Episode1~5
この記事は第1〜5話までのあらすじを簡単にまとめたものです。詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。
第1話 勇敢(Brave)
第2話 血みどろの炎(The Blaze of Gory)
第3話 虎と子羊(The Tyger and the Lamb)
第4話 逆さのテレスコープ(The Wrong End of a Telescope)
第5話 マッドマン、川を渡る(Madman Across the Water)
世界が変わって10年。ネブラスカにあるキャンパスコロニーで暮らすベネット姉妹の父レオが、“治療法の研究”という名目で、場所も実態も分からない市民共同体(CR)へ連れて行かれ、1年が経とうとしている。父のいないモニュメント・デーを迎える姉妹がナーバスになる中、祝典に出席するため市民共同体軍(CRM)のクーブリック中佐がコロニーを訪れる。
旅の始まり
生徒会長の姉アイリス(ベネット)がクーブリック中佐を礼儀正しく迎える一方で、率直な妹ホープは父を連れ去ったCRMのクーブリックに反発する。そんな中、父から身の危険を知らせるメッセージが届く。市民共同体の要請に応じたレオは、重大な規則違反だと知りつつも、離れて暮らす娘たちに極秘のメッセージを送っていたのだ。
困惑する姉妹は、父が保護者に指名した警備隊のフェリックスに相談する。レオからメッセージの件は秘密にするよう指示されているフェリックスは、護衛部隊を信じるしかないと姉妹を諭す。その護衛部隊のリーダーのウィルは、フェリックスの恋人だった。
市民共同体のことで言い争う姉妹をみかけたクーブリックは同盟のために力を尽くしている自分の娘の話を聞かせ、信頼の証として、姉妹の父がいるNYにある研究施設の暗号化された地図を渡す。
再度、父から「もうダメかもしれない」というメッセージが届き、支えてくれていたセラピストに「自分のために時間を使わないと後悔する」と助言されたアイリスは父を探す決心をする。フェリックスが言うように「祈って待つ」つもりだったホープはアイリスに説得され、外の世界を見たいと言うエルトンと、皆が思ってるような人間でいたくないと言うサイラスも姉妹の旅に加わった。
フェリックス
アイリスたちの脱走に気づいたフェリックスは、ホープを気にかけていたハックとふたりで一行を追跡する。市民共同体から娘たちへメッセージを送っていたレオや、レオといる恋人ウィルを守るため、密かにコロニーを出発するフェリックスが頼れる相手は信頼するハックだけだった。
子どもたちを追いかける途中、フェリックス自身も過去と向き合い、自分を拒絶した両親と決別する。ゲイだと明かしたフェリックスを家から追い出した父は、世界が変わった後も家に入れようとしなかったのだ。両親に捨てられたフェリックスにとって、アイリスたちの父レオは恩人だった。
過去のトラウマ
授業で習ったことを思い出しながら死人の世界を旅する4人は絆を深めながら、それぞれ抱えていたトラウマを克服してゆく。コロニーを出たアイリスは悪夢を見なくなり、自分自身を恐れていたサイラスはアイリスの傍らに居場所を見つける。
母の死に罪悪感を感じていたホープはアイリスに苦しみを打ち明ける。世界が変わった夜、父やアイリスとはぐれたホープと母は逃げ惑い、動揺している妊婦と鉢合わせた。動いたホープに驚いた妊婦は母を撃ち、妊婦が落とした銃を手にしたホープは暴発とはいえ妊婦を撃ち殺したのだ。
アイリスに「一緒に頑張ろう」と励まされたホープが前を向き始める中、ホープはエルトンが大切にしている母の写真に愕然とする。可能性はほとんどないと分かっていながらも、エルトンがどこかで生き抜いてると信じている母は、ホープが殺した妊婦だった。
未知の世界へ
死人の群れがいる場所で立ち往生しているアイリスたちに追いついたフェリックスは4人をキャンパスコロニーへ連れ帰るつもりだったが、そのコロニーは“脅威の制圧”という大義名分を掲げるCRMにより破壊されていた。
コロニーの現状を知らないフェリックスは軍が橋を爆破したミシシッピ川が引き返すチャンスだと考える。一方、過酷な体験が自分を“マシな人間”に変えたように、この冒険が子どもたちを強くすると感じるハックは、このままNYへ向かうべきかもと思うようになる。ミズーリ川で死にかけていたハックはオマハの警備隊に救出され、“ハック”という名で新たな人生を歩くようになったのだ。
そんな中、嵐と死人が迫り、フェリックスも川を渡る4人に協力する。難所だったミシシッピ川を超えたことで、フェリックスは4人を守りながら先へ進むと決める。フェリックスの決断を聞いたハックは「今は二手に分かれよう」と提案し、未知といえる土地の偵察へ出発する。
おちゃのま感想
なんとなく手が伸びなかった『TWD:ワールドビヨンド』。この記事を書いてる現在、TWD→FTWDと立て続けに視聴したので、この勢いに乗らなければ、もう観ないかもと思って、ようやく視聴開始です。
評価の低さや、子どもたちが主人公ということもあり、期待値が低かったせいもあるのか、第1話の内容にビックリ。予想外に面白いかも〜っと思ったのだけど、第2話目からの単調さにガッカリ(泣)
このドラマを観てる視聴者は、ほぼTWDを観てる人だと思うのだけど、そこを意識した作りじゃないのが残念。コロニー育ちの子どもたちが初めて塀の外へ出て、エンプティ(ウォーカー)と対峙するのに、緊迫感が伝わってこなかった〜。思うに、このドラマはサバイバルな面を描くのではなく、死人の世界で生きる子供たちの成長物語なのかな?
わたしのこのドラマへの興味は、CRMがどんな組織なのかという点のみなので、訳ありそうなクーブリックのサイドストーリーをもっとからめてほしいです。5話までの道程でまったく人間と遭遇してない点は、CRMが排除したってことでしょうか。ここからサバイバルになってゆくのかな?文句ばかりの感想で、ホントすみませんm(_ _;)m