11月はアメリカ大統領選にちなみ、政界をテーマにしたドラマをピックアップしてみました。コロナ禍での選挙となった今回の大統領選はマスク着用が争点のひとつになったり、現職のトランプ大統領が予測不能の人物ということもあり、フィクションを超えるような出来事ばかり。そんなトランプ大統領にクビにされた元FBI長官ジェームズ・コミーの暴露本を基にした『ザ・コミー・ルール』が大統領選前にWOWOWにて放送されます。
今月のピックアップ
ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白
主人公のコミーは民主党のオバマ政権の下でFBI長官に任命された共和党員で、クビにしたトランプ大統領はコミーと同じ共和党。暴露内容は別として、ドラマファンとして注目しているのは、現職であるトランプ大統領を始め、実在する人物を演じる俳優陣。コミーを演じるのはジェフ・ダニエルズ(『ニュースルーム』『倒壊する巨塔』)、トランプ大統領を演じるのはブレンダン・グリーソン(『ミスター・メルセデス』)。他にもオバマ元大統領など、聞き覚えのある人物が登場するので、リアルな政治劇を堪能しようと思っています。(11月1日、前後編~WOWOWにて放送)
ザ・ホワイトハウス
ポリティカル・ドラマで真っ先に心に浮かぶのは『The West Wing』。これはジャンル問わずお勧めしたい作品のひとつです。アメリカでの放送は1999年~2006年で、9.11を扱ったスペシャルエピソードなども放送されました。
設定はジェド・バートレット大統領下の民主党政権で、見どころは製作総指揮&脚本のアーロン・ソーキンならではの会話で魅せる群像劇。ホワイトハウスで働くスタッフの頭の回転の速さに舌を巻き、いつしか彼らの世界に引き込まれる・・・そんな魅力ある内容です。ちなみに、大統領の娘ゾーイは『ハンドメイズ・テイル』のエリザベス・モスが演じており、その初々しさに感動しました。
Veep
こちらは副大統領のセリーナ・メイヤーを主人公にした風刺の効いたコメディドラマ。クセの強いスタッフに支えられ、大統領の椅子を狙う野心家セリーナのドタバタした日常を描く内容です。見どころは、何といっても主人公セリーナと側近たちの人間臭い立ち振る舞い。セリーナを演じるジュリア・ルイス=ドレイファスの年齢を感じさせないキュートさと親しみを感じる笑顔が、セリーナのアクの強い性格をうまく隠してるところも政治家らしく思え、笑顔の裏にあるしたたかさがツボにはまります。(Amazonプライムにて、シーズン6まで配信中)
配信などの情報は記事作成時のものです
おちゃのま便り
つれづれでも触れたのですが、9月下旬あたりにサーバーが落ち、このところたびたびメンテナンスが入ってます。サイトが表示されなかったら二度とアクセスしてもらえないだろうと涙してますが、こればかりは様子を見るしかできません。サーバーはメンテナンスに期待するとして、自分でできるブログのセキュリティ強化をしてみました。と言うと大げさですが、このところ謎のスパムが増えたのでブロックするプラグインを導入しました。
ところで、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、最近、好きなジャンルのはずの犯罪捜査ものの記事を書いておりません。プロフィールの自己紹介文を見直したほうがいいかもと思うほど、メディカルドラマがメイン…(;^ω^)
そんなわけで、WOWOWさんで11月スタートの『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』に注目してます。主人公マルコム・ブライトの“悪名高いシリアルキラーを父に持つ元FBIプロファイラー”という設定に興味津々です。マルコムを演じるのは『TWD』ジーザス役トム・ペイン。先行放送を見てみて、記事にするか決めるつもりです。先行放送は11月3日です。興味のある方は見てみてくださいね。