゲスト出演されてた俳優さんたちが賑やかでした!
ドワイトは『LOST』のイーサン
ジョーンは『デビアスなメイドたち』のオデッサ
マークは『Major Crimes』のノーラン
・・・でした~( ´∀`)b