Episode6~7
【ざっくりあらすじ】
『おだやかな話し合いでの離婚』をやめたフランシスとロバート。資金が底をついているはずのロバートだが【おもしろスペース】の計画は諦めていない。一方、ロバートの財政難を知ったフランシスは、憧れの職場への転職を諦めることになってしまう。
第6話「それぞれのクリスマス」(Christmas)
フランシスが子供たちと実家でクリスマスを過ごす予定だとロバートに伝えると、昨年は家族を置いて釣りに行ったロバートは家族と一緒に過ごしたいと訴えた。
離婚のことを両親に知らせていないフランシスはロバートを連れて実家へ行くことに抵抗を感じるが、必死なロバートを邪険にできず、結局親子4人で実家へ行くことになった。
両親に離婚を切り出せないフランシスは、不自然に張り切るロバートに何か思惑を感じてしまう。実家でのクリスマスパーティの席で、ロバートは突然スピーチを始めた。大勢のお客たちの前でロバートは「正直であること」を話し始め、焦ったフランシスは客人たちの前で離婚を発表してしまった。
ケーキも食べず客人たちは帰り、フランシスは両親に事情を話そうとした。そこにロバートも入ってきて、自分の浮気が原因だと嘘をついた。両親は納得した様子で、フランシスにやり直すことを勧めるのだった。
第7話「週末の予定」(Weekend Plans)
ロバートは、かつての精神的な浮気相手キャシーをランチに誘った。あわよくばキャシーとやり直すつもりのロバートだったが、キャシーのほうはロバートとのことは思い出したくもない過去だった。キャシーにフラら、いつも親しげに声をかけてくれるコーヒーショップの女性にもフラれたロバートは、見た目を変えるべきかもと思い立つ。
フランシスは、弁護士マックスからロバートが借金まみれだと知らされた。しかも、ロバートは自宅の抵当条件を変えて新たなローンを組んでいたのだ。すぐにでも離婚したいフランシスだが、今離婚するとフランシスが借金を背負うことになってしまう。怒りが収まらないフランシスは、ロバートが改築中の家に石を投げ入れてしまった。
ロバートの弁護士との面談を前にマックスが“小さい発作”を起こし体調を崩した。大丈夫だと言うマックスは、ロバートの名前も覚えらず、面談には別の依頼人の書類をもってきてしまった。マックスは時間稼ぎするための演技だと得意げにフランシスに説明したが、エレベーターのつもりで入った場所はまったく違う部屋だった。
ついに女性と寝たロバートは、フランシスにそのことを報告した。1度のことでも動揺してしまったロバートは、フランシスが浮気をしつつ日常の生活を送れたことが理解できなかった。
第8話「教会」(Church)
このところご機嫌な様子のロバートが気になるフランシス。人恋しくなったロバートは今まで疎遠だった教会へ通い、子供たちと過ごす時間も増えていた。息子がヘビのレポートでAプラスをもらったと聞いたロバートは、フランシスに断りもなくヘビを購入した。喜ぶ子供たちの手前、本音を言えないフランシスはヘビを家で飼うことになってしまった。
有名なサザビーズから人材派遣の依頼を受けたフランシスは、自分自身を売り込んだ。好感触を得たフランシスは、ご機嫌なロバートへの対抗心から転職が決まりそうだと話してしまった。
念願の職に就けるうえ収入も増えると喜んでいたフランシスは、離婚前の転職は夫に収入の半分を渡さなければならないと知った。ロバートに収入を奪われたくないフランシスは「6か月無給で働くかわりに、後からボーナスを支払ってほしい」とサザビーズに提案した。相手の態度から失敗したと悟ったフランシスは、自分から職を辞退した。
どうしてもフランシスの浮気相手のジュリアンが許せないロバートは、ジュリアンに銃を届けた。ジュリアンは困惑するが、ロバートにはジュリアンの反応など関係ない。満足そうなロバートは「君は許された」と、ジュリアンをハグした。
第9話「次なるパーティ」(Another Party)
子供の養育権についての話し合いの席。フランシス側は、まずロバートが買ったヘビをロバートの自宅で育てることを要求した。ロバートは、ヘビもふたりで一緒に育てる提案をするがフランシスは断固拒否した。家族を養うために働いているフランシスは子供の世話をロバートに任せており、フランシスの弁護士マックスは「普通は母親が有利なのに」とため息をついた。
マックスに「もう少し子供に構ったほうがいい」と言われたフランシスは、これまで参加したことのない学校の行事に参加することにした。ほかの父兄のようにフランシスも意見を出してみるが、良いアイデアだと思ったものは昨年使われたものだった。フランシスは子供の行事に参加してないだけでなく、そもそも興味がなかったのだ。帰り際、フランシスはロバートが寝ている相手のジャニスに声をかけた。まったく気にしてないと繰り返すフランシスは不自然で、ジャニスは呆れて聞くだけだった。
夫婦仲が修復されたダイアンとニックが「やりなおしのパーティ」を開き、フランシスは“大切な人”として子供たちを連れて参加した。修復したはずのダイアンたちだったが、やはりニックは傲慢にふるまい、ダイアンはお酒に手を伸ばしてしまうのだった。
フランシスはマックスをクビにしようと決めた。マックスのほうもフランシスの弁護を降りようと思っていたと言い、フランシス向きの弁護士を紹介した。新たな弁護士エレイン・キャンベルは、即離婚の申し立てを決めた。フランシスの離婚の申し立ては、娘のバスケの試合中にコーチをしているロバートに届けられた。
第10話「雪解けの後」(Detente)
下校途中、フランシスとロバートの娘ライラが事故に遭ってしまった。幸い軽症だったが、動揺したフランシスは駆けつけたロバートの手を握ってしまう。
ロバートの「おもしろパーク」に賛同する仲間も増えた。やっと不動産業者との契約までこぎつけたロバートだが、フランシスの新しい弁護士エレインはロバートの口座を凍結していた。
フランシスの念願のギャラリー『ハドソンリバー・コンテンポラリー』は、ニューヨークタイムズのハドソンバレーの欄で紹介され、オープニングセレモニーは大盛況だ。別れたジュリアンまで現れ、フランシスはそっけない態度でジュリアンをあしらった。ギャラリーを出たジュリアンは、通りの向こうからじっとこちらを見ているロバートに気が付いた。ジュリアンは走って逃げるが、ロバートが見ているのはフランシスだった。
ギャラリーを訪れたロバートは夢をかなえたフランシスを称え、ここ数年家族を支えてくれた感謝を伝えた。ずっと聞きたかった言葉を口にしたロバートに、フランシスはキスをした。
気をよくしたフランシスは、子供たちと今週末過ごす権利を譲って欲しいと頼んだ。娘の事故のこともあり、フランシスは子供たちとスキーを計画していた。ロバートも快諾し、フランシスは子供たちとスキーへ出発した。しかし、それはロバートの罠だった。ロバートは親権を求め、聴聞会の判事の許可を得ず子供たちを連れ出したフランシスは逮捕されてしまう。不意打ちを食らったフランシスはロバートに怒りの電話をかけるが、ロバートは無視を続けていた。
おちゃのま感想 ★★★★
このドラマは30分枠なんですが、見終わった感は1時間もののようです。
なにやら気合が入ってしまうのよ・・・(´・ω・`)
お互い離婚するという意見は一致してるのに、簡単に離婚できないフランシスとロバートですね~。
そもそもこのふたりはどういう夫婦だったんでしょうね。
フランシスは内にため込むタイプに見えるし、ロバートは直情型。相性が良いふたりとは思えないです。
第1話の冒頭で、フランシスがいろいろ言ってるロバートをスルーしてるシーンがとても印象的なのですが、あれはフランシスが身に着けた夫婦円満の秘策だったのかと、妙に納得しております。
そうはいっても、気持ちの中に「相手へ想い」を残しているのはフランシスのほうだったんですよね~。感謝の言葉ひとつでホロリとさせらるフランシスは、この先ロバートと戦えるんでしょうか。・・・と、気になりますが、ロバートへ怒りの電話をかけてるラストシーンのフランシスは怖かった(瞳に魔を感じましたわ)
シーズン2は、ますます泥沼化していくんでしょうね~。
泥沼な戦いが日常化するのかな~。
無関心だった子供たちも、ふたりの間で揺れそうです。