Episode2
弁護士同伴で聴取に臨むローラを動揺させたいレントンは、わざとイアンの逮捕写真をローラに見せる。マクスウェルは頭ごなしにローラを犯人と決めつけるレントンに不満を抱くが、強引なレントンは留置所にローラを留め、精神的に追い詰める。
ローラとイアン
ローラの部屋で見つかったアンドリューの車のキーからイアンの指紋が検出された。マクスウェルがイアン逮捕に向かう一方で、レントンはローラを保釈する。マスコミが待ち構える出口にローラを案内したレントンは「これで監視の目が増えた」と威嚇し、さらにローラを追い詰めた。
義兄リアムに助けを求め、自宅へ戻ったローラは押しかけたマスコミからイアンが警察の聴取を受けていると教えられる。アンドリューのようにイアンも自分を騙していたのではと疑い始めたローラはハーモンにイアンの逮捕歴について調べてもらい、暴行の前科とアンドリューの車のキーにイアンの指紋がついていた件を知った。
自分の部屋にキーを置いたのはイアンではないかと疑うローラにイアンから電話が入る。アンドリュー殺害のほう助罪で逮捕されたイアンはレントンの揺さぶり作戦にも動じず、事件の日に宅配を受け取ったことを思い出し、アリバイを証明したのだ。
「話がしたい」と言うイアンに応じたものの、疑心暗鬼のローラは暴行の前科を隠したイアンを追及する。車いすの妹をからかったスレイターという男を病院送りにしたと説明したイアンは「服役したがアンドリューみたいに裏の顔はない」と訴えるが、ローラはイアンを信じられない。
さらに車のキーの指紋についても追及されたイアンは、携帯の充電器を借りようと思って引き出しの中にあったキーを触ったと説明し、「お互いが傷つく前に終わらせよう」と別れを告げた。
アンドリュー
3週間前。病院のロッカーに準備していた逃走資金やIDを届けてくれたオリーに息子ルークが自殺を図ったらしいと教えられたアンドリューは取り乱し、オリーの助けを借りて病院に入院しているルークのもとへ駆けつけた。
警察やスタッフに気づかれることなくルークの病室に侵入したアンドリューは、機械につながれた息子の姿に愕然とする。アンドリューがローラへの憎しみを再燃させる中、ルークを気に掛けるケイティが現れる。病室にあったメスを手にトイレに隠れたアンドリューは、ケイティをやり過ごした。
病院を出たアンドリューはローラの部屋へ向かう。止めるオリーを無視し、開いていた窓からローラの部屋に侵入したアンドリューは暗がりに身を潜める。メスを握りしめるアンドリューは帰宅したローラの様子をうかがうが、ローラは訪ねてきたケイティの同僚ウィニーと出かけてしまった。ウィニーもまたアンドリューの被害者だった。
ローラのペンダントを盗んだアンドリューをボートまで送り届けたオリーは、ローラを殺すつもりだったのか質問する。「俺は人殺しじゃない」と答えたアンドリューは、証拠を破壊すればこの状況を抜け出せるかもと思いつく。
「今のうちに逃げるんだ」とオリーに諭されたアンドリューが、友人のボート“ロマンチスト号”に戻ると、そこにはウィニーの夫カールが待ち構えていた。ボート小屋で働くカールは、ロマンチスト号から出てきたアンドリューの姿を目撃していたのだ。
現在。ローラ以外にも有力な容疑者がいるようだと報じるニュースを見たカールはウィニーに知らせることなく、自宅を抜け出す。深夜の沼地へ向かったカールは、ボート小屋と“ロマンチスト号”に火をつけた。
ケイティの問題
同僚に気づかれてもアルコールを断てないケイティは、酔ったまま酒の買い出しに行く。横断歩道を渡っていたベビーカーを押す女性を危うく轢きそうになったことで、やっと自分の問題と向き合ったケイティは別居中の夫リアムに助けを求め、一日を乗り切るために常に飲んでると打ち明ける。専門家を探そうと言うリアムの提案を断ったケイティは「ローラには言わないで」と頼んだ。
おちゃのま感想
まだ2話目なのですが、アンドリューを殺したのはカールってことなのでしょうか?
こうなると、ローラの部屋にあったアンドリューの車のキーの謎が気になります。レントンがローラを疑う根拠は、キーが見つかったからですよね。わかっている事実は、オリーが落としたキーを拾ったのはケイティということ。逃亡中のアンドリューが侵入できたくらいなので、ローラの部屋にキーを仕込むのは簡単だと思うけど、誰なんだろう?
アリバイもあり、容疑の晴れたイアンはローラに別れを告げました。ローラにとって、イアンは大切な存在だったはずなのに、残念なことになってしまいました。
ところで、突如登場したマクスウェルの息子は何か重要な役割があるんでしょうかね?アンドリューを逮捕できず、相棒ハーモンまで被害者になったマクスウェルはどういう心境でアンドリューの事件を捜査してるのかな。
ローラの弁護士アレン役は『フリーバッグ』でクレアを演じたシアン・クリフォードでした。まったくと言っていいほど見せ場がなかった…(涙)