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ナイトメア 2 第9話「宿命を裂く男」| あらすじ感想

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ナイトメア2_9

Episode9      And Hell Itself My Only Foe

【ざっくりあらすじ】

船乗り宿の惨殺事件を生き延びた男が、沼地の家に侵入した。男に襲われたイーサンとヴァネッサは、男を殺してしまう。男の顔の傷はイーサンがつけたと聞いたヴァネッサは、イーサンに「あなたは何者か」と問いかけた。イーサンが答えをためらっていると、フランケンがヴァネッサとイーサンを迎えに現れた。マルコム卿が魔女に捕らえられたと聞いたふたりは、フランケンとともにロンドンへ戻ることになった。

 

 

 

 

 

ロンドン マルコム邸

マルコム邸の前では警察が警備し、ラスク警部がイーサンたちを出迎えた。

ラスクはイーサンの本名やその出身まで調べ上げていた。イーサンを疑うラスクは執拗で「必ず証拠をつかむ」とイーサンに宣言し、屋敷から出るなとクギを刺した。

 

ライルは、ヴァネッサたちにこれまでの裏切りを告白した。 フランケンはライルが今でも魔女の手先の可能性があると疑うが、ヴァネッサは「誰にでも罪はある」と受け入れた。

 

ヴァネッサはすぐにでもマルコム卿を助けに行こうとするが、その夜は満月。イーサンは、夜は危険だとヴァネッサを止めた。ライルも「敵の力は夜になると増す」と言い、センベーヌも明日の昼間全員で行こうとヴァネッサを説得した。

 

 

 

ヴァネッサの強行

ヴァネッサは朝を待てず、ひとりカーリーの屋敷へ向かった。

ヴァネッサがひとりで向かったと知ったイーサンは、フランケン、ライル、センベーヌと警察に気づかれないように地下道を抜けて魔女の屋敷へ向かった。

 

センベーヌは「君は残れ」とイーサンを止めるが、イーサンはみんなの前で変身しても構わない覚悟で、他のみんなを自分から守ってくれとセンベーヌに頼んだ。

 

 

 

魔女の罠

屋敷へはイーサンとセンベーヌ、フランケンとライルの二手に分かれて侵入する事になった。

 

正面から屋敷に入ったフランケンとライルは、マルコムのうめき声を頼りにマルコムのいる部屋を見つけた。フランケンが部屋へ足を踏み入れると同時に扉が閉められ、鍵がかけられた。

 

ライルは廊下で魔女の手下に捕まった。 部屋の中に居るマルコムは家族の亡霊に苦しめられ、フランケンの姿も見えないようだ。マルコムを助けようとするフランケンにも異変が現れ、フランケンはクリーチャー始め自分の作った人造人間たちの幻覚に襲われ始めた。

 

イーサンとセンベーヌは、地下へ続く狭いらせん階段に閉じ込められた。ドアはふたりの力を合わせても開かず、狭い空間に月明りが差し込み始めた。逃げ場のない状況で、イーサンは変身する前に自殺しようと自分の頭に銃を突きつける。覚悟を決めたセンベーヌは自殺しようとするイーサンを止め、変身したイーサンに襲われてしまった。

 

ヴァネッサを迎えたカーリーは、マルコム卿は正気を失う寸前だと話した。そして、マルコムに会う前にまずは会ってもらう方がいると言い、ヴァネッサを人形の部屋へ連れて行った。不気味な人形の部屋で、ヴァネッサはカーリーの作った自分の人形と向き合った。人形は目を開き「人殺し」と、ヴァネッサに言葉を投げつけた。

 

 

 

捕われたクリーチャー

蝋人形館では新しい展示部屋の工事が続いていた。

ラヴィニア(蝋人形館の目の見えない娘)は、クリーチャーに「父が何をしようとしているのか気になる」と話し、新しく作られている部屋へ連れて行って欲しいと頼んだ。クリーチャーは断ろうとするが、ラヴィニアに懇願され新たな展示部屋へ入ってしまった。

 

新しい展示部屋には、動物を閉じ込める檻のようなものが並んでいる。クリーチャーはラヴィニアの求めに従い、檻の中に置かれている本を取ろうとした。クリーチャーが部屋の中に足を踏み入れ本を手にすると、後ろで檻の戸が閉められ鍵がかけられた。

 

ラヴィニアはクリーチャーを騙したのだ。自らの手でクリーチャーを檻に入れる事ができたと喜ぶラヴィニア。蝋人形館の主人は、蝋人形ではなく生身の見世物を始める為、まずクリーチャーを捕らえたのだった。

 

 

 

リリーとドリアン

ドリアンがリリーの正体に気づいたように、リリーもまたドリアンが人間ではないと気づいていた。

リリーはドリアンも自分と同じ不死の”何か”だと確信し、ドリアンに襲い掛かり耳を噛み切った。ドリアンは狂気のリリーを前に、どこか嬉し気な表情をしている。

血で汚れた服を着替えたドリアンは、リリーの望み通りリリーに付けられた傷を治癒した姿で現れた。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★☆☆
いよいよ魔女と直接対決!
・・・なんですが、ヴァネッサチームは不利すぎです。

マルコム、フランケンは幻覚に囚われの身だし、ライルは魔女に捕まってたし、センベーヌは・・・生きていたとしても重症だろうし。頼みのイーサンは、仮に閉じ込められている場所から脱出できたとしても、魔女たちにも脅威かも知れないけど、味方に対しても脅威な存在・・・だと思う。

ヴァネッサは、沼地の魔女の妹がカーリーだとどこで気づいたんでしょう?カーリーからその事を言われても、全く動じず切り返していたのだけど。

あの超不気味なヴァネッサ人形の役割がまだわからないだけに、ヴァネッサとカーリーがどう戦うのか想像できませんっ。

クリーチャーも大事になっちゃったし、
手を組んだ(と思う)ドリアンとリリーが何をしようとするのかもわかりません。

このサイドストーリーは、ヴァネッサたちとからんでこないのかな。 次回はシーズン最終話。 個人的には魔女との戦いを終了して欲しいです。

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