Episode4 Evil Spirits in Heavenly Places
【ざっくりあらすじ】
ヴァネッサから魔女(切り女)の話を聞いたマルコム卿たちは、魔女との戦いに備え博物館から盗んだ遺物に書かれた文字の翻訳に取り掛かった。文字の言語は多岐にわたり、翻訳するだけでも大仕事になりそうだった。ライルは自分の考えだがと前置きし、これは「悪魔の回顧録」だと思うと話した。
アメリカから来たという女性
街へ出たイーサンは、自分が関わったかも知れない”船乗り宿の事件”が蝋人形館の展示物になる事を知った。
新聞では、地下鉄で惨殺された夫婦の事件(魔女が赤ちゃんを手に入れる為、殺した)を報じていた。
新聞を立ち読みしていたイーサンは、暴走する馬車に轢かれそうな女性に気が付いた。イーサンは迷わず道に飛び出し、女性の命を助けた。女性は魔女の手下ヘカテだった。
ヘカテはイーサンに近づくことに成功し、ふたりはカフェで自己紹介をし親しくなった。アメリカからロンドンへ来たと話すヘカテ。ヘカテの話しが嘘だと気づいたイーサンは、ヘカテを父が送った人間だと勘違いした。イーサンは怒り、立ち去った。
フランケンとリリー
フランケンは、ヴァネッサに女性の洋服選びに付き合って欲しいと頼んだ。
思いもしない内容の誘いをフランケンから受けたヴァネッサは、いたずらっぽい笑顔を見せ楽しそうだ。 フランケンは「いとこのリリーがロンドンに来るので、服の準備をしてやりたい」ともっともらしい説明をした。
フランケンはリリーのサイズを事細かに言い、緊張しているせいか饒舌になっている。そんなフランケンの一面を見たヴァネッサは、久しぶりに笑顔を見せ、リリーの洋服選びを楽しんでいた。
フランケンはリリーがロンドンに来たら会ってほしいと言い、ヴァネッサは笑顔で快諾した。 ヴァネッサの見立てたドレスを身に着けたリリーを見たフランケンは、その美しさに息を飲んだ。
魔女の襲撃
マルコム邸の夜。
マルコム卿は「マダムカーリーと交際している」と、ライルに打ち明けた。カーリーから脅迫を受けているライルは驚きを隠し、慎重にと短いアドバイスをした。
マルコム卿とライルはふたりで遺物の翻訳を続けている。わずかに読み解いた言葉から、マルコム卿はこの言葉は回顧録ではなく「ヴァネッサの未来を予告しているのではないか」と言う。ヴァネッサは悪魔が自分を追っているなんて認められないと声を荒げ、否定した。
カーリーから「(呪いに)必要な物を手に入れろ」と指示された魔女たちは、マルコム邸へ姿を消して侵入した。邪悪な空気に気づいたヴァネッサを襲う魔女。魔女はヴァネッサの髪の毛をひとつかみ抜き取った。
同じように壁に隠れていた魔女が、それぞれマルコム卿たちを襲っていた。ヴァネッサの髪を手に入れた魔女たちは、屋敷から去った。魔女のひとりは、昼間イーサンが会ったヘカテだった。
今回はフランケンのお買い物に付き合ったヴァネッサが、久々に穏やかで楽し気な表情を見せてました。ちょっと一息ついた感じです。
次回からは魔女との戦いも本格化しそうなので、またまた鬼気迫る顔になってしまうんだろうな~。
サイドストーリーで描かれる話(イーサン、クリーチャー、リリー、ドリアンなどのエピソード)が、今後悪魔がらみの本筋にからんでくるのか気になります。特にイーサンの起こした事件は警察も捜査しているし、今後どんな展開なるのか・・・。