Season2 全8話
【ざっくりあらすじ】
正式に離婚したフランシスとロバート。しかし、互いに前途は多難。仕事も住む家もないロバートはリフォーム中の転売用の家で寝泊まりし、リストラに応じ早期退職したフランシスはこれまで夫任せにしていた子供との距離を痛感する。
新たな人生のはじまり
娘のライラはロバートを慕い、あからさまにフランシスに反抗した。精神科医の友人ダラスは「離婚に関係なく、あの子はあなたが嫌い」と、娘の反抗期に悩むフランシスを慰めた。来なくていいと言われた学校の行事(家族の文化の夜)にフランシスが行くと、ライラの“家族の木”にはフランシスがいない。ライラは「写真がなかった」ととぼけ、責めるフランシスに「いつだって自己中心だね」と反抗した。母親が旧姓に戻したことを書類で知ったライラは傷ついていたのだ。
一方、ロバードは以前の同僚を頼り金融業界へ復帰しようとしたがうまくいかず、建築業者のもとで時給20ドルで働き始めた。その後知り合った不動産業者のジャッキーと手を組んだ仕事がうまくいき、ロバートは苦しい生活から抜け出した。恋人の関係になったロバートとジャッキーの仕事は順調で、ふたりは本格的に共同で仕事をすることに決めた。
フランシスもダイアンの紹介で知り合ったアンドリューと付き合うようになるが、フランシスは“カジュアル”な付き合いにこだわった。アンドリューが元妻の浮気が原因で離婚したと打ち明けられたフランシスは、自分も同じように浮気をしていたことを隠してしまう。
フランシスの失敗
アンドリューの伯母が遺した“シルヴィア・マクドナルド”と署名の入った絵に魅了されたフランシスは、無名の画家シルヴィアを見つけ出した。職場や深夜の自宅まで押しかけ、シルヴィアを口説き落としたフランシスは、自分の小さな画廊でシルヴィアの個展を開いた。結果は大盛況で、展示した絵は完売した。画家としての第一歩を踏み出したシルヴィアは、フランシスに相談もせず大手画廊のスキップと契約してしまう。そのスキップをシルヴィアの個展に招いたのはフランシスだった。
個展でスキップに誘われたフランシスはアンドリューがいると断ったが、心は揺れていた。フランシスは正直に別の男性に惹かれたことと、自分の浮気が原因で離婚したことをアンドリューに打ち明けた。アンドリューはフランシスのウソに怒り、フランシスのもとを去ってしまった。
思わぬ告白
仕事が順調なロバートはこれまで家計を支えてくれたフランシスに小切手を渡し、フランシスはその小切手を友人ダイアンに借りていた借金の返済に充てた。画廊の共同経営者として手腕を発揮していたつもりのダイアンはひどく傷つき、酒に手を出してしまう。
友人たちを招いたダイアンとニックのバーベキューパーティにロバートはジャッキーを連れてきた。ジャッキーとの結婚を決めたロバートはフランシスに打ち明けようとするが、一方的にキスした話だと思い込んでいるフランシスは聞こうとしない。自宅の水道管修理に駆けつけてくれたロバートにフランシスはキスをし、拒否されていた。
パーティに警察が現れ、ダイアンはケンカしたあとバーで酔いつぶれ当て逃げしたことをフランシスに打ち明けた。しかし、警察が逮捕したのは、ダイアンの夫ニックだった。引退したと妻に話していたニックは、実は1200万ドル横領したため身を潜めていたのだ。連行されるニックを茫然と見送るフランシスに、ロバートはジャッキーと結婚すると告げた。
夫が逮捕されたダイアンは働くことを考え始め、ダラスには元妻と同居する年下の恋人ができた。受け入れがたかったロバートとジャッキーの婚約を祝福したフランシスは、ふたりが計画した夏休みのイタリア旅行に子供たちを送り出した。
おちゃのま感想 ★★
このドラマは離婚までの物語をテーマにしているのかなと思っていたのですが、そうではなかった。シーズン2はフランシスとロバートの離婚成立から始まりました。
離婚後ロバートは(金も仕事もないせいか)精神的に落ち着き、シーズン1のころとは別人のようでした。ヒゲも剃ったし、新たな恋にも前向きでした。
一方フランシスのほうは、離婚しても家に夫がいないだけで心境の変化はなかったような・・・。新しい恋人に真剣になれず、何かあるとロバートを頼り、再び関係をもってしまったり。離婚を切り出したときのフランシスは愛人と一緒なるという打算もあったけど、ロバートにはうんざりしていたはずなのに。情とは複雑なものです。
ラストはロバートたちとイタリアへ旅立つ子供たちを見送り、ひとりになったフランシスが楽し気にトランポリンで跳ねてました。身も心も軽くなり・・・ってところで終わってもよさそうだけど、更新されてます。ロバートも婚約したことだし、次シーズンはフランシス中心の内容になっていくのでしょうか。それともあくまでフランシスとロバートの関係を軸に描くのかな?
本当に続くの?という疑心暗鬼な気持ちなのですが、フランシスのその後は見るつもりです。