Episode3 The Nightcomers
【ざっくりあらすじ】
ヴァネッサは「君を助けたいという」イーサンに、自分だけの秘密にしていた話を聞かせ始めた。ミーナを助ける手段と、自分が何者なのかを知りたかったヴァネッサは、「沼地の切り女」と呼ばれる魔女を訪ねた過去があった。それはヴァネッサが初めて出会った魔女だった。
”切り女”と呼ばれる魔女
「切り女」は遠い西部地方のバレンツリーの沼地に住んでいた。
魔女はヴァネッサが普通の女性とは違うと見抜き、ヴァネッサの能力を試した。魔女の背中にある焼き印を言い当てたヴァネッサを、魔女は「過去の自分を外に置き、本当の自分になって入るんだ」と言い家へ招き入れた。
ヴァネッサの話しを聞いた魔女は、悪魔に憑かれたと思うなら出ていけと冷たく突き放す。ヴァネッサは、魔女に置いてくれるよう懇願し、魔女はヴァネッサに裏返したカードから1枚を選ばせ、家に置くと決めた。ヴァネッサが選んだカードは”悪魔”だった。
魔女はヴァネッサの本質を”さそり”のようだと言い、いつしか”可愛いさそり”とヴァネッサを呼ぶようになった。魔女はヴァネッサにその術を教え始めた。
ふたりの魔女
魔女宅を従者を従えた魔女の妹が訪ねてきた。 魔女の妹はマダム・カーリーだった。 カーリーはヴァネッサをよこせと言うが魔女は応じない。
魔女の敷地には結界が張られ、カーリーたちは足を踏み入れることができなかった。カーリーは呪いの言葉で魔女を結界の外へおびき出そうとし、それをヴァネッサが阻止した。
カーリーは魔女に「永遠には守れない」と言い立ち去った。
その昔、魔女とカーリーは薬草で人を癒し、隠れて暮らす存在だったという。しかし、カーリーは仲間を連れて悪魔との道を進み、従わなかった魔女に”裏切者”の焼き印をつけたのだった。
暗躍したカーリーの勝利
カーリーは、地主のジェフリー卿を自分の意のままに操っていた。 ジェフリー卿が放牧しようとした家畜を殺し、魔女の仕業に思わせることに成功した。しかもジェフリー卿はひとりで森に居たヴァネッサを強姦しようとして、逆にヴァネッサに痛い目に遭わされ恨みを抱いていた。
ジェフリー卿は牧師を味方に付け、村人たちをたきつけ、魔女を火あぶりにすると決めた。
村人たちに囲まれ木につるされた魔女をヴァネッサは助ける事ができず、魔女は火の中で死んでいった。残されたヴァネッサの背中には、十字架の焼き印が刻まれた。
魔女の遺言
自分の死期を悟っていた魔女は、ヴァネッサに自分の本名(ジョーン・クレイトン)を教え、土地の契約をヴァネッサ名義に代えていた。
魔女は「神にも見放されたらこれを開くといい」と言い、ヴァネッサに「禁断の書」の本を教えていた。それはあらゆる文字と文言の中で最も呪われた「死者の詩」と呼ばれる本だった。
魔女は、その本を開いたのちは、二度と(神の)元には戻れないと忠告を添えていた。
「ルシファーは独りで堕落したのではない。やつらは最後までお前を追いかける。正しい道を行け」
ヴァネッサは魔女の言葉とカードを抱き、敷地に結界を張り村を後にした。
もう気持ち萎え萎え・・・(=ェ=`;)
ヴァネッサの師匠ともいえる魔女が登場。
この魔女の妹がマダム・カーリーだという事にヴァネッサは気づいてないみたい。
カーリーはヴァネッサに顔を見られないように気を付けていたので。
ここで1話まるっと魔女との出会いについて描かれたので、おそらく重要なエピソードだったのだと思います。
ヴァネッサはカーリー以上の魔力を持っていそうなんだけど(師匠ジョーン曰く)、この時点でカーリーの存在に気づいていれば・・・。
あのいわくありげな「悪魔の書」が、現在ヴァネッサたちが調べている「悪魔の言語」と関係してるんでしょうね。
でも、それを開くと元には戻れない・・・