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ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド2 第6〜10話【あらすじ感想】

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TWD:World Beyond
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Episode6~10

この記事は第6〜10話までのあらすじを簡単にまとめたものです。詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。
第6話 何者?(Who Are You?)
第7話 血と嘘(Blood and Lies)
第8話 回帰(Returning Point)
第9話 死と死者(Death and the Dead)
第10話 最後の光(The Last Light)
【ざっくりあらすじ】
【終】ハックが母クーブリックのオフィスで手に入れた資料は、市民共同体軍(CRM)がオマハとキャンパスコロニーを化学兵器で壊滅させたことを示すものだった。真実を暴くため研究施設に残った一行はハックと手を組み、調査を始める。そんな中、施設には軍警官のストークス准尉ことジェイディスが現れる。

 

 

化学兵器の証拠

クーブリックの留守を預かるジェイディス(TWDで、ニーガンの聖域近くのゴミ山に住んでた人)は、6年前、“軍に価値あるもの”を渡して市民共同体に加わった人物だった。ハックの指導を受けた後、野心家のジェイディスは軍警官の道に進んだのだ。

ハックが入手した資料にある“V”のマークが、ライラがうっかり落とした資料にも書かれていたことを思い出したレオは、ライラがオマハ虐殺に関与していた可能性に気づく。レオの疑念は正しく、ライラが足繁く通う極秘ラボに侵入したフェリックスとハックが見つけたサンプルは化学兵器だった。

サンプルの紛失を知ったジェイディスは、レオを捕らえる。親しくなったホープを説得したライラはサンプルを取り戻し、レオを尋問しているジェイディスに届ける。レオたちが盗んだと報告しながらも、暗にレオをかばおうとするライラは自分自身を窮地に追い込んでしまう。クーブリックから「(ライラが携わっている)極秘プロジェクトは最優先事項」と聞いているジェイディスは、家族を脅しに使えるレオを残し、ライラを始末したのだ。

ライラを死人の餌食にすることで忠誠を示したハックに、ジェイディスはプロジェクトの内容を教える。他の共同体との同盟を望んでいない軍は、脅威となる共同体を排除しているのだ。

戦いの始まり

メイソンの父が任務を許可したとされるビール少将だと知ったホープは、ジェイディスが裏切り者を特定するため行った避難訓練を利用し、メイソンを人質にする。メイソンを交渉に使ったレオと、レオに説得された科学者たちは脱出し、施設に残ったフェリックスたちは化学兵器のガスを破壊するつもりだった。しかし、正義感の強いレオたちの行動を予測したジェイディスは、すでにガスをデニスが管理する処理施設へ移動させていた。

外にいたサイラスとエルトンが誘導した死人の大群が迫る中、研究施設から脱出しようとするフェリックスたちと、阻止するジェイディスはにらみ合いを続ける。死人が背後に迫り、逃げたメイソンを追ったパーシーが射殺され、ジェイディスの隣で成り行きを見ていたハックは兵士を撃ち殺し、一行を助ける。

ハックとデニス

ジェイディスが死人に囲まれたメイソンを助けている間に逃げ出したハックはデニスのもとへ行き、処理施設に積まれたコンテナの中に化学兵器のガスを見つける。

ガスを破壊する爆薬は徒歩で逃げていたアイリスたちが届けるが、問題はジェイディスの妨害行為で遠隔操作できないことだった。“別の起爆方法”を考えたハックの案で、デニスとサイラスが5キロほど離れた隠れ家へタイマーを探しに行くが、それは処理施設からふたりを遠ざけるためのハックのウソだった。

処理施設から立ち上る煙を見たデニスはハックの死を悟る。自ら犠牲になり大勢の命を救ったハックの死を悲しむデニスもまた、自分が犠牲になることでサイラスを助ける。デニスに説得されたサイラスは「軍がやってたことを僕が必ず伝える」と約束し、「裏切り者の俺を殺したことにすれば、お前は助かる」と言うデニスの指示に従った。

その後

ホープやレオたち研究者とインディラは安全そうな隠れ家で研究を続けることになり、アイリスとエルトンは集落の住人と共に軍が標的にしているポートランドへ向かう。市民共同体の政府や報道機関に軍の実態を曝露するというハックとデニス遺志を引き継いだサイラスは、ジェイディスの特別プロジェクトとしてCRMに入隊した。

今回の不祥事で責任を負う者が必要な軍は、娘を亡くし、軍に疑問を抱くようになったクーブリックを反逆罪で逮捕した。クーブリックを逮捕したのは、野心を抱くジェイディスだった。

 

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おちゃのま感想

3.0

 

シーズン2の後半5話は、映画版を見据えての内容でした。(※映画版は制作中止が発表されました)ゴミ山の主だったジェイディスがリックを連れてヘリに乗った後の経緯をざっくりと説明しながら、CRMの実態を描くことにフォーカスし、アイリス&ホープの物語がサイドストーリーのように感じる内容でした。そもそもワールドビヨンドはTWDUの中で外伝的な位置づけだと思うので、大きな意味では姉妹の物語はサイドストーリーなんですよね。

 

映画版の方で姿を見せてくれそうなのは、デニスのおかげで生き延びたサイラスでしょうかね。デニスとハックの遺志を継いだサイラスは、ある意味CRMに潜入したようなものなので、活躍する姿を見せてほしいものです。ジェイディスとも縁ができたし(因縁?)、期待したいな〜。

 

サプライズ的な登場かと思ってたジェイディスは、意外にも重要な役どころでした。いろんなことを語ってましたが、リックがどこで何をしているのかは教えてくれませんでしたね〜。リックを差し出したことでジェイディスがのし上がったのだとしたら、リックは重要人物になってる可能性大ですね。そうなると、リックが家族や仲間のもとへ戻らない理由が気になるところですが、それはまた別のおはなし・・・ですね。

 

ワールドビヨンドの感想に戻ると、物語の始まりだったアイリスとホープについては、何度も繰り返し語られたふたりの絆を感じることができずに終わった印象です。回を重ねるごとに、ふたりの間に距離を感じ、醸し出す雰囲気にリアルさがなかったです。そんなわけで、わたしの中ではこのドラマの主人公はハックでした。あんな状況の中でも、正義を貫き、未来を信じたハックとデニスには生き延びて欲しかったです。ホント、残念。

 

全20話を通して振り返ると、最初の5話さえ乗り切れば、その後の展開は面白かったかな。CRMに触れた内容も興味深かったし、映画に期待が膨らむ形で終わったと思います。観て損はなかったと思える作品で、よかった。なんと言っても全20話…そこは大きなポイントです。(~_~;)
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